といってもね、昨日書いたように酔っぱらって寝過ごして乗り損なったんとはちゃうねん。まあ、完全に酔いは残ってたけど、やっぱり旅先の緊張でか目覚ましより早くに目が覚めて、なんとか全ては予定通りやってん。ただ一点を除いて。
というのは、週末のバスのスケジュールをしっかり確認してなかった・・・通学路線のバスやからか始発のバスが8時40分通過やって。それを知らんと、のんきに8時過ぎにバス停に着いて待ってたんやけど、待てど待てどバスが来えへん。
来るときはスムーズに1時間以内で宿に着いたから、もし思った通りの(って勝手に思ってただけなんやけど)バスが来てたら丁度無駄無く空港に着いてた筈やってん。ある意味タクシーより時間が読めると思ったし。でも根本的にまず時刻表を見てなかったら話にならんわ。
バスに乗った時点で搭乗の1時間前やから、もう乗り損ないは確定。でもまあ、しょっちゅう飛んでるバンクーバーカルガリー線やから、すぐ後の便に乗れるやろうとその時は結構余裕で、ことの深刻さが分かってなかった。
で、空港について(乗り遅れるのは分かってたけど)気持ち小走りでチェックインカウンターに行って、列を仕切ってるおっさんに搭乗予定やった便を伝えると、「代替便の手続きに行きな」って軽く鼻であしらわれたわ。まあ、ここまでも織り込み済み。
で、暫し行列に並んで、カウンターのおばさんに事態を伝え代替便の手配をしてもらってると、何やら雲行きが怪しい。カチャカチャコンピューターを弄りながら、「次の便は満席ねー。」そんでしばらくして「その次も満席ねー。」
そんなことが何度か繰り返されて、結論は「確保出来るのは夜9時半の便だけねー。」
・・・
僕もさすがにこの時は漸くことの深刻さに気付き、酔いが一気に冷めた。ちょっと青ざめてたかも知れん。何せそのとき朝10時前。12時間近く空港で待つの?
どうしたもんかと考えていると、そのおばさんが「West Jetで空きがあるか聞いてみれば?もしダメなら私のカウンターに直接来てくれたら良いから、待ってるわ」って言ってくれて、ダメもとでもそうしてみることに。
でWest Jetのカウンターで聞いてみると、「11時半の便に空きがあるわよ。それが一番安くて315ドルよ。」・・・
315ドル・・・新しいクランクセット買えるやん。「時は金なり」とは言うけど、さすがに日曜日の僕の時間はそんなに高くはない。ビジネスしている訳じゃないし。と言う訳でWest Jet案は見事に却下されて、泣く泣く9時半まで待つ方を選ぶことにしてさっきのおばさんのカウンターで手続きをした。
手続きをしてくれている間「空港でマッサージとかないかな」とか冗談言ってると、最後に彼女が「日中のカルガリー行きの便にスタンバイ入れておいたから」って言ってくれて、えっ?今日みたいな日でもそんな手はあるん?
そのチャンスがあるんやったら始めっからWest Jetなんて考えへんかったのに。
一時はどうなるかとかなり焦ったけど、遅くとも今日中には家に帰れることになったので一先ず安心。後はスタンバイで乗れる可能性を信じてゆっくり本でも読んで待つことにした。
で、待つこと1時間ちょい、午後一時の便に空きが出たようでお呼びがかかった。夜まで待つ覚悟で一番大きなコーヒーを買ってたのに、意外とサラッと終ってくれた。
結局もともとの予定から3時間遅れるだけでカルガリーに向けて飛び立てることになって、少し変更手数料はかかったけど、不幸中の幸いとはこのことやろう。自分の不注意が引き起こしたボンミスやけど、エアカナダのスタッフは本当に良くしてくれはったわ。エアカナダちょっと見直した。
家には4時過ぎについた。昼をまともに食べていなかったので、速攻で作れる冷やしうどんで空腹を去なしたんやけど、そのあとは買い物やら掃除やら旅行の後片付けやら、せっかく頂いた時間をバタバタ有意義に使えた。
夕飯の準備の傍ら、在庫のなくなった作り置きカレーの下ごしらえもしてたから、夕飯を食べたのは8時を回ってた。夕飯は簡単にいつもの焼肉なんやけど、今日も贅沢に牛豚焼肉定食にした。
そんで、カレーなんやけど、今日はどこかで読んだ「タマネギは炒めれば炒めるほど美味くなる」というのを実践してみようと、細かく切ったタマネギを1時間近く炒めてみた。
これのお陰か知らんけど、今日出来たカレーはうまい。今からでも食べてみたいくらい。
ボテトサラダも作っておいたから、これで今週は忙しくても何か食べるもんがあるやろう。
かなり波乱の幕開けやった一日も、終ってみると程よいアドベンチャーである意味良い勉強になったわ。今こうしてゆっくりブログを書いたりなんか出来ているのもたまたまのラッキーやからね。もしかしたら今頃まだ機上の人やったかもしれんねんから、エアカナダのスタッフにはホントに感謝します。
というわけで、もうクタクタなので寝ます。おやすみなさい。
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