ラベル マラソントレーニング の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル マラソントレーニング の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年10月15日水曜日

そろそろ仕上げ

いよいよ大阪マラソンまで10日。そろそろ仕上げのタイミングです。という訳で、少し今の感じを記録として書いておこうと思う。

2週前から緩いテーパーとして走る距離と頻度をボチボチ落としてきているので、おしなべて体の疲れは随分抜けてきているみたい。それと同時に練習のペースはマラソンペースを意識したものが中心。

僕は大体数週間は同じメインメニューを繰り返すので、それによって体の状態の変化が良く分かる。それで見ても、同じ体感強度でもペースが上がっているし、高い体感強度での持続力も上がってる。つまりまあ、体の状態は着実にに上がってきているみたい。

問題は、それは3時間マラソンを目指せる程に良い状態なのかどうかということ。チャレンジでのアイアンマンマラソンを除いては、フレッシュマラソンを2度しか走ったことが無いので、比較の対象が少なすぎる。

一度目のミシサガでのマラソンは3時間10分を目指して走って3時間8分。この頃はトライアスロンクラブで一緒に練習していた仲間がいたので、モチベーションは随分高かったと思う。しかも走るだけじゃなくて、スイムもバイクも練習していたので全身の持久力と追い込み続ける気持ちの力は今より高かったかも知れん。

二度目のボストンでは生意気にも3時間マラソンを目指すも、マイナス15度に慣れた体はプラス15度に見事にやられてしまい3時間5分。でもまあ、よくこれでフィニッシュ出来たなと思うくらいキツいレースやった。特に30キロを過ぎてからは4分半ちょっとのペースに落ちてた区間がとびとびに4キロ程あった。総じて4分22秒のペースで走って3時間5分。しかも平均心拍数が171。かなりぶん回して走ってたみたい。

今の練習の感じでは3時間5分を目指して走ることは問題なさそう。長めのペース走でキロ4分20秒のペースで走っている時は気持ちよく飛ばしている良い感じ。心拍数も160くらいにコントロール出来てるし、足にも余裕がある。

ただこれが20分テンポランなどで少し上げて4分5秒から4分10秒ベースになると急に体感負荷が上がってくる。心拍数も170近くに上がってる。3時間マラソンはこのちょうど間。しかも42.2キロ。肉体的により精神的にギリギリの感じやね。

後10日の調整で体がどのように反応してくれるのか?明後日少し長めのタイムトライアルをして、その後の来週の走りで最終的な決断をしようと思います。また改めて報告します。

今はこんな感じです。

そうそう、先ほど実家の母からの連絡で、何やら僕がチャリティーランナーの中からゴール後のインタビューを受ける人に選ばれたみたいです。大変光栄なことです。これも皆さんの応援と寄付のお陰です。改めて、有り難うございました。

2014年9月27日土曜日

大阪30K

昨夜は母さんを連れて、10年ぶりくらいに大阪フィルハーモニーの定期演奏会に行ってきました。しかも、指揮は
僕の大好きな大植英次さん。帰国中にタイミングよく彼の指揮する大フィルを見られるなんてめちゃめちゃラッキー。たまには脳みそに文化的な刺激を与えてあげるのも大事やと思う。

そんで、今日は日本で初めてのランニングイベント、大阪30Kで走ってきました。目標レースのちょうど一月前やし、30キロというのもシミュレーションとしてはちょうど良い距離。なので、本番でどれくらいのペースで走れるかの目安にするつもりやってんけど、大誤算・・・

朝9時半スタートに会わせて淀川沿いの会場に着いたんやけど、
見事に晴れ渡った青空。暑い!!既に20度超えてる。

ここ数週間は日本で走っているとは言え、そんで元々は大阪育ちとは言え、今の僕にはこの暑さはちょっと厳しい。なんせ3年前のボストンマラソンで+15度という、通常で言えば快適な気温にも関わらず暑くてバテてしまったくらい、カルガリーでスポイルされてしまってる僕やから。

というわけで、レース前のアップで思ったより足は軽かったものの、どこまで目標マラソンペースで走れるかは全く未知数でのスタート。

で、結果はハーフ(21キロ)も保たんかった・・・

初めの5キロは集団の混雑でペースは安定してなかったけど、スプリットは大体目標通り。いつもの練習通りの体感負荷で走れてた。で、次の5キロはまあ想定内のタイムで走ったのは走ったんやけど、既に暑さがじわじわ効いてきて、体感負荷はかなり増してた。この区間は追い風の筈やのに・・・

で、次の5キロは最悪。暑い暑いとボヤキながら走って、しかも途中から向かい風になってからはスピードも出えへんは暑いわで、どんどん気持ちが滅入ってきてた。15キロでちょうど周回コース1周やから、そこでリタイアしよかと本気で考えてた。

後から聞いた話では、この頃には既に気温は30度近くまで上がっていたそうな。

ただまあ、今日はトレーニングとして割り切って、20キロまではキチンと走りきろうと自分に言い聞かせて、次の5キロは気持ちペースを上げて走ってみた。でも給水所では歩いてコップの水を頭からかぶってクーリング。チャレンジでのマラソンを思い出した。

20キロ走った後はもうこれ以上は無理はせんとこうと、しばらく歩いた。本番まで後4週間しか無いのに、ここで力を使い果たして疲労をためても本末転倒やからね。急がば回れ。

で、4キロほどジョグを交えながら歩いてリカバリーした後は、ペースを上げて仕上げ。給水所では歩いて水を浴びて頭を冷やしたけど、それ以外はマラソンペースかそれよりちょっとだけ遅いくらい。最後に少し右足のクアッドがプルプルしてたけど、リズムよく足も出てたし、加速もスムーズやったので良しとしよう。

それにまあ、暑くてキツかったのは僕だけではなかったようで、僕が歩いている間に颯爽と抜いていった多くの人が最後の5キロでバテテ沢山歩いてはった。やっぱりみんなキツかってんやろう。


正直思い描いていた走りとは全く違う結果になったけど、レースペースを交えたロングトレーニングとしては有意義やったやろう。ただはっきり分かったのは、レース本番がこんな気温なら、サブスリーはスッキリ諦めて走らないとアカンやろうということ。雨降ってくれへんかなーって本気で思う・・・

レースの後は梅田に寄ってぶらぶらして、
(阪急側から初めて見たけど、大阪駅がエラいことになってた)

その後はリカバリーを兼ねて御堂筋を難波まで散歩。途中そこら中に
大阪マラソンのキャンペーンが。マジで楽しみになってきた。

心斎橋(アメリカ村)を通って、さらに南下して難波に着いたんやけど、そこに居たのは完全に観光客気分になってるお上りさんの僕やった。20年前は自分たちの庭感覚で遊んでたこの街やけど、もう完全にアカンわ。見るもの見る人全部が面白い。昔はそんな感覚では見てなかったなー。

なんかグリコがエラいことになってるし・・・

よく走ってよく歩いて、クタクタになった一日でした。

マラソン本番まで後一ヶ月。僕も気合いを入れて走ります。

2014年9月6日土曜日

Dino Dash!

今日はDino Dash! 

見事な秋晴れで運動会日和。踊るバルーンも会場を盛り上げてた?

結果は前日掲げた二つの目標の内、一つ目は半分達成。でも二つ目の40分切りはならず。というか42分も切られへんかった。チップタイムでは42分12秒でフィニッシュ。

ゴールタイム自体は目標に全然届かんかったんやけど、それでも今日のレースは10キロ部門で出て良かった。10キロの中に色々ドラマ?があった。

第一の目標やった、前半飛ばしすぎず後半に勝負というやつやけど、5キロ過ぎまではほぼ理想的な走りが出来た。ちょくちょくガーミンでペースを確認しながらキロ4分以上にはならないように走って、呼吸も心拍数も通常のテンポペースで余裕があった。この前半で平均キロ4分5秒ペース。いい感じ。

その頃まではトロントの時を思い出して、「この調子やったら5キロ過ぎからペースを上げて40分切りか?」とか考える余裕があったんやけど、6キロ手前辺りからどうも様子がおかしくなってきた。

というのも右太もものクアッドが急激に重くなってきた。この辺りは距離を合わせるために住宅地の中を右折左折を繰り返しながら走ってたから、よけいに負担がかかってたんかも知れんけど、それにしても去年のアイアンマンマラソンで歩きたくなった時に感じるような重さ。ボストンの35キロ過ぎでもこんな感じやったかな。でも10キロレースで感じる重さじゃない。

明らかに疲労が抜けてないせいであろうことはすぐに分かったし、別に怪我する痛みじゃないからペースは落ちつつも走り続けてたんやけど、6キロからの1キロが4分29秒、7キロからの1キロがなんと4分53秒。ペースを上げるはずの6キロから8キロまでの2キロで1分半近く余分にかかってた。これでは話にならん。

ただ8キロの時点から、ジャックダニエル氏の「つらくなったらスピードを上げてみろ」という言葉を思い出し、「後2キロやし頑張れ」と自分に活を入れてペースを上げてみた。そうすると意外と足の重さは少し抜けて、前半のペース近くまでもどってきた。8キロからの1キロが4分16秒。まだまだやけどなんとか復活した気分。

そうすると残り1キロは、前に見えているランナーに追いつくことが目標になってさらにペースアップ。結局前の人も同じことを考えていたようで、追いつくことは出来へんかったけど、人参を前にぶら下げたお陰で最後の1キロを4分で走りきった。まあ半分は緩い下りやったけどね。

とまあ、なんとも僕らしいレース結果ともいえる。でも最後までつぶれてしまわなかったのは、だいぶ調子が上がっている証やろう。一月半前の5キロレースを思い出すと雲泥の差。

ちなみに5キロレースじゃなくて10キロレースで走って良かったと思うのは、たぶん5キロレースでは勢いで走りきってしまって、あの足の重さに気付かんかったかも知れんから。やっぱり先週の100キロの後一週間の半端なテーパーでは疲労は抜けきらんということが分かったのは大きな収穫。まあ、当たり前かも知れんけど。

レースとしては今ひとつの結果やけど、スピードトレーニングとしては最高の出来やろう。今日の結果を参考に後一月ほどしっかり距離を走り込んで、10月に入ればぼちぼち疲労抜きの練習を始めるようにします。テーパーはしっかり2週間はとらんとあかんみたいやし。

日本に帰ってからどんな練習環境になるのか不安が一杯やけど、新しい土地での練習を楽しめたら良いな。

いろんな意味で収穫の多かったDino Dashでした。

2014年9月5日金曜日

明日はDino Dash

明日はカルガリーで走る初めての10Kレース。このレースでどれだけ走れるかは今の状態を確かめる大事な物差しになるし、大阪マラソンでの3時間切りに向けての一つの大きな目安になるやろう。日本に帰る前に一度全力の結果を出してみようと思う。

第一の目標は後半5キロで気持ちを切らさず、さらに上げていけるペース配分を思い出すこと。昔は得意やったこのレース運びやけど、最近は上手くいかないことが多い。

これが上手くいけばトロントで走った10Kレース以来の40分切りも現実的になってくるやろう。そう言う意味で、第二の目標は40分切りで気持ちよくカルガリーでのトレーニング納めにすること。

一応このレースは本気レースなので、今週のトレーニングは量は少なめにして足の疲労抜きを意識してたけど、同時にマラソン本番前のテーパーの実験にもなってると思う。先週の100キロの後これくらい練習量を落として、明日の10キロでどれくらい走れるかで本番どれくらいのテーパーを必要とするかが分かるやろう。

今日の練習は朝に大家さんのキャサリーンと一緒に軽いジョグをしただけ。節々に昨日のダメージは多少有るものの、気持ちよく体をホグしていい感じやと思う。明日が楽しみや。

楽しみじゃないのは明日の荷造り・・・今日は最後の仕事を終えた後、いつものようにギリギリになってお土産の買い出しに奔走してきた。間に合うんやろうか??

帰国まで後1日。

2014年9月4日木曜日

トラックでピラミッド

今朝はここ数日の陰鬱な天気が嘘のように見事に晴れ渡った青空。気温は少し低めやけど清々しい秋晴れってところかな。

という訳で、今日の練習は久しぶりにトラックで。昼前にトラックに行くと、いかにも速そうなエリート選手っぽい女の子2人組がインターバルトレーニングをしてた。それ以外はだれもいなくて例によってほぼ貸し切りトラック。贅沢やわ。

10Kレース前やしあんまり疲れの残ることはしたくなかったので、今日は水泳やバイクの練習なんかではよくやるピラミッドトレーニングをやってみることにした。200のスプリントから始めて、1本ずつ400、800、1600と距離を伸ばして、そこからまた800、400、200と降りてくるやつ。

1本ずつ距離が変わるからペース配分が難しいのと、精神的にどんどんしんどくなってくるかなりキツい練習。トラックでやるのは初めて。

30分近く念入りにウォームアップをしたあと、とりあえず200。これは33秒で帰ってきた。まだまだ元気やし全然余裕。トラック1週分ジョグでインターバルをとった後400メートル。1分18秒。当たり前やけど200を走るようなペースでは走れないので、200のタイムの倍プラス10秒ちょっとというのはまあまあなんかな。

またトラック1週分インターバルをとって、次は800メートル。タイムは2分50秒。これはなかなかキツかった。どんどんしんどくなってくる。しかも800を走ってる最中に次にこの倍の1600も走らなあかんということが頭によぎって、こんなん無理やで・・・とどんどん弱気な気持ちが湧き出てくる。ピラミッドのキツさの本領発揮。

とりあえず800は走りきって1週分インターバルをとったけど、まだ走り出す気にならず少し余分にリカバリー。満を持して1600に向かってスタート。これは正真正銘自分との戦いの6分間やった・・・

案の定800走った時点でもういっぱいいっぱい。心のどこかで800でやめて、800のリピートをすることにしようかと自分にお願いしてる自分がおったんやけど、「まあもう1周走ってみろ」と鬼コーチの自分が言い聞かせて800は通過。800のラップで3分3秒。

どんどんペースが落ちているのがはっきり分かって、「もう1200で終わりにしよう」って心に決めながら3周目を走ってたんやけど、3周目の最後のストレートで「なんでもう1周くらい頑張らんねん。情けないやつや」っていう気持ちが湧いてきて、負けたくない気持ちで残り1周をなんとか走りきった。結果タイムは6分12秒。さすがに後半10秒近く落ちたけど、なにより弱気な自分を振り払って走りきったことは褒めてやりたい。

ちなみに正直に告白すると、この頑張りはトラックで一緒に走ってた例の女の子2人のお陰やと思う。僕が1600で悶絶しているときには既に走り終わってトラックの横でストレッチかなにかしてやってんけど、心のどこかで自分に負けた自分を彼女たちに見られたくないという気持ちが働いてたような気がするから。まあ彼女らは僕がどんなメニューで走ってるかなんて知らないし、それに僕のことなんて別に見てもなかったやろうけどね。まあ男なんてそんなもんです。女の子もそんなとこあんのかな?

そんな1600を頑張りきった後は随分気持ちが楽になって、800は2分57秒。1本目よりは落ちてるけどまあこれは許容範囲。400は1分16秒。さらに200も32秒。それぞれ1本目より速くなってる。やっぱりゴールが見えると人は隠してた力が出てくるもんなんやろう。

久しぶりに200とか400を全力で走ったけど、やっぱり速く走るのは気持ちがいい。マラソンが終わってカルガリーに帰ってきたらまたバイクトレーニングに集中なんて思ってたけど、なんかマラソンが終わった後も短い距離のラントレーニングは続けたいなって気持ちになってきた。クロカンスキーも磨きをかけたいし、この冬に向けてまたいろいろ楽しみが増えてきた。

遅々として進まない帰国の準備に多少の焦りはあるんやけど、最悪パスポートとランニングシューズを持って空港に向かいます。

帰国まで後2日。

2014年9月2日火曜日

トレッドミルでインターバル

今日は気分を変えてトレッドミルでインターバル。天気も悪いし、短時間で効率よくトレーニングするにはもってこい。

メニューはいつも家の前の公園でしているのと同じようなインターバル。いつもは1400メートルをリピートするんやけど、トレッドミルでは距離が良く分からんので、6分(30秒休み)を1本にして、今日は少なめの4本。

先週は3本目の途中でグダグダになってしまったけど、今日はトレッドミルなのでごまかしは効かず、走りきるか降りるしかない。30秒休みというのはいつもの1分休みよりかなり短いけど、徐々にレースモードに持って行く準備。ペースは4本とも8マイルペースにキープして、どれくらいの心拍数になるかをチェック。

1本目はさすがにベースが低かったので平均心拍数は155やったけど、2本目以降は160、163、165と徐々に上がっていった。最高で4本目の最後に一瞬だけ170まで上がったけど、ほぼ160〜165くらいの間で推移して、呼吸もそんなに無理なく続けられてたので、先週に比べたら随分調子は良かったみたい。

土曜日のレースに向けて順調に調子が上がっていけば良いな。

出発まで後4日。そろそろ準備を始めてるんやけど、2ヶ月も帰るの初めてやし、季節も違うので何を持って帰ったら良いか今イチ見当がつかへん。まあ、どうせ前日に適当に詰め込むことになるんやろうけど・・・レースシューズとウェアだけは忘れないようにしないと。

明日は集中講義の最終日。しっかり頑張ってきます。

お休みなさい。

2014年8月31日日曜日

最後の日曜日

今日は日本に帰る前の最後の日曜日。幸いにも夏がもどってきたような陽気で、気持ちがいい。

10時頃まで家でゆっくりしてから、今週のボリュームトレーニングの仕上げに軽く走ってきた。さすがに疲れは最高潮で、緩い登りを普通に登っただけで心拍数は140を超える始末。まあ、今日は足の血行促進のためのゆっくりジョグが目的なので、少しでも心拍数が上がるようなら歩いて休んで、のんびりのんびり。

天気がよかったのでロッキー詣でに行こうと、ノーズヒルへ向かったんやけど、澄み切った西の空に見事なロッキーが一望できた。やっぱりこの長めは何度見ても好い。

最後までほぼ歩くようなペースで走ってたんやけど、ノーズヒルを降りてからクールダウンをするまでの1マイルほどだけマラソンペースに上げて足に最後の刺激。なかなかいい感じの怠さで、気持ちよかった。

その後はまたジョグペースで家まで帰って、ちょうど14キロ。これで今週は合計100キロ走ったことになる。さっき記録を振り返って初めて知ったんやけど、一週間で100キロも走ったのは実は初めてやったみたい。1度くらい有ったような気もするんやけど、まあ今まではマラソントレーニングと同時にスイムもバイクもしてたから、ランだけしてる今とはラン練習の絶対量が違うわな。

でも、7月の練習再開から一月ちょっとで、痛くなるようなところもなくこれだけ走れるようになったのは思ってた以上に順調なような気がする。やっぱり今までの積み重ねかな。マラソン本番まで後8週間、この調子でしっかり頑張ろう。


で、帰ってからちゃっちゃとシャワーを浴びてスッキリした後は、せっかくの陽気やし、ロッキーリッジのファーマーズマーケットに行ってきた。

お目当ては例によって
これ。来週日本に帰る僕としてはファーマーズマーケットで食べるこの夏最後のホットドッグ。 行った甲斐が有ったわ。美味かった。お土産に冷凍しておけるソーセージも2パック買ってきた。

愚図ついた天気の続いた最近にしては幸いの陽気で、しかも夏休み最後の日曜日と有っていつも以上の賑わいやった。

バイオリンを弾くお姉さんに夢中の女の子。僕がマーケットをウロウロしてた20分くらいずっとこうしてやったわ。なんかほのぼのするわ。

色々見て回って駐車場に帰ったら、車で飼い主の帰りを待つ3匹のわんちゃんが。窓開けっ放しでもこんな3匹がおったら絶対にいたずらはされへんね。僕もいつか犬を飼えるようになりたいなー。

で、今日の収穫。Sun Rise Appleとぶどう。甘くてシャキシャキのリンゴは早速食べたけど美味しかった。ぶどうは明日のおやつ。

ちなみに昨日に引き続き今日も夕方1時間ほど夕寝した。気持ちよかったー。2、3時間ぐっすり寝てもうたと思って慌てて起きたらまだ1時間しか経ってなかった。よっぽど深い眠りやってんやろうな。なんかとても好い夢を見てたような気がするんやけど、全く覚えてない。もったいない。

そんで、夕飯は今日買ってきたソーセージを使ったベーコン・ソーセージスパゲティ。
ピリ辛ソーセージがベーコンの甘みと絡み合ってかなり美味いスパゲティの具が出来た。これは定番メニュー入りやわ。買ってきて良かった。

ちなみにカナダでは明日は祝日でお休み。トレーニングも休みの日なのでゆっくり体を休めます。まあ、そろそろ日本に帰る準備をしないとあかんねんけどね。

という訳で、今日は少し飲んでから寝ようかな。ごちそうさまでした。

お休みなさい。

2014年8月30日土曜日

30km with Tempo

昨日夜更かししてしまった割には、空腹に耐えきれず意外と早くに起きてしもた。何か食べてから二度寝や、と思ってたものの、昨日の予報では午後から愚図つくそうやったので、お腹が熟れるのを待って晴れているうちに走りに行くことに。

今日のトレーニングは予定通り30キロのロングラン。後半テンポペースまで上げて走って、疲れた足でスピードを維持する練習も込み。でも正直かなり足に疲れが溜まっているので、どれだけスピードが出せるかは未知数。

とりあえず家からボウ川沿いのトレイルまで降りて、ショルディスパークの端まで走って約9キロ。この区間は心拍数も140以下に抑えてゆっくりジョグペース。意外と日差しが有って気持ちが良かったけど、気温は低かったな。20度なかったかも知れん。

ショルディスパークの端から折り返して29Stのバス停まで走ってスタートから13キロ。この区間は気持ち上げて走ってテンポの準備。心拍数も150手前まで上がってた。ちなみに今日は走っている間はガーミンのペースは全く見ず体感負荷を頼りにしてた。どうせ大阪で走る時とは標高差があるので、ここでのペースとは随分違うやろうからね。

で、バス停からテンポランスタートで結構頑張って走った。行きの6キロを29分弱で走って平均心拍数が156。最後の方に163まで上がってたけど。疲れた足にしては悪くない。

そこから5分ほど歩いて休んでから、折り返しの6キロ。最後のセットやと思ってペースを上げすぎてたのか、3キロほど走った辺りでちょっと歩いてもうた。まあこれも歩いてからもう一度ペースを上げる練習や、と前向きに考えすぐにもとのペースにまで上げて走ったら、やっぱり上げすぎたのか残り2キロというところでもう一度歩いてもうた。

これは気合いが足らんと思ったので、罰として残り2キロは全速力で走ることにした。で、帰ってきたら歩いた時間も含めて行きとあまり変わらない29分ちょっとでフィニッシュ。平均心拍数が157。最後の全速力では175まで上がってた。

帰りの6キロの区間で歩いてしまったことはまあ疲れもあるので仕方がないとして、走っている間はほぼマラソンペースにまで上げて走れてたみたいやし、最後の2キロを10Kレースペースにまで上げて走れたのはなかなか好い。よう頑張った。

クールダウンの4キロがかなりグダグダになってしまったのも、まあご愛嬌。

今日のトレーニングまでで今週は86キロ走ったことになる。ほぼ先週の合計と同じ。ただ同じ86キロでも、先週はかなり強度の高い練習が3回あったので、TrainingPeaksで計算してくれる練習負荷(TSS)は先週の方が高かったみたい。こういった練習量と質の関係を知るのは大切やね。

あまりに疲れたのか、家まで帰ってきたら前の芝生でしばらくゴロンとなってもうた。気持ちよかった。

水風呂で足を冷やして、シャワーを浴びてスッキリしたら、少し遅めの昼食は作り置きミートソース。
結構多めにパスタを茹でたけど、意外とペロッと食べてもうた。

満腹になってカウチでのんびりしてたら眠たくなってきて昼寝、というか夕寝。優雅な土曜日や。

7時頃お腹が空いて目が覚めて、夕食は焼きシャケ定食。

日本に帰ったら美味しい焼き魚いっぱい食べれるかな。でもまあ、シャケはカナダから来てるんかな。

何はともあれ最高の練習と(昼寝と)ばっちりの食事でした。ごちそうさまでした。

お休みなさい。


2014年8月28日木曜日

トレッドミル

毎週木曜日はトラックに行って走る日なんやけど、今日は雨も降ってるし気温も低いのでやめにした。その代わり、久しぶりにトレッドミルでテンポラン。

基本的にはトラックでしていることと同じで20分のテンポランを10分のジョグを挟んで2セット。ただトラックとトレッドミルではスピードが随分違うので、ペースは心拍数を160位を上限にして計ることに。

15分のアップの後、7Mペースでテンポスタート。5分くらいで心拍数は145くらいに上昇。そこから7.5Mペースに上げて15分走ったら最後には心拍数が163まで上がって、その間の平均心拍数156。大体目標通り。

10分の休みはゆっくりジョグでつないで、2本目をまた7Mペースでスタート。今回は7Mペースのまま10分走ってみて、それで心拍数は156まで上がった。その後7.5Mペースに上げて10分走ったらやっぱり163まで心拍数は上がって、その間の平均心拍数が160。

大体これくらいのペースがトレッドミルで最適なペースなことが分かった。ただまあ、カルガリーにいる間にあとどれくらいトレッドミルでこんな練習をするか分からんから、あんまり参考にはならんねんけど。

ただトレッドミルで足の回転を意識して走ることは好い練習。そうすることで、疲れてきたときに足の回転が遅くなってダラダラ走ってしまうことを防げるから。なんか最近ラントレーニングが楽しくなってきた。

でも足にはむちゃくちゃ疲労が溜まっているようで、今日オフィスで普通に座ってたら左太ももの裏が思いっきり攣ってしばらく動かれへんかった。昨夜も寝てるときに右太ももの裏を攣って目が覚めた。こんなん初めてや。

今週しっかり走って来週しっかり休もう。

ちなみに今日は先週初めて会ったJamesという日系カナダ人の友達と中華に行ってきました。もちろん行ったのはエメラルドガーデン。美味かったわー。残念ながら鈴木さんは来られなかったけど、2人でしっかり中華を堪能してきました。たっぷり栄養をとって、今日のラントレーニングも頑張った甲斐が有ったわ。

今晩も早めに寝ます。

お休みなさい。

2014年8月27日水曜日

カラッカラ

今週の始めと打って変わって、今日は夏が帰ってきたかのような陽気で、日中は20度を超えてた。それでも朝夕は少し冷え込むんやけどね。

なぜか午後にやたらと眠気が襲ってくるのは、昨日から始まった集中講義で朝3時間ぶっ続けで講義するせいか、あるいは慢性的なトレーニング疲れの現れか。どちらにしても眠たくなったら仕事にならないので、夕方1時間ほど夕寝をしたら意外とスッキリして、その後しばらくはきちんと仕事ができたので良かった。

7時前に仕事を終えて、夕方のラントレーニング。今日は先週水曜日と同じくボウ川沿いをロングジョグ。先週より少し距離を伸ばして20キロは走るつもり。ただ間抜けなことに、水ボトルを持って行くためのベルトを持ってくるのを忘れてた。

今日みたいに気温が20度近くなっている日に、水無しで20キロって大丈夫か?って思ったんやけど、ボトルを手に持って走るのも嫌やったので、とりあえず手ぶらでスタート。

いやー、無事に帰ってきたから良かったものの、あんまり薦められたもんじゃないね。スタートして30分も走ったらさすがに口の中が乾いてきて、この先が少し心配になってきた。

そんなこともあるので前半の10キロは、ペースは無視して心拍数を150以下でキープするように走った。それで結果を見ると川沿いの7キロを平均キロ5分3秒のペース、平均心拍数もちょうど150やった。

折り返し地点までで約50分くらい走ってたんやけど、もうこの辺りではカラッカラ。つばも出えへん。幸いにも随分日が落ちて涼しくなってきてたから良かったものの、日中はこんなことしたらあかんわ。

川沿いを走っていたので、横目で豊かに流れる川の水を見ながらカラッカラの自分を哀れんでた。あまりにもカラッカラで、途中散歩している人で水ボトルを持っている人を見ては物乞いしたくなるくらい。

ただまあ、図らずも脱水状態でも頑張って走るトレーニングにはなったと思う。あまりのカラッカラでどんどんやる気が無くなってきてたものの、早く帰って水を飲みたいという一心でペースをキープして、帰りの川沿いの7キロを平均キロ5分で走ってたみたい。平均心拍数はさすがに少し上がって156。まあ脱水状態としてはこんなもんかな。

カラッカラやったことを除いては、昨日のダメダメトレーニングのように、足が動かなくなるというようなこともなく、意外と気持ちよく走れたとおもう。川沿いの最後の2キロほどはマラソンペースにまで上げれる余裕があったし。

とりあえず今週は我慢の走りで、しっかり距離を伸ばそう。そしたら来週のリカバリー週間でグッとフィットネスが上がってくれるやろう。

明日もしっかり頑張ります。

お休みなさい。

2014年8月26日火曜日

1400メートルリピート ダメダメやった・・・

今日のトレーニングは毎週火曜日恒例の1400メートルリピート。

スクワットの翌日で走る前からテンションの低かった先週と違い、昨日しっかりリカバリーに当てたので、今日は結構やる気で公園に向かってん。アップの走り始めもすこぶる快調で、今日はいい感じやと思ってた。

先週は1本目が少し速すぎるペースやったので、今日は意識的にペースを落として走ってたんやけど、感覚的には先週の2本目以降の6分のペースで走ってるつもりで帰ってきた。そしたらタイムは6分6秒。

あれ?ちょっと遅い。ペース落としすぎたか、と思って2本目は気持ち上げて走って、「これで6分ペースかな」と思って帰ってきたら、それでもタイムは6分5秒。

ちなみに先週のリピートより5秒も遅く走っているのに、2本目が終わった時点でなんかめちゃくちゃしんどい。

1分の休みは一瞬で過ぎて行って、3本目のリピート。6分で帰ってくるってどれくらいや、と手探りで走ってみて前半を結構頑張って走ったら、折り返しのあとの坂を上りきったところで足が止まってもうた。いつもは坂を上りきった辺りから加速して行くんやけど、今日は全然そんな力が出えへん。

そこからはまったくジョグのペースに落ちて走り続けて、帰ったら7分ちょっと。全くスピードトレーニングの意味がないペース。

これが慢性疲労というやつか・・・

7月の走りはじめからコンスタントに距離を伸ばしてきて、しかもペースも上がってきたから、体には思っている以上の疲労が溜まってるかもしれん。

という訳で、今日はその後4本目のリピートもほぼジョグで帰ってきて、その後さらにゆっくり芝生でジョグでクールダウンをして終了。迷ったら楽な方を選ぶという僕のお決まりパターン。こんな日もあるわな。

今週は出来るだけ距離を走る予定にしてたから、強度は出来るだけ低めにして走り込みに徹しようと思う。ここら辺のバランスが難しいわ。

大阪マラソンまで後9週間。ここら辺が踏ん張りどころ。頑張ります。

2014年8月24日日曜日

マッタリの日曜日

なにやら慌ただしかった一週間も、今日はマッタリ。

8時頃空腹で目が覚めて、軽い朝食を食べた後は書きかけのブログの投稿を書いたりインターネットを見たりして過ごした。しばらくしたらまた眠たくなってきて、贅沢にも二度寝。外もどんより曇っているので罪悪感はあまりない。

1時頃また空腹で目を覚まして、軽いシリアルを食べた後、今度は気合いを入れて走りに行った。昨日のレースの疲れもあるし、今週は既に結構走っているので休みにしようかとも思ったんやけど、月曜のリカバリーを最大限に活かすために今日は軽いジョグ。

走り始めたら少し晴れ間も出て来たので、ノーズヒルに向かってロッキー詣で。ガスでもやっとしてたけどほのかにロッキーの姿を拝むことができた。

ノーズヒルの上まで登って、家から8キロのところで折り返し、同じルートをもどって全部で16キロ、1時間半のゆっくりジョグで今週のトレーニング終了。

今週は86キロ走ったことになる。7月中旬の走りはじめから6週間で順調に距離も時間も延びてきた。痛いところも違和感も無し。ええ感じや。まあ今日は強烈な足の怠さはあるけど。

帰ってきたら少し遅いけど昼食。
贅沢山盛りベーコンハムサンド。めちゃ美味かった。

ちなみに食べようと思ったら、なにやら庭の餌器の周りをチカディーがディーディー鳴きながらウロウロしてる。よく見たら餌器が空になってた。多分あの子らは僕が何か食べてるときにおねだりしたら、後ろめたさで餌を出してくれるって知ってやるわ。なんせ僕が餌を持って庭に出たら、逃げずに餌器をぶら下げてる枝に停まったまま待ってやったからね。可愛いもんや。ええ加減手乗りになってくれたら良いのに。

夕飯はいつもの大量作り置きカレーを作って、今晩は出来立てを頂きました。
面倒やったからサラダもなんも無し。でも今日はこれで十分やったわ。ハラペニョを大量に入れたからかなり辛めやったけど、美味かった。やっぱり家での食事はええわ。ごちそうさまでした。

さて、日本に帰るまであと2週間。しっかり気合いを入れてがんばろう。

とりあえず今日は早くに寝ます。

お休みなさい。

2014年8月20日水曜日

雨の中

今日は予報通り昼過ぎから雨が降り始め、夕方になっても止む気配はなし。なんかもう夏の雨というより秋の雨という感じ。しとしとしと。

今日は長めのジョグの予定やったので、雨は嫌やなーって思ったけど、1時間以上トレッドミルは嫌やったし、それに雨でもレースはあるので雨のレースの練習やと思って雨の中走ってきた。

気温も随分下がってるし、5年前のモントリオールハーフの日を思い出した。幸いにも靴がグチョグチョになるような大雨ではなかったので、思ったより不快ではなかった。

昨日のスピードトレーニングで、今日一日足の付け根の裏が怠かった。でも走り始めると意外と軽快に足は進んでくれた。

今日はペースは気にせず、心拍数を150前後にキープ、最大でも155以上にはならんように注意して走ることがテーマ。大学からボウ川沿いの平坦なトレイルに降りていくと、一定のペースで走れるから今日みたいな練習には最適。

大学からスタートして40分走って8.6キロ。キリが良かったのでそこで折り返して、帰りは8.4キロ走って、残りは歩いてクールダウン。全部で17キロを1時間26分で走った。

走っている時はペースを全く見ていなかったので、どれくらいで走っているか分からんかったけど、帰ってガーミンで確認すると、帰りの長い坂を除いて大体キロ4分45秒から50秒あたりで走っていたそうな。キロ5分くらいで走っているかなって思ってたけど、思ったより速かったな。

8月中にこれくらいのペースでのロングジョグを30キロまで伸ばせれば後のスケジュールに随分余裕ができるんやけど、どうかな?今週末はもう少し伸ばしてみよう。

走った後は家に帰って、大家さんご夫妻のランニングの相談にのってあげたお礼に晩ご飯をごちそうになりました。先日お邪魔したときに話した、僕の怪我をしないための、80歳になっても(生きていれば)走り続けるためのランニングへの取り組みに甚く関心して頂いたようで、今日はもっと具体的に話を聞きたいと誘われていました。

素敵な大家さんがいつまでも健康で元気でいられるよう、少しでもお役に立てれば幸いです。

ちなみに美味しいボークチョップのステーキを頂いて最高でした。やっぱり僕もバーベキュー買おうかな。

2014年8月19日火曜日

1400メートルリピート

今日は2週間ぶりの1400メートルリピート。雀ちゃん救出事件以来。どないしてやるんやろうか?

夕方に仕事から帰ってきて、軽くシリアルを食べて休憩してから始めようと思って、カウチで横になってると少しウトウトしてた。なんだかこのまま寝てしまいたいなーって思うくらい体が気怠かったんやけど、おそらく昨日のスクワットの疲れがジワッと来てたんやと思う。

走りたくない気持ちがいっぱいやってんけど、気合いを入れてカウチからはい出していってきた。2週前と同じで、インターバルは一分休みで4本。

1本目は軽めにスタートしたつもりやけど、帰ってきたら5分54秒。前回のベストより10秒も速い。そんなに飛ばしてるつもりはなかったけど、ちょっと速すぎる。

このペースで続く気がしなかったので、2本目はさらに押さえて走ってちょうど6分。

押さえて走ったとは言うものの、6秒も遅い2本目の終わり辺りが1本目と同じくらいの負荷に感じてた。フレッシュな状態での体感負荷と3キロ近く走った状態での体感負荷が全く違うということの良い例。

ちなみにインターバルトレーニングでは、2本目のペースをその後のリピートの目標ペースにするのが良いので(1本目は飛ばしすぎるから)、残り2本はそれを目標に。

で、3本目はキツかった。結構強い向かい風が吹いてたというのもあるんやけど、折り返し後の坂を上りきったあたりでは全く前に進んでる感じがしなくなって、「これは目標の6分は無理やなー」って思いながらもなんとか踏ん張って走りきったら、何と5分59秒。

最後まで頑張ったお陰で結果的にタイム的には違いがなかったんやけど、ただ2本目と3本目の体感負荷があまりにも違いすぎる。この辺りが鍛えどころかもしれん。

最後の4本目はもう全力でゼェーゼェーいいながら走りきって6分1秒。正直4本目は限界やった。後1本は無理やったやろうな。

リピートの後は20分ほどゆっくりジョグでクールダウン。気持ちよかった。

まあ、いろいろ考えることはあったけど、前回より4秒近く速いペースで、なんとか最後まで崩れることなく走り切れたのは大収穫。1本目のペースが繰り返せるようになると随分変わってくるんやけどな。

でもこの2週間かなりしっかり走り込んだので、体の調子は随分上がってきてる感じがしてる。日本に帰るまでの3週間でさらに上げていけるように頑張ろう。

2014年8月16日土曜日

Bow River沿いロングテンポラン

ここしばらくは旅行中に書き溜めてた写真日記を日を遡ってブログに投稿してたけど、やっとリアルタイムの日記に追いついた。

今日はカルガリーに戻ってのトレーニング再開。徐々にテンポランの距離と強度を上げて行こうと思っているので、今日はボウ川沿いのフラットのコースで12キロのテンポラン。

どれくらいのペースで走れるのか分からんかったので、メインで20分のテンポランをした時の体感強度を思い出して走り始めたんやけど、やっぱり標高1200メートルのカルガリーでは体感のペースと実際のペースは違う。

平均キロ4分25秒のペースではじめの6キロを走って、平均心拍数が165。2分間の歩いての休憩を挟んでから、折り返しの6キロが平均キロ4分35秒で平均心拍数が168。後半のつかれと帰りは向かい風やったことを考えるとまあまあイーブンかな。

途中歩きたくなるくらい足が重くなったりしてたけど、先週末からの走り込みを考えたら当然のことで、なんとか頑張ってあきらめずに走りきれた。特に最後の1キロを追い込んで4分ちょっとで走れたのはなかなか良かった。

ウォームアップとクールダウンを合わせて全部で20キロ。よく頑張った。明日はマッタリゆっくり走ろう。

ランの後は少し昼寝をして、早い夕飯を食べてから、留守中家の植物の水やりをお願いしてた大家さんにお礼を兼ねて挨拶に行ってきた。いつものことなんやけど、話が盛り上がり、ワインなんかを頂いたりしながら気がつけば10時近くまでお邪魔してた。

メインではブレアの家族と素敵な時間を過ごし、カルガリーに帰ってからは大家さん家族に混ぜてもらって過ごせている僕は、独りでカナダで暮らしている身としてはとても恵まれているんやろうなと思う。これからもこの暖かい関係を大切にしていかないとアカンなーって思います。

2014年8月8日金曜日

ボストンマラソンコース

ボストン2日目は、昨年のボストンマラソン爆破事件の犠牲者への追悼の気持ちも込めて、マラソンコースを走ってきました。

朝9時ボストン発の通勤列車に乗って、スタート地点のホプキントン最寄りのアシュランドへ移動。
ごっつい機関車。ボストンはアメリカの中でも電車通勤が結構進んでる街やと思う。

50分ほど走ってアシュランドに到着。
綺麗に晴れ渡った青空。既に10時前で気温も随分上がってきた。

アシュランドからホプキントンまでは約7キロ。走るのはスタートラインからと決めていたので、国道沿いを一時間ほどとぼとぼと歩く。

ホプキントンの入り口。ここからスタートまでもまだ3キロほどある。

ところで、今回初めてコースを逆走して改めて思ったのは、ボストンマラソンの最初の5キロほどは猛烈に下ってるということ。
レース前には注意事項として聞いていたし、もちろんレース中も下っていることは感じていたけど、今日歩いて登ってみてかなり急激な傾斜が続いていたことが分かりました。そら足に来るわ。

ホプキントンに入ってしばらくするとこんな銅像が。
レース中は全く気付かんかった。

1時間ほどでホプキントンの町の中心に到着。ボストンマラソンはマサチューセッツのPatriot Dayという祝日に行われているんやけど、このスタート地点であるホプキントンも戦争で犠牲になった軍人を祀る記念碑が町に入ってすぐにあるくらい、愛国的な町のよう。



少し町を散策した後(レースの日は何も見られへんかったからね)、スタートラインに戻って今日のランスタート。
 今年4月にあったレースのスタートラインのペイント。ARTになってしまってるけど。

スタートしてしばらくはこんな感じで緑に囲まれた綺麗な国道を下って行きます。
 エイドステーションを示すペイントも残ってる。

20分ほど走るとアシュランドの町を通過。
この看板を見て、3年前のレースでこの小さな広場に設置されていた仮説トイレで用を足したことの記憶が鮮明に蘇ってきた。

ちなみにこの辺りは消火栓もボストンマラソンカラー。なかなか洒落てる。

10キロほど走るとFraminghamの町に到着。

そこそこ人のいる町のよう。
3年前はこの辺りで既に随分気温が上がっていて、苦しいレースになることを覚悟し始めていたころや。

8マイル地点のエイドステーションを抜け、

またこんな感じの自然の中を走って暫くすると、

Natickに入る。スタートからここまで約15キロ。

 国道沿いの綺麗な住宅。

Natickの町に入って、走り始めて約1時間半。そこそこ疲れも出てきたので暫し休憩。ここまで水だけの補給やったけど、たまらん暑さに負けて冷えたコーラで栄養補給。久しぶりのコーラで元気百倍。

気合いを入れ直してまたこんな感じの綺麗な国道を走る。

スタートから20キロほどでウェルズリーに入る。

この町にあるウェルズリーカレッジは、毎年女子学生がコースの沿道に繰り出して「Kiss me!」と書いたプラカードを持って応援してくれる有名なスポット。
でもよっぽど余裕のあるランナーじゃないと、2時間近く走った後に立ち止まって、知らない女の子とチューしてまた走り続けるなんて出来へん芸当やと思う。少なくとも3年前の僕にはそんな余裕は無かったわ。

そこから暫くするといかにも大学町という小さな可愛い町を通り過ぎ、スタートから25キロほどでニュートンの町に入る。

スタートから28キロちょっとで16号線と30号線の交差点を右折し、Commonwealth通りに入る。

その交差点の右手にあるのが有名なニュートンの消防署。

そこから続くのが、かの有名なハートブレイクヒル(心臓破りの坂)。
 これは交差点を曲がってすぐに待ち構えている一つ目の登り。

一つ目と書いたのは理由があって、実はハートブレイクヒルというのは一つの坂を指すんじゃなくて、交差点から5キロほどダラダラと続く一連の登りを指すから。

 この写真から分かるように、一つ一つの登りはそんなに急じゃなく長くもない。

ただ、一つ登り終わって軽く下りに入ったと思うと、思い出したかのようにまた登りが始まるという、精神的に結構キツい区間。ここでの踏ん張りがボストンマラソンでの一番大切なところ。

ちなみに今日のランは30キロが目標の距離やったので、僕はこのハートブレイクヒルの途中でラン終了。ここからBoston Collegeまで5キロほどはジョグと歩きでクールダウン。ただそれでも気温が高くてなかなか心拍数が下がらんかったけど。

スタートから35キロでようやく目標のBoston Collegeに到着。
 立派な建物。 カナダの大学でこんな立派な建物があるのはトロントとマギルぐらいかな?

無事に35キロ走り(歩き)きって、ボストンカレッジ駅前にたまたま見つけたメキシカンのお店で昼食。といっても3時半になってたけど。

やっぱりこんな時は大好物のブリトー。
 でかい。あんなにお腹が空いてたのに、途中で食べきれるか心配になるくらいの大きさやった。でも美味しかったのでペロリ。

大満足のブリトーで満腹になって、後はボストン市内まで電車で帰りました。

朝の7キロの移動をあわせるとマラソンの距離42キロを歩いて走って5時間近く。今年初めてこんなに長距離(長時間)走ったけど、痛いところもなく気持ちのいいフィニッシュ。

旅行中とは思えないくらい良いトレーニングが出来ました。

2014年8月5日火曜日

雀ちゃん救出

今日は夕方にトレーニング。随分涼しくなってきた。

もう8月に入ったので、少しインターバルの距離を伸ばしてスピード持久力強化。いつもの700メートルのコースを往復して1400メートルを4本(1分休憩)。しかもいつも苦しめられる2つの登りを折り返し後の後半にくるように、いつもと反対の端からスタート。

このコースでどれくらいのペースで走れるのか見当がつかなかったので、1本目はかなりゆっくり走り始めたつもりやけど、それでも帰ってくると6分4秒。おしなべて700メートルリピートとほぼ同じペースで走れてる。

あっという間に過ぎた1分だけの休憩の後2本目。またしても6分4秒。1本目よりは少しキツかったけど、ちょうど良い負荷がかかってる。なのでこれを目標ペースにして残り2本をクリア。3本目もこれまた見事に6分4秒。

さすがに4本目の終わりの方はかなりゼェーゼェーしてたけど、気持ちで走りきって6分3秒。随分メンタルがランナーモードに戻ってきた。ええ感じや。8月の終わりには6分を切ってリピートできるようになるかな。


ちなみに本題はここから。

そんな満足のセッションの後、クタクタになって家に帰ってきたんやけど、ふと前の庭の木に付けていた小鳥の巣箱2005Cを見ると、最近続いてた強風のせいでかひっくり返ってた。

今度また付け直さなアカンなーと思いながら近づいてみると、何と雀のひな鳥が巣箱の入り口からぶら下がってた。どないしたんやと思ってよく見ると、親鳥が巣材に入れてた綿のようなものにヒナの足の爪が引っかかって身動きが取られへんようになってるみたい。

死んでるんかと思ったけど、手を伸ばしてみるとバタバタもがいてやる。生きてるのならこのままほっておく訳にはいかんので、なんとか引っかかっていた爪を外してやって解放してあげることはできた。

ただ可哀想に、どれくらいの時間ぶら下がってたのか分からんけど、片足はもう壊死して動かんようになってた。しかもまだ飛ぶ練習が十分に出来ていないヒナやったのか、飛ぶことも出来ず芝生に落ちてバタバタしてやる。

残念ながら野生の親鳥はこんなに傷ついたヒナのもとには帰ってこないので(野生は厳しいね)、このまま巣箱に戻したとしても一人寂しく死んでしまうやろう。かといって先日のウサギちゃんの赤ちゃんみたいに茂みに隠したとしても、こんな傷ついた小鳥は一瞬でマグピーや野良猫の餌食になってしまう。

どないしたもんかと途方に暮れながら雀ちゃんを見てると、なんか悲しげな目をしてやって、何もせん訳にはいかん気がしてきた。
(多分この雀ちゃんにとっての今一番の恐怖はこの僕なんやろうけど・・・助けようとしてるんやで。)


で、以前興味があって訪れたことのあるカルガリー野鳥保護センターのウェブサイトで、こんな時どうすれば良いかというのを調べてみた。そしたら、カルガリーのいくつかの動物病院で傷ついた野鳥を受け入れているところがあるそうな。家の近くにもいくつかある。

「野鳩はダメ」って書いてあったので「雀はどう?」って電話で確認してみると「雀は良い」とのこと。そういえば昔傷ついた鳩も拾ったことがあったことを思い出した。

走ってクタクタなことも忘れて、急いで動物病院に行ってきた。
(24時間急患受付OKってすごいね)

箱に入れた雀ちゃんを持って受付に行くと、嫌な顔一つせず、簡単な書類を書いて手続き完了。「助けてくれて有り難う」てお礼まで言われて恐縮した。

一応この後どうなるのか聞いてみたら、この病院で処置できることがあればしてみて、そうでなければ安楽死となるか、野鳥保護センターに引き取りにきてもらうそうな。

何れにしても、野ざらしにされたまま他の野生動物の餌食になって怖い思いをして死んでしまうよりは良いやろう。もしかしたら、こういったことは結局は人間の、というか僕自身のエゴなんかも知れんけど、いつも庭に来て可愛い歌声と姿で楽しませてもらっているささやかなお礼です。

さらにクタクタになって帰ってきたら、なんと
近所の猫が家のチューリップ花壇をトイレにしてた ・・・雀ちゃん危機一髪やったやん。自然がいっぱいなのも大変や。

9時近くになってやっと夕飯。今日はほうれん草を練り込んだパスタでミートソーススパ。
どことなく草餅のような感じなんやけど美味かった。正直めちゃめちゃおなかが空いてたので何でも美味かったかも知れんけど。

ごちそうさまでした。

明日も頑張ろう。