もちろんドープってどんなんかやったことないから知らんけど、それにしても今までの走りと全然違う。特に100キロを超えてからのパワーの持続力がものすごい。
今までは大概100キロを超えるあたりが僕のフィットネスの保つ範囲なんかなと思ってたんやけど、それは単にエネルギー不足なだけやったみたい。
先週の160キロライドでも大分違いは見えてきてたんやけど、昨日は160キロ過ぎても登りでダンシングで結構ハードに走れたし(今まではそんなことすると思い切りつってた)、フラットでもタレること無く回し続けられた。
この距離をこの強度で走れるようになったのは大変うれしい。まあ、まだしょっちゅう走りたい距離ではないけどね。
ちなみに、昨日は間一髪で大嵐に見舞われるところやったのを、ちょうど嵐の脇をかすめて、というか嵐の合間を縫って走っていたみたい。
まあここら辺は街を離れれば百キロ以上先の空まで見渡せる平地なんやけど、丁度折り返し地点のCrossfieldという小さな町をでて帰りの進行方向を見ると思いっきり嵐の雲が立ちこめてた。
その先にあるカルガリーの方を見ると、もう明らかに嵐の中。「あんなところに帰るの嫌やなー。どっかで時間潰せるかなー」なんて思ったんやけど、まあ既に130キロほど走ってるから少しでも早くに家に帰りたい。
それに、僕は丁度晴れ間の下を走ってたんやけど、後ろを見るとこれまた暗黒の雲が僕を追いかけてこちらに向かってきてるのが見えたので、それより早くには帰らんとアカン。
空にある雲がどんなスピードで進んでいるのかなんて普段あんまり考えたことないけど、この時ばかりは雲との睨めっこで、既に随分ヘタってる足に鞭を打って追いつかれないように頑張りました。さしずめペロトンに追いかけられているピンのbreak awayのライダーみたい。
結局は僕の努力も虚しくスピード的には雲に負けたみたいで、雲は薄ら僕の上空にまで来てたけど、メインの雲が少し針路を変えたので大雨にやられることはなかったのでラッキー。西の方は随分降ってる感じやったわ。
200キロも結構頑張って走って足が棒になってるかな、と思ったんやけど、これまた炭水化物を十分取り続けてたおかげか、家に着いてからも全然普通に動けた。
さすがに汚れたムスコカ号をちゃっちゃと洗車してあげた後は20分位家の前の公園を普通に走ってこれたし、途中で短い登りのリピートなんかもしたけど、問題無し。さすがに練習なのでそんなにスピードを上げては走ってないけど(そんなんするとダメージが大きいだけやし)、肉体機能的には通常通り働いてくれることが分かったので何より。
おまけに心と体に余裕があったのか、走った後はゆっくり時間をかけて料理して焼肉定食(まだ5時半やけど)。懲りずに南京の煮物までまた作ってもうた。
最近家では滅多に飲まないビールもこの日ばかりはご褒美。しかも、4月にビクトリアに行った時のお土産の地ビールでこんな奴。
サイクリスト魂。
まあ、こんな流れで昨日のライブに行ったんで気持ちよかったですよ。体はクタクタやったけどね。
良い一日でした。
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