まあ、ええわ。
朝から30キロも走ってきてクタクタなはずなんやけど、今日は実はもっと大切な仕事が残ってた。
と言うのは、3年前にカルガリーに越してきたときに植えたまま(と言っても植えたのは僕じゃないんやけど)ずっと地中で越冬してきてたチューリップの球根を掘り起こしてあげること。
実はうちのチューリップはかなり日当りの良くない垣根の渕に植えていたので、球根の発育があまり良くないのか、今年は花が咲いたのは結局一本だけで、後は葉っぱのまま枯れてもうたんよ。
まあ、地中に植えっぱなしの球根が毎年花をつけるというのは実はあまり無いことらしく、花をつけない年の球根は球根を育てている時期らしい(インターネットで調べた)。そういう意味ではチューリップの自然な発育なんかも知れんけど、やっぱり来年は日当りの良い場所で芽を出させてあげようと植え替えることにした。
大家さんにお願いして前庭の植木の周りを拡張して花壇にして、今年の秋に今日掘り起こした球根を植えてあげることにした。(花壇にして、というのもまた一大プロジェクトなんやけど、それはまた後日・・・)
で、なめてた訳じゃないけど、これが半端じゃない位重労働やった。まず、もう枯れた葉っぱが小さくなっててどこに球根が植わっているかよく分からん。結局垣根の端から端までくまなく掘り起こさなアカンかった。
しかもたぶんトマ吉達に掘り起こされへんようにかなり深くに植えたんやろうね、初めは小さなスコップで作業を始めたけど全然アカン。結局ショベルで思い切り掘り起こしてやっとポツポツでてきた。
そんな感じでかなり憂鬱な気分で作業を始めたんやけど、コツをつかんでどんどん出てくるようになると面白なってきて、時間が経つのを忘れてた。幼稚園の頃いったお芋掘りを思い出した。
で、掘りながら球根というものが少し分かった気がする。球根って普通は薄皮に包まれている姿を姿を思い浮かべるけど、実はニンニクと同じで、中にちっさな粒が集まって出来てるんやね。それが分裂して増えていくんや。理科ではこんなことは教えてくれへんかったわ。
そういや、うちの母方の親戚でチューリップ栽培の農家をしている家があるんやけど、こんなことをしてはってんやな。今度帰ったときに少し話を聞いてみよう。
時間を忘れて(お腹は空き始めてたんやけど)掘り続けたらこんなにどっさり。
たぶんそこかしこに掘り残した球根もあるんやと思うけど、そんなんが来年目を出したら面白いね。
一つ一つ見ると、たまにこんなに立派な球根や
葉が出た後が残ってるのもあったわ。
さすがにもうクタクタになって家に入ったら丁度ごはんの炊ける時間。速攻で焼肉定食(お昼の残りの冷やしソバ付き)にした。
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