2014年8月5日火曜日

雀ちゃん救出

今日は夕方にトレーニング。随分涼しくなってきた。

もう8月に入ったので、少しインターバルの距離を伸ばしてスピード持久力強化。いつもの700メートルのコースを往復して1400メートルを4本(1分休憩)。しかもいつも苦しめられる2つの登りを折り返し後の後半にくるように、いつもと反対の端からスタート。

このコースでどれくらいのペースで走れるのか見当がつかなかったので、1本目はかなりゆっくり走り始めたつもりやけど、それでも帰ってくると6分4秒。おしなべて700メートルリピートとほぼ同じペースで走れてる。

あっという間に過ぎた1分だけの休憩の後2本目。またしても6分4秒。1本目よりは少しキツかったけど、ちょうど良い負荷がかかってる。なのでこれを目標ペースにして残り2本をクリア。3本目もこれまた見事に6分4秒。

さすがに4本目の終わりの方はかなりゼェーゼェーしてたけど、気持ちで走りきって6分3秒。随分メンタルがランナーモードに戻ってきた。ええ感じや。8月の終わりには6分を切ってリピートできるようになるかな。


ちなみに本題はここから。

そんな満足のセッションの後、クタクタになって家に帰ってきたんやけど、ふと前の庭の木に付けていた小鳥の巣箱2005Cを見ると、最近続いてた強風のせいでかひっくり返ってた。

今度また付け直さなアカンなーと思いながら近づいてみると、何と雀のひな鳥が巣箱の入り口からぶら下がってた。どないしたんやと思ってよく見ると、親鳥が巣材に入れてた綿のようなものにヒナの足の爪が引っかかって身動きが取られへんようになってるみたい。

死んでるんかと思ったけど、手を伸ばしてみるとバタバタもがいてやる。生きてるのならこのままほっておく訳にはいかんので、なんとか引っかかっていた爪を外してやって解放してあげることはできた。

ただ可哀想に、どれくらいの時間ぶら下がってたのか分からんけど、片足はもう壊死して動かんようになってた。しかもまだ飛ぶ練習が十分に出来ていないヒナやったのか、飛ぶことも出来ず芝生に落ちてバタバタしてやる。

残念ながら野生の親鳥はこんなに傷ついたヒナのもとには帰ってこないので(野生は厳しいね)、このまま巣箱に戻したとしても一人寂しく死んでしまうやろう。かといって先日のウサギちゃんの赤ちゃんみたいに茂みに隠したとしても、こんな傷ついた小鳥は一瞬でマグピーや野良猫の餌食になってしまう。

どないしたもんかと途方に暮れながら雀ちゃんを見てると、なんか悲しげな目をしてやって、何もせん訳にはいかん気がしてきた。
(多分この雀ちゃんにとっての今一番の恐怖はこの僕なんやろうけど・・・助けようとしてるんやで。)


で、以前興味があって訪れたことのあるカルガリー野鳥保護センターのウェブサイトで、こんな時どうすれば良いかというのを調べてみた。そしたら、カルガリーのいくつかの動物病院で傷ついた野鳥を受け入れているところがあるそうな。家の近くにもいくつかある。

「野鳩はダメ」って書いてあったので「雀はどう?」って電話で確認してみると「雀は良い」とのこと。そういえば昔傷ついた鳩も拾ったことがあったことを思い出した。

走ってクタクタなことも忘れて、急いで動物病院に行ってきた。
(24時間急患受付OKってすごいね)

箱に入れた雀ちゃんを持って受付に行くと、嫌な顔一つせず、簡単な書類を書いて手続き完了。「助けてくれて有り難う」てお礼まで言われて恐縮した。

一応この後どうなるのか聞いてみたら、この病院で処置できることがあればしてみて、そうでなければ安楽死となるか、野鳥保護センターに引き取りにきてもらうそうな。

何れにしても、野ざらしにされたまま他の野生動物の餌食になって怖い思いをして死んでしまうよりは良いやろう。もしかしたら、こういったことは結局は人間の、というか僕自身のエゴなんかも知れんけど、いつも庭に来て可愛い歌声と姿で楽しませてもらっているささやかなお礼です。

さらにクタクタになって帰ってきたら、なんと
近所の猫が家のチューリップ花壇をトイレにしてた ・・・雀ちゃん危機一髪やったやん。自然がいっぱいなのも大変や。

9時近くになってやっと夕飯。今日はほうれん草を練り込んだパスタでミートソーススパ。
どことなく草餅のような感じなんやけど美味かった。正直めちゃめちゃおなかが空いてたので何でも美味かったかも知れんけど。

ごちそうさまでした。

明日も頑張ろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿