2014年8月13日水曜日

造船所の社会見学

3日目はあいにくの曇り空。時々霧雨のようなものも降ってる。

晴れの日は当然素敵な景色やけど、こういう景色もたまには風情があって良い。

昨日一昨日としっかり時間を走ったので、今日は歩きメニューの日にすることにした。で、せっかくなのでスルースを誘って、リックの造船所まで歩いて社会見学に行くことにした。

昨日の夜リックに訪ねたら「いつ来てくれても良いよ」とのことだったので、軽い朝ご飯を食べた後10時過ぎに2人で歩き始めた。

1時間ほど歩くと、霧がかった造船所に到着。

偶然にも自分の名前の記されたドックを見つけて喜ぶスルース。

そして作業中のリックを見つけ、2人で即席の社会見学をさせてもらうことになりました。

 これは現在進行中の帆船プロジェクト。12〜13億円ほどする船で、30人ほどのスタッフがかかり切りでも完成まであと2年ほどかかるそう。大変な仕事です。

 船の側面に手の込んだ形の窓を作る作業。作業員じゃない僕たちを見てビックリしてた。こんなところに何しに来てん?って感じやろうね。リックの連れやと分かって笑ってくれたけど。

別の建家では古い帆船の改築作業中。さっきのと比べると随分小さく見えるけど、これでも20メートルほどある立派な船。

ブルックリンみたいな小さな村でこんな立派な船が造られているなんてちょっと想像できへんね。セイリングの盛んな地方ならではの特殊産業というんやろうか。

そして、こんなところで立派に働いているリックがとても格好良かった。工作好きやった僕がもしこの村で育っていたらきっとこの仕事を夢見てたやろうな。

一通り見学した後、リックが早い昼食に出かけるというので、一緒に万屋へ行きランチを食べてきました。

ランチの後リックと分かれ、僕たちは家に向かってまた歩き始めました。

で、せっかくなので、帰りに昨日入れなかった造船学校の売店兼お土産屋さんにも寄ってきました。
そこで見つけたのは、なんと日本製のノコギリ。他にも日本製の工作用具が色々ならんでた。やっぱり木工作業技術に関して日本は世界に誇るものを持っているんやろう。

スルースがモデルできているこの作業用のエプロンは、僕は自転車いじり用に欲しいなと思ったし、スルースも何をするためか知らんけどずっと買おうか迷ってた。結局は2人とも買わんかってんけど。

いろいろ素敵なお土産があったけど、結局僕は来年のカレンダー、彼は恋人へのプレゼントでTシャツを買ってきました。

スルースとはブレアを通じて古くから知っている仲やったけど、今日のこの散歩中に今まで以上にたくさん話をすることが出来て、お互いのことをもっと良く知り合えるようになったことは大きな収穫でした。

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