ラベル その他 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル その他 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年6月1日日曜日

Farmer's Market

今日のトレーニングライドは遠出をせずに、車で10分ほど出た辺りにあるロッキーリッジのコープスタート。

相変わらず雷雨の予報は毎日出てるんやけど(季節柄?)、出だしは息をのむような見事な青空。


テーマは昨日に引き続き、ハードインターバルを織り交ぜてロードレース本番をイメージ。コープからホースクリークロードを通ってTdBのコースを一周して帰ってくる100キロコース。昨日より距離も短いしハイウッドパスの様な長い登りも無いので、昨日よりはスピード重視で。

とは言うものの、さすがに昨日の疲れが足に残っていて出だしはマッタリ。向かい風に逆らわず、リラックスしてウォームアップ。

朝早かったからか道路脇に牛さん達の寝床発見。
どこでも寝れそうな牛さん達もやっぱり木陰に隠れて寝るのが安心なんかな?でも僕がカメラを構えて見ているのが嫌やったのか、みんな怠そうにぞろぞろ動きだしてきた。ごめん。

1時間ほど走ってTdBのスタート地点に着いてから、そこから本格トレーニング開始。昨日と同じで頑張って漕ぎ始めたら足が動くようになって来た。

途中リカバリーの間に道路脇を見たら、なにやらもこもこした生き物が

巨大なヒツジかと思って周りをみたら、
アルパカ?

以前スタンピードの会場で見たことあるような気がするけど、何度も通ったホースクリークロードで見るのは初めて。のんびりひなたぼっこして、気持ち良さそう。

でもそんな牧歌的な環境とは裏腹に、今日もかなり気合いを入れて頑張って来た。10分ハード2セット、折り返し地点からスタート地点までの22キロちょっとを43分レースペースでカバー。特に最後の緩やかな登りはゴールスプリントをイメージして猛ダッシュ。

その後しばらくイージーで足を休めた後は20分間10秒スプリントをひたすら繰り返して仕上げ。最後までなかなか良い感じ。少し長めのウォームアップとクールダウンを合わせて丁度100キロ3時間50分。昨日に引き続きなかなか満足した週末トレーニングライドでした。

今日のご褒美はたっぷりベーコンレタスサンド。
もちろんしっかりプロテインも。体が強くなってる気がする。


で、着替えをして後片付けをした後は、タイトルにあるように、駐車場の近くでやってるファーマーズマーケットに行ってきた。

今までも夏の間毎週末やってるのは知ってたけど行ったことはなかったところ。でも今日は天気も良いし気分も良いので探索気分で。

入ってすぐに美味しそうなホットドッグ屋さんが
行列ができてる位人気で、サンプルのソーセージをもらったら確かにめっちゃ美味しい。でもベーコンサンドを食べた後なので今日はお預け。次回のお楽しみにしとこう。

その他にも、
本物のミツバチを連れて来ている蜂蜜屋さんや、
去年のペンティクトンを思い出すBCから来たリンゴ屋さん、それに
強い日差しを避けるためやろうけど、ブルーシートに囲われた何やら怪しげな野菜屋さんなどが軒を連ねててなかなか楽しい。

一通り見て回って、今日の収穫は
こんな感じ。

スーパーで買うよりは少し割高にはなるんやけど、たまにはこんな贅沢も悪くない。また機会があれば行ってみよう。

2013年8月7日水曜日

新しい出会い

別れがあって新しい出会いがある。すこしそんなことを考えてた。

先週末のTdBでマサさんという日本人の(と言ってもカナダ育ちやけど)サイクリストとお話出来るようになったって書いたと思う。これは僕にはとても嬉しい出会い。

そんで今朝は廊下を歩いていると、前から同僚の秘書さんが「レースどうだった?」って聞いてきて???

どの?(最近色々出たから・・・)

聞いてみると一昨日のクリットレースで彼女のフィアンセも出ていたそうで、「あなた私のフィアンセとレースしてたのよ」やって。

それでハッと思い出したんやけど、レースの会場で何やら僕の方を見てニコニコしている女の子がいるなーって思ってたんやけど、確かその子は僕のカテゴリーのレーサーと一緒にいてたわ。

実はその秘書さんとは今まで全く話をしたことがなくて良く知らんかったし、オフィスに来ている格好と普段着とが随分違っていて、しかもサングラスもしていたから全く気付いてなかったわ。

そのフィアンセと言うのは土曜のロードレースで勝って、さらに最後にバテて1着は取られへんかったけどクリットでもガンガンにせめていく良い走りをしてた子なんよ。ロードレースの後少し話したけどなかなかナイスガイで、僕も個人的に興味があったんやけど、まさかその子がうちの秘書さんのフィアンセやったなんて。

しかもその彼もうちの大学の工学部の学生さんやそうな。彼女が是非彼にあらためて紹介したいって言ってくれてたから、またこんど食事でも一緒にできるかな。

別れがあって新しい出会いがある。2つは関係している訳じゃ全くないんやけど、なんだか不思議な人のつながりを感じた出来事でした。

(ちなみに別れについては今ここでは書けないけどね、また機を改めて。)



ちなみに、今日は土曜日のスイムイベントの準備で1キロのスイムを20分インターバルで3本。深呼吸ペースを乱さず、リズムよく。最近このロングインターバルでペースが安定しているのが分かって嬉しい。

3本目はオープンウォータースイムのシミュレーションでサイティングの練習を入れながら泳いだんやけど、同じエフォートで泳いだ2本目より1分遅かった。まあ、こんなもんかな?ウェットスーツ着たらここまで落ちはせえへんやろうしね。


明日から日曜日までバンクーバーに行ってきます。バンクーバーはかれこれ6年ぶりや。楽しみ。

それじゃ、今から急いで準備します。

行ってきます。

2013年7月21日日曜日

チューリップ(続き)

今日は久しぶりにHIさんとロングライド。

実は先月の洪水の影響で来週末のカルガリー70.3のスイムの会場とバイクコースが大幅に変更になったので、トレーニングを兼ねて下見。Point to pointのバイクコースなので近い方のT2から往復して170キロやった。一応ハーフのレースやけど90キロ無いちょっと短いコースやね。

昨日のロングランの疲れもあまり感じず、結構アップダウンのあるルートをずっとテンポペースで走れてたんやけど、140キロを過ぎたあたりで見事にスパッと気持ちが切れてもうた。

ちょうど帰りの8号線に入ったあたりで、だらだらとひたすら続く登りに輪をかけて強烈な向かい風。今日履いていった鉄下駄ホイールでは荷が重すぎた。

まあ、今週のトレーニング(特に昨日)の疲れも溜まっているし、それまでの140キロの走りで今日のトレーニングとしては十分満足なので、クールダウンに気持ちを切り替えて何とか帰ってこれた。あの登りは今度のレースできっちり攻略してやろう・・・



ところで、本題のチューリップやけど、僕が参考にさせてもらっているチューリップ農家の方のウェブサイトによると、何はともあれカラカラになるまで乾燥させんとアカンらしい。バケツに入れっぱなしやったらアカンわ。腐ってしまう。

ということで、今朝出発前にリビングに広げておいた。

(こんな感じ)

日の当たらん乾燥したところがいいらしい。カルガリーは油断していると肌がすぐカサカサになる位乾燥しているところなので大丈夫やろう。

そのウェブサイトによればもう少し茶色が鮮やかな頃に掘り起こしてあげんとアカンかったらしい。ちょっと黒くなりすぎているみたい。まあ、それは仕方が無い。でも昨日全部出来てて良かった。


で、乾燥してからニンニクを料理で使う時のように小粒にバラして、それをこの秋に植えるように保管しておくんやって。まあ、秋って日本では随分先に思えるんやろうけど、カルガリーの秋はもうすぐ来る・・・8月が終って9月になればもう秋や・・・

つまり花壇の準備を大急ぎでしなあかん。それにこんだけの球根を植えられるサイズの花壇?間に合うかな??


ちなみに余談やけど(まあ、僕の書くこと基本的に全部余談やけど)、うちに遊びにくるチカディーは最近は木の周りで遊び回ってるだけで、全然餌器の餌に見向きもせえへんねん(好物のピーナッツでも)。今日も帰ってから自転車を洗ってたら周りでうろうろ遊んでた。

夏の間は野鳥にそんなに餌をやらんで良いって聞いてたけど、うちに来るチカディーは自然の餌を十分食べてるんやろうか。そう考えたら、ずっとうちの餌器の周りで餌をつついている雀やフィンチ達はちょっと甘やかせ過ぎか?

そんなん考えながらも、自分はちゃんと例の昨日仕込んでおいたカレーで満腹やった。

ごちそうさまでした。

今日は少しお酒を飲んで寝よう。おやすみなさい。

2013年7月17日水曜日

大雨のち晴

今日は夕方走りに行く予定やってんけど、予報では5時から7時くらいに大雨の予報。

いつも夕方走るときは大学のジムから走りに行くけど、今日は途中で雨に降られたらすぐに家に帰れるようにまず家に帰ってから走りに行くことにした。

で、準備を済ませて家をでようとしたとたんに「ポツポツっ」って来た。結局見事に予報が的中してどっさり降り始めた。

さすがに家をでる前から降ってる中走りに行く気にはならなかったので、気持ちを切り替えてトレーナーでバイクに乗ることにした。

昨日の良い感じを思い出してテンポペースで20分を2セット。あんまり心拍数を上げないように有酸素域でリズムよく。最後の10分だけ少し強度を上げたけど、それでも深呼吸が出来る程度に。

ちなみに肉体生理的に正しい基準かどうかは知らんけど、僕の場合深呼吸出来るかどうかが有酸素域かどうかを測る大事な目安です。泳いでいる時も自転車の時も走っている時も、きちんと深く息を吐ききって、しっかり吸い込める、これが出来るギリギリのあたりが大体テンポペースの上限の目安。

当たり前やねんけど、息をきちんと吐けるというのはすごく大事で、体が呼吸を制御出来ている印なんやと思っています。


で、良い感じで1時間漕いだあたりで外を見たら、スカッと晴れてた。さすがカルガリー、移り気な天気は相変わらずやね。これは「少し走りに行ってこい」というお告げやと思ったので、汗でぐっしょりの服をとっとと着替えて走ってきた。

40分ほど体を解す程度に。最近行ってなかったコンフェデレーションパーク沿いのルートで走りにいったんやけど、池に合鴨の赤ちゃんがいっぱいおった。可愛かったわー。


思ったよりクタクタになって帰って来て、あまりにお腹が空いてたので、相変わらずあんまり考えんといつものクリームソースのチキンパスタを作ったんやけど、何となく少し飽きてきたなー。クリームソースがあかんのかチキンがあかんのか、或は作る量が多かったのかも知れんけど、何かいつもの喜びが無かったわ。

ちょっとクリームソースのこってり感があかんのかな?

なんにせよ、もうちょっと練習の後でも手軽に作れる夕飯レシピを開拓せんとあかんわ。まあ、カレーを大量に作り置きっていうのが一番手っ取り早いんやけど…


明日はすっきり晴れてくれるかな?

2013年7月14日日曜日

Chestermere Triathlon: ボランティア

今日は郊外のChestermereで行われたトライアスロンのレースにボランティアで参加してきた。

一昨年は応援、去年は選手として、今年はボランティアで、なんやかんやと毎年参加してる。家族連れがピクニックを兼ねて応援に来ているようなレースで、草の根活動感たっぷりの、すごく素敵なイベントです。

実は去年から意識的に自分がレースに出ない週末は、トレーニングの都合が合えば地元のレースでボランティアとして参加するようにしてます。

というのも、ボランティアとして客観的にイベントを観ることで沢山学べることがあると思うから。と言っても別にレースの戦略とかそんなんじゃなくて、もっと素朴に、トライアスロンのレースにでるということの楽しさとか喜びとか、或はレース前の不安とか、何年かレースに参加していると当たり前のようになって素直に感じられなくなっている感情っていうのかな。

特にこのイベントみたいな地元密着のレースでは(もちろんすごく速い人もいるんやけど)、ちょっとぽっちゃりのおっちゃんおばちゃんや、高校生大学生くらいの若い子がいっぱい。何か思うことがあって運動始めましたっていう、良い意味での新鮮さがもう溢れんばかり。

トライアスロンのレースなんて参加するだけで人生の一大イベントって感じやと思う。僕も5年前はそうやったもん。

ちょっと経験を積むと知った顔して粋がってしまうかも知れん。僕がそうやってんけどね。でも彼ら彼女らを見てると、レースにでることの素直な喜びって忘れたらアカンなーって教えられる。ほら、先日書いたインスピレーションっていうやつ。

レース前のトランジッションエリアなんかもう見てるだけでワクワクしたり心配になったり、恋人或は夫婦同士でハグして応援し合ってる姿に感動したりとか、何かちょっと泣きそうになってくる。(何やろ、最近ちょっと涙もろくなってる?)


まあ、そんな喜怒哀楽入り交じったレースも、僕の受け持ちのバイクの乗り降りの場所は幸いにもスムーズに進行してくれて、比較的楽なボランティアやった。(去年の交差点でのマーシャルのボランティアは大声出しまくり、気を使いまくりで死にそうにシンドイ受け持ちやった。)

ボランティアも2年目ということでオーガナイザーのパディーも僕のことを覚えてくれてて、それなりに頼りにしてくれているようで、今日は色々話をすることが出来た。帰り間際に「次のレースも来てくれんの?」なんてわざわざ聞いてきてくれたし。

せっかくやから次のレースも手伝いにいこうかな。

そんで、そんなみんなの熱い姿に刺激をもらって午後はノーズヒルのトレイルで2時間登ったり降りたり駆け回ってきた。帰ってガーミンでエレベーションの記録を見たら何やらいびつなノコギリみたいな形になってたわ。

先週の足の疲れの残りはあるものの、レースの後半を意識してリズムで走ってきた。良い感じ。残りの一ヶ月のラン集中期間が楽しみやわ。


ところで、ボランティアから帰って来て家で昼ご飯を食べたんやけど、午後は走りに行くつもりやったから簡単におうどんにしようと、正月に実家から持って帰ってきた『だし醤油』を使って冷やしうどんにしてみた。

暑い中車で帰ってきて、何かサッパリしたもの食べたいなーって思ってて、突然の閃きで作ってみたんやけど(と言っても茹でただけやけど)、これは最高。

5分で出来るし、走る前の炭水化物タップリ。西洋にはない食事やろ、こんなん。
しかも涼しさを醸し出すために普段使わんガラスの器なんて使ったりして。我ながらええもん見つけたわ。これからしばらく週末の昼はこれやな。

母さん、だし醤油ありがとう。


走った後は、ちょっと前にカーダレーンでアイアンマンをしてきたHIさんの、少し遅れた慰労会。(ちなみにハイさんじゃないよ、頭文字でエイチアイさん。)

彼は僕がカルガリーに来てからずっと一緒に練習してるトライアスリートで、アイアンディスタンスでは何度も完走してる大先輩。チャレンジに向けて色々アドバイスを聞いてきた。


なんやかんやともうこんな時間。長い一日や。疲れた。もう限界。

おやすみなさい。

2013年7月13日土曜日

自家製バナナスプリット

今日はコックランの長い登りをリピートするつもりやったんやけど、6時に目が覚めたらザーザー降り。まあ、7時に目が覚めてから考えようともう少し寝て、7時半に目が覚めたら止んでた。でも空はどんより。

とりあえず朝食を食べて、空の様子を眺めながら行くかどうか暫し悩んだんやけど、行かんと後悔するのは嫌なので、行って降り出したら帰ってこようと決めて当初の予定通り8時半に家を出た。

9時に走り始めたけど、寒い。ホンマに7月かいな?走り始めるとぼちぼち体が暖まってきて丁度良い感じになってくれたけど。

走り始めて10分ほどしたら何と今年初のパンク。なんやかんやと気持ちが削がれるわー。まあ、レースでパンクすることもあるし、練習やと思って落ち着いて5分くらいかけてチューブを付け直し再出発。ちなみに今日初めてCo2カートリッジを使ったけど、あれは良いわ。一瞬で空気が入った。簡単やし、持ち運び軽いし、これからはカートリッジやわ。

結局走り始めてパンク修理とか合わせて40分ほどしてコックランに到着した。

今日は何はともあれ4本登るのが目標。

初めの2本は座ってじっくり心拍数をあまりあげないように。3本目は初めの半分は立ったり座ったりジャンプを入れて、残りの半分はひたすらもがきながらダンシングで登っていった。

で、4本目は結構フラフラになりながらも重い目のコグに入れてじっくりじっくりペダルを回して、最後の200メートルほどだけバイクレースのサミットフィニッシュを意識してもがきまくった。

最近ちょっとだけダンシングでもがきながらスピードを維持出来る心肺能力が付いてきたみたい。

4本目の後はそのまま駐車場までペースを保って走って全部で2時間強の練習。結局雨にも降られんと綺麗なロッキーを眺めながら良い練習が出来た。


その後は大学のプールで40分ほど軽く流して泳いで体をリフレッシュ。

お腹がぺこぺこになって家に帰って作ったのはマッシュルームタップリのパスタ。トマトソースが中途半端に残っていたので、この前使ったホワイトソースと合わせて今日はロゼ。

思いつきで作ったけど、これはなかなか上手かった。トマトソースのさっぱり感とホワイトソースのコクが程よく合わさって、鳥の胸肉にいい味を付けてた。

最近パスタの茹で加減が上手くなってきたような気がする。正しい茹で加減かどうかはともかく、自分の好みで茹でられるようになってきた。


午後に少し用事で外に出ているときに、あまりに暑くて無性にアイスが食べたくなってきたのでスーパーに寄って買ってきた。で、ポーチの掃除と庭いじりをする前にお腹がすいたので、自家製バナナスプリット。家にあったフルーツを山盛り乗せたらバナナもアイスも見えへんくらいになった。


 これは贅沢なおやつやわ。盛りつけはともかくお店で食べたら結構な値段すると思う・・・

お腹もふくれて、先週の残りの庭いじりを1時間ちょい。随分スッキリした。明日は一日外に出てるのでこの続きはまた来週やな。


で、今日はこの前レンテルが無くて作りそびれたレンテルスープを作った。もう慣れたもんで、レシピも見んと適当にスパイスを入れていい感じに作れる。リゾットも良かったけど、やっぱりこのスープは美味い。

メインはお肉をさっぱりショウガポン酢で炒めました。これで今日のトレーニングがしっかり力になってくれるやろう。


ごちそうさまでした。

明日はレースのボランティアで朝早いので今日はもう寝よう。

おやすみなさい。

2013年7月11日木曜日

キッズキャンプ

うちの大学では毎年夏休み中のこの時期には、地元の子供達が大挙してキャンパスに現れます。

と言うのも、夏休みの長いカナダでは共働きなどで日中家に子供を置いておけないご家庭が、色々なサマーキャンプに子供を預けているようです。で、そのサマーキャンプというのがうちの大学にもあります。

それで、教育学部というのか、先生を養成するプログラムに所属している学生がカリキュラムの一環としてそのキャンプの指導員を担当しているんやけど、端から見ててもこれは良いシステムやなと思います。

まあ、共働き家族が助かるというのは明らかとして、将来小学校などの先生になろうと思っている学生が、実際に子供達と接していろんな活動をしていく中で学ぶことは非常に多いやろうと思う。

しかも、キャンプという性質上、子供に何かを教えるとかいうのじゃなくて、キャンパスの芝生なんかで鬼ごっこしたり、体育館でドッヂボールをしたり、ハシャギまくってる子供の相手をする訳やけど、学生によったらそういうテンションが苦手な人もいると思う。多分僕は無理やわ。

でも、そういう活動を通じて自分の適正を見直す人もいるやろうし、頑張って子供のテンションにあわせられるように努力する人もいるやろうね。

地元のコミュニティーの一つとして大学が空間を提供すると同時に、学生の教育活動の一環としてキッズキャンプなんかが活きているんやと思うとなかなかやるなーと思います。



ただまあ、一つ問題はキッズキャンプ中プールの一般開放時間がすごく減ってしまうんよね。しかも最近シンクロのカナダ代表がうちの大学サマーキャンプをしているようで、朝のロングコースの時間帯も無くなってるし。

タイミング的には7月の水泳集中週間にしたいんやけど、少し時間が合わせにくい。来週はもう少し頑張って泳げるようにしようと思う。

2013年7月9日火曜日

インスピレーション

昨日ニューヨークタイムズのビデオでこんなのを観た。今年のボストンマラソンの爆破事件で両足を失った青年の話。





こんな人の頑張りを見ると、ものすごいインスピレーションを受ける。自分がこのような状況に置かれた時にも、このように自分の尊厳を保って生きていける様な人でありたい。

アスリートに限らず、世の中にはいろいろな事情で体の一部を失っていても、誇りを失わず自分を高めようと努力し続けている人が沢山いる。Olympic Ovalでトレーニングしている両手両足が義手義足のサイクリスト、ジェイを初めて見た時は本当にたまげた。しかも明るく面白い本当に好青年なことがさらに彼を魅力的な人にしている。

今、しんどい思いをして鍛えているこの体も、実はいつ失われるかも知れない借り物なのかも知れないけど、心までも失われてしまわないような強い自分でありたいと思った。


そんな刺激をもらって、今日は今年初めて屋外トラックで走ってきた。

しかも例によって貸し切りトラック。いつもは使えない第一レーンも今日は使えたので距離が測りやすくて良かった。

こんな施設が職場のすぐ横にあるんやから、幸せな練習環境やなーってつくづく思います。

今日は初めてビデオの埋め込みなんかしてみた。上手いこと観れるんやろうか?


2013年7月4日木曜日

バラの挿し木

留守にしていた5日間で少し虫にやられていたバラを、思いっきって散髪してみた。


元気に成長してくれて、少し間延びした感じになってたから、スッキリして良い感じ。

で、切った先の方の枝で、まだあまり虫が葉っぱに付いていないあたりを選んで、挿し木してみることにしてみた。

この状態でしばらくして、根っこが出てきたら土に植え替えて、そこから成長してくれるかどうかは環境次第ということらしいです。

上手いこといくか分からんけど、夏の理科の実験的に様子を見てみようと思います。まあ、親株の方はしっかりしています。強い子です。


昨日は大家さんちで夕飯を頂いたので、今日は久しぶりで家で作って食べる夕飯やった。

ペンティクトンで食べて美味しかったホワイトソースのパスタ。鳥の胸肉にはホワイトソースが合う気がする。副菜はケールとマッシュウルームの炒め物。美味しかったです。やっぱり自分で作るのは良いね。

ごちそうさまでした。

2013年7月3日水曜日

超回復

キャンプ中減少傾向やった体重も、昨日は全く運動していないし一昨日も軽い運動だけやったので、今朝測ったら70キロ台に戻ってた。体脂肪は減ったままで水分・筋肉量が増加している。見事な超回復。

やっぱりトレーニングって言うのは基本的には体を傷めてる行為なんやなということがよく分かる。その後に傷んだ体をどれだけ強い体に再構築出来るかどうかが大事やということや。

今週は日曜日のバイクレースまではリカバリーベースで行こう。

と言う訳で今日は夕方プールで30分だけ泳いでその後少しコアトレーニング。スイムは最後に3本だけ25メートルの全力ダッシュをした。少し怠い体にちょっとだけ刺激を入れといた。

今日の夕飯は大家さんに誘われて一緒に頂いた。ペンティクトンの話とか、大家さんの奥さんが最近ちょっとずつ走り始めたこととか、久しぶりにゆっくり話ができた。

ここしばらく工事の続いていた大家さんの庭の改築も終わり、循環型の小さな瀧のある立派な庭園になってた。小さな魚を何匹か放しているらしく、大家さん夫婦が2人で背中を丸めて池を覗き込んでいる姿が可愛らしかったわ。幸せな二人です。

明日は頑張って朝プール。今日は早くに寝よう。

お休み

2013年7月1日月曜日

Penticton キャンプ 最終日

今日はCanada Day。カナダの建国(独立)記念日。僕にとっても少し特別な日でもある。

今日も色々あったなー。何から書いたら良いんか迷うわ。

とりあえず、起きたら昨日の寝る前のような体の怠さは抜けていて、きちんとお腹もすいて元気になってた。最終日の練習内容は起きた気分で決めようと思ってたけど、今日の気持ち良い天気を満喫するためにランコースでまだ走ってない部分を歩いてみることにした。

と言う訳で、いつもは宿から走り始めてたけど、今日はいつもバイクで通っている湖沿いの道をドライブして、ランの折り返し地点の町のビーチへ。音楽はもちろんエルビスで・・・

早めに走り始めたのでまだそんなに暑くない。でも今日の最高気温は38度くらいまで上がるそうなので、気をつけないと。

いつもは自転車で駆け抜けるだけなので気付かんかったけど、この道沿いにはいろんな自然が満ちあふれてた。そこかしこの薮からシカが出てくるし、初めて見るゴールドフィンチとかもおった。

誰が作ったのか立派なフリッカーのお家まであったわ。

(まるでポッポ時計のように顔をだしてる。餌を待ってる子供かな?)

スタート地点から湖沿いに入るまでと、それと折り返し地点の前後は結構急な坂が続いてるんやけど、その間の区間はこんな感じにフラットな走りやすいコース。ただどこにも日陰が無いのでキツいかも知れんね。


殆ど歩いてたけど、途中登りの区間は感触をつかむために走って登って、それに10キロから15キロの5キロ分だけrace effortに近い感じで走ってみた。昨日よりは随分暑さには慣れてきているような気もする。足の様子は悪くない。

走り終わった後はビーチにある水遊びの遊具で頭から水をかぶって気持ちよかった。贅沢な練習環境やわ。

で、帰りも当然ドライブして帰るんやけど、聴いてたCDから急に「Bridge over troubled water」が流れてきたとき何か急に涙が溢れそうになってきた。あぶないあぶない・・・このCD聴くの久しぶりやけどこの曲入ってたんや。

サイモン&ガーファンクル版を聴いてた時は「良い曲やなー」程度にしか思わんかったこの曲やけど、あるときエルビス版を聴いてからしばらくこの曲は涙無しには聴かれへんようになってたんよなー。

この前のエルビスフェストで聴いた時は大丈夫やと思ってたのに、カナダデーが少し僕の涙腺を緩ませてたんかな?すこし疲れてる?

まあ、なんにせよ、エルビスはこのペンティクトンの町に最高に合う音楽です。僕が間違ってました。ペンティクトンの人達、ごめんなさい。Viva Elvis!

無事に宿に戻って、少し昼寝をしてからいつものコースでビーチで泳いできた。今日は今までよりも少し頑張って泳いでみた。前みたいな波もなく、すいすい前に進む感じで気持ちよく泳げたわ。レースの朝もこんな感じやったら良いのにな。

最終日の夕飯はやっぱりこの前のギリシャ料理屋さんへ。前といっしょでケンがサーブしてくれて、最高の晩餐を頂きました。レースに来た時も是非行くことにしよう。


その後はビーチまで散歩。カナダデーと言うこともあり、ビーチ沿いの公園はお祭り模様。そういや数年前にナイアガラでカナダデーを迎えた時も賑やかやったなーなんてことを思い出した。

(これはチャレンジでのゴール直前の今夜の姿。2ヶ月後にここをどんな気持ちで駆け抜けることになるのか楽しみ。後2ヶ月頑張るぞ。)


散歩の締めくくりはいつものお約束でアイスクリーム。これがChildサイズ・・・

これだけ大きいと急いで食べないと溶けてきてエラいことに。

そういや、このアイスを見て、まだ僕が小さかった頃のことを思い出した。近所の西武で買い物をしている母さんを待っている間、弟と2人で屋上で待ってることになってん。で、暑いからアイスを食べようということになってんけど、一ついくらするかも聞かんと2人分アイスを注文して、財布を見たら一つ分しか無い。でも、もうアイスは二つ分弟が受け取ってて、兄として僕はちょっとしたパニック。

今やったら少し知恵も付いて、2人で食べ終わってから後で、お母さんのところへ行って足りない分のお金をもらってくる、といったことも出来たやろうに、そのとき僕は「行隆、待っとけ」とか言って母さんのところへ走っていったんよ。アホやわ。

で、無事母さんを見つけ出してお金をもらって屋上に戻ったら、ドロドロに溶けたアイスを二つ持った弟がわん泣きで僕を待ってた・・・

お金をきちんと払うまでは口を付けたらアカンって思ったんやろうね。こいつは悪いこと出来へん奴やなーって、兄ながらある意味感動に近い思いを未だに持っているのはこの時のことがあるからかも知れん。

まあ、カナダデーやからか知らんけど何となく感傷的になってる僕は、随分昔のことなんか思い出してもうた。今日の話とは全然関係ないんやけどね。アイス繋がりということで。


さて、今からカナダデー恒例の打ち上げ花火をビーチにまで見に行くことにしよう。

明日はまた長旅やからね。ゆっくり休もう。






2013年6月29日土曜日

Penticton キャンプ初日:番外編

昨日はクールダウンで少し泳いだ、と言うあたりで力尽きて寝てしまったけど、実はあの後も結構盛りだくさんありました。

 (スイムのスタート地点から眺めたところ)


少し泳いで体を拭いてしばらくひなたぼっこをしてたけど、やっぱり風が吹くと冷えるので、宿に帰ってシャワーを浴びることに。

で、帰りに何かつまむものは無いかな?ときょろきょろしていると、何やら楽しげなペイントのフードトラックが。(カルガリーにも最近ダウンタウン周辺では増えてきたフードトラックやけど、ここペンティクトンには至る所にとまってました。)

よく見ると「タコトラック」って書いてるわ。オークランドのタコトラックはもう伝説の域に達してるけど、新たな開拓として一度試してみることに。

まあ、タコ自体はカナダで食べるものとしては良く出来たやつっていう位やったけど(やっぱりオークランドのタコトラックに敵うやつはないわ)、親子でやってるのかスタッフの2人がすごく陽気で良い人たちで、すごく楽しそうに仕事をしているのが見ていて気持ち良かった。

(美味しく頂いた後、2人と1台の写真をパチリ)


宿に戻ってシャワーを浴びた後、夕食を食べに行ったんやけど、実は昨日スーパへのいき道にこんな洒落たギリシャ料理のお店があるのを目に付けててん。


ペンティクトンにはそこかしこにギリシャ料理の店がある。やっぱりギリシャ人の移民はこんな素敵な気候の土地に住みたいんやろうな。あえてカルガリーには来んやろうね。

で、宿のスタッフに「お薦めのギリシャ料理の店ある?」って聞いたら迷い無く上の店を勧めてくれた。地元のスタッフのお墨付きをもらって安心していったんやけど、これが感動するくらいに素敵な店やったわ。


随分歴史のある店らしいけど、この店のためにギリシャから持ってきたんかというくらいしっくり来ている店の内装にスタッフみんながみんな気持ち良く働いている。僕のサーバーを努めてくれたケンという青年はサスカチュワン出身のネイティブやそうやけど、彫りの深い浅黒い顔でまるでギリシャの地元民みたい。(まあ、ギリシャは行ったこと無いんやけど、行ったことのある隣のキプロスのイメージ?)

料理もすごくおいしいし、盛りつけもあっさりしてるんやけどポイントは押さえてる、って感じのプロの仕事やった。多分今回の滞在中何度か行くことになるやろう。

仕上げはやっぱりグリーク風コーヒーで。

でまあ、これで一日の仕上げで宿に帰って早めに寝てしまっても良かったんやけど、お腹も膨れたしビーチまで歩いて夜の散歩をすることに。

すると、公園の方から何やら賑やかなライブの音が聞こえてくる。しかもエルビスの歌。

そういえば今週末は「エルビスフェスティバル」とか言ってたな。実はペンティクトンへの道すがら車でお気に入りのエルビスのCDを聞いてたんやけど「この風景にエルビスは合えへんな」なんて思ってました。どうやらペンティクトンの人たちは違った考えをお持ちなようです。

会場に入るには10ドルの入場料がいると聞いて少し躊躇したんやけど、エルビス大好きやし(景色に合うかどうかはともかくとして)、こういった地元のお祭りを見れるというのはまたとない機会なので、地元へのドネーションやと思って入ってみることに。

まあ、言ってみればエルビスの物まね大会なんやけど、上手い人はホントに上手くて、歌だけじゃなくて振りがビデオで見るエルビスのまんま。よく研究してはるわー、やっぱり。

もちろん「残念」な参加者もいて、なかなか難しいもんやなー、って思ってたんやけど、物まねって、特にエルビスの物まねって恥ずかしがったら負けやね。あの「どうしようもない位エルビスっ」て感じの訳の分からん動きを思いっきりやってる人はやっぱりそれらしく見えたもん。僕には出来そうにないことやけど・・・

(この人は上手かった。会場大盛り上がり。ステージの前では踊ってる人たちもいた。)

結局のんびり眺めながら日が暮れるまで見てた。そろそろ冷えてきたころ重い腰を上げ宿へ帰りました。

帰りには一日中食べたいなーって思ってたアイスクリームを食べた。バイクで走っている間もそこら中にアイススタンドがあって僕を誘ってたんよ。暑かったし。夜も遅かったけど、今日は頑張って走ったし、ほらキャンプ中にあんまり体重減らしたらしんどいからね。

チャイルドサイズを頼んだけど普通に大きいサイズやった。アイスクリームには目がない僕やけど、キャンプ中幾つアイスを頂くことになるのやら。

2013年6月23日日曜日

蚊がいっぱい

今日は昨日の200キロライドを受ける形で、いつもより長めの2時間のランがメニュー。昨日の疲れもあるやろうし、今はStrengthがテーマなのでスピードは気にせず、ノーズヒルのトレイルを登ったり降りたり。

ここより気温が高いはずのペンティクトンでのレース対策のため、だいぶ日も昇った2時頃スタートしたけど、思ったより涼しかった。20度ないくらい。ボストンでも堪えたけど、ランの熱さ対策はどうしたもんやろうか?

ところで、今日のノーズヒルはここしばらくの長雨のせいなのか蚊がいっぱいおった。そんなことも知らず虫除けもせず行ったので、かなり刺されまくった。

ゆっくりランの筈やったけど、あんまりゆっくりやと蚊が追いかけてくるので結構頑張って走らなアカンかった。予定と違う・・・

でも、例のスペシャルドリンクをラン用に少し薄めたものを持っていったおかげで、2時間しっかり足も動いてくれたし、丘を降りて比較的平らなあたりではマラソンペースで気持ちよく走れたので、ランもやっぱり積極的に炭水化物を摂れるように練習しないとあかんな。

今日の夕飯は明後日いよいよカルガリーを去る例の先生と最後の食事。夏至の直後で夕飯の後も随分日が高かったので、最後にロッキー、カルガリーの町を一望出来るスポットということで今日二度目のノーズヒル。

昼の経験からきちんと虫除けを付けていったんやけど、3人ともずっと大群の蚊にまとわりつかれてた。せっかくの景色が台無しやん。

まあ、それでも半年の最後を締めくくるに良い思い出になってくれたかな?

これからしばらくカナダ東部とヨーロッパを巡るそう。くれぐれも気をつけて旅を続けてもらいたいと思います。

2013年6月21日金曜日

大洪水、大学閉鎖

昨日の僕の願いもむなしく、被害は思いっきり大きくなり、カルガリーの市内も多くの地域が洪水に見舞われてしまった。数十万人もの人が避難命令を受けて避難しているそうや。

僕の同僚も学生も避難しているらしい。それに年長の同僚は思いっきり洪水にあっている地域に家があるので、もしかしたら彼の家も大変な被害にあってるかも知れん。

大学が閉鎖になっていることを知らずにオフィスに行ってしばらく仕事をしてたけど、大学閉鎖のメールを見てからはインターネットで流れてくる街の被害の様子が気になって仕事にならんかった。で、昼には家に帰ってしまった。まあ、もともと大学には来るなって言われてたみたいやし。

家に帰ってもインターネットでニュースをライブで流してくれていたのでテレビのない家でもしばらくニュースに釘付けになってたわ。

夕方になって雨も上がって、外に出られるようになったので、川の様子が見られる高台にまで歩いていった。(今日のランメニューは2時間歩くことってなってたし)

正直、野次馬的に見に行くのは気が引けてたんやけど、自分の住んでいる愛すべきカルガリーの街がどんなになっているのかきちんと見ておきたかったので、ニュースでこれ以上の増水はないということを確認してから家をでました。


向かったのは僕の行きつけの自転車屋さんがある、そして上に書いた同僚の家のある辺りでもあるBownessという地域が一望出来る方の高台。

30分ほどかけて歩いていったら、目を疑う光景が・・・

えっ?こんなん、彼の家絶対沈んでもうてるやん。多分自転車屋さんも。

いやいや、こんな大っきな川じゃないで。

何か違う川になってる。


高台から少し降りて、いつも走る川沿いの遊歩道に向かうと・・・
1分もしたら遊歩道は川底に・・・

あまりの光景に言葉はありませんでした。まあ、1人でいったから喋る相手もおらんかったんやけど。

もうこれ以上増水はないといっても、やっぱり怖かったので、この辺りは早々に引き上げて、少し街の方へ。

カナダ横断のハイウェイは封鎖されてた。

いつもはひっきりなしに車の通るハイウェイの交差点の真ん中で。

少し下流の方にある遊歩道も・・・


普段は人の背よりも高くにある標識も・・・


まあ、そんな人の苦労を知ってか知らずか、水に戯れるカナダガン・・・


結局2時間どころか3時間も歩き回ってた。

避難を余儀なくされている人のことを考えると申し訳ないくらい何の影響も受けていないうちの周り。家に帰れるっていうのは幸せなことなんやろうな。

家に帰ると隣の三兄弟は明日のライブのための練習をしてた。

僕に出来ることはあまりないけど、少しでも早く洪水の水が引いて、みんなが自分の家に戻れることを祈りたいと思います。

2013年6月20日木曜日

えらいこっちゃ

今日は朝スイムの日。でも起きたら何やら大嵐。雨だけじゃなくてすごい風。

正直めっちゃ行きたくなかったけど、どうせプールに入ったら濡れるやろうと、分かったような分からんような理由で自分を言い聞かせ嵐の中プールへ。

今日は昨日の繋ぎ練習を活かしてバンドから始め、2000m分を50、100のリピート。仕上げは20mのスーパースプリント。今日はさすがに肩腕がだるいわ。

日中のカルガリーは(少なくとも大学周辺は)降ったり降らんかったりであんまり朝の嵐の影響は意識してなかった。

で、夕方仕事を終えてジムのトレッドミルで走ってたらテレビが衝撃の映像を流してた。バンフへの行きしなにある小さいけど綺麗な街のCanmoreが水浸し。

バンフからカルガリーへ流れるBow川の途中にある街で、何度か立ち寄ったこともある雰囲気のいい街なんやけど、川沿いの道はえぐられて家々もかなりダメージを負っているように見える。なによりカナダ横断のハイウェイが通行止めになってる。

しかも同じくロッキーの麓にあるBragg Creekという僕がバイク練習でよく訪れる街も水浸し。えらいこっちゃ。

家にはテレビがないのでそれ以降のニュースはインターネットのビデオ映像しかないけど、非常に心配や。何やらカルガリー市の南の方も退去命令が出ているらしい。

この時期は春の雪解け水でただでさえ川の水かさが増しているのに、最近降り続いている雨で一気に増水したみたい。しかも今もまだ降ってる。

これ以上被害が大きくならんと良いんやけど。

2013年6月19日水曜日

どんより

何やら今週はどんよりが続くみたい。6月にしては珍しい。

家の大学は先週が各学部の卒業式やったみたいやけど、今週みたいに愚図ついた天気でなくて本当によかった。

留学生が沢山いるので、多分それぞれの国からその家族が息子・娘の晴れ姿を見にカルガリーに来ていたみたい。もしかしたらこれが初めての外国旅行の人たちも大勢いたかも知れん。

微笑ましい情景で、2年前に僕の母さんが僕の卒業式にトロントに来てくれた時のことを思い出した。時差で辛かったようで、式中の長いラテン語の挨拶中はさすがにウトウトしてた。まあ、責められへん。僕も半分寝てたし。


今日のトレーニングは昼休みのスイムとその後のコアのみ。1000メートル分バンドプル。短いけどかなり一生懸命泳いで、明日の朝スイムへつなげる練習。コアは大分締まりが出てきた感じ。水中での体のバランスに活きているのがよく分かる。


仕事も随分進められたので、今日は早めに家に帰って少し早めの夕飯。賞味期限というものがベーコンにあるものなのかよく分からんけど、しばらく冷蔵庫にあって手を付けていなかったベーコンを使うためベーコンタップリのパスタ。キノコとエノキもいっしょ。おまけにお弁当に持っていって食べんかったゆで卵を乗せて目玉パスタ。

写真じゃよく分からんかも知れんけど、ガチャピンみたいやったわ。

最近僅かやけど寝るのが遅くなってる。ので、今日は思い切って早くに寝ます。

おやすみ。

2013年6月18日火曜日

ムスコカ号完全復活

今日はMidweek Mayhemのある週。大嵐の予報はどこへ行ったのやら、清々しい一日やった。

昼休みはジムへ行ってウェイト。スクワットとクリーンをメインテナンスにしっかりと繰り返して、その後はトレッドミルで30分ジョグ。

5時半に仕事を終えて家に帰り、ムスコカのバーテープを速攻で巻いて(最近バーテープ巻きが上手く速くなってきた)、ケーブル類の確認をしていざ出陣。

実際走り始めるまで他にダメージがないか色々心配してたけど、今のところシフターもきちんと働くし、フレームの軋みもないし大丈夫みたい。

今日は僕の走るBグループからクリットを始めるので、ウォームアップはレースのコースに行くまでの15分くらいだけ。まあ、今日はムスコカ号の様子見も兼ねてるしそんなに頑張ることもないやろう、と少し気楽に行きました。

ところがまあ、結論から言うとめちゃめちゃ調子よかったわ。やっぱりレースの度に調子が上がっていくようで、今日はずっと先頭集団に付いていって、途中グループのペースが落ちてきたらそれに活を入れるようにスプリントしてみんなのペースをあげて、最終ラップまで勝ちにいけるポジションでずっと走ることが出来た。

残念ながら最終ラップの半分を過ぎた辺りでコースに車が入ってきたので、その時点でレースは終了。位置的にはゴールスプリントも楽しみな感じやったけど、練習レースではこういったハプニングもあって、みんなが事故なく明日の仕事に戻れることが一番大事。


何より嬉しかったのが、僕のアホのせいであんな怖い思いをしたムスコカが完全復活してくれたこと。今日もパワータップの付いた重いホイールで走ったけど、コーナーからの立ち上がりではものすごい加速に対応してくれて、すごく気持ち良く周回を重ねることができた。やっぱりムスコカ号はええわ。強い子や。

クリットの後はブリックランで10分ほどテンポペースで走った。さすがにクリットの直後なので走り始め500メートルは随分苦しかったけど、それを過ぎた辺りからは息を上げながらレースペースに近いテンポで走ることができた。まあ、短い時間やけどね。

それを見ていた一緒にレースを走った仲間からは、「そんなに走れるんやったらレースもっと真面目に走らんかい!」って冗談ながらも言われるくらい良い感じやった。

その後は前回と同じでノーズヒルの上をぐるっと回るコースでリカバリーライド。今日は雲にかすんでロッキーは見えへんかった。

でも、誰もいない丘の上でムスコカとゆっくり語りながら「怖い思いさせてごめんな」って何度も謝りながら走れたのはよかった。

これからもよろしくな、ムスコカ号。

(熱い走りの後ゆっくり休む愛すべきムスコカ号)

そんで、今日みたいな帰りの遅い日に活躍するのは先週の作りおきカレー。

卵とお豆腐でタンパク質もタップリ。普段食事で飲むことないけど、今日はクリットでの頑張りのご褒美でジンジャーエールで乾杯。たまには良いやろう。


で、最後に、しばらく綺麗な姿を見せてくれていたバラの花をカットして、ドライフラワーの準備。

不思議なんやけど、ドライフラワーになると形はほぼそのままでサイズが半分以下になるんよね。面白いわ。

次はいつ綺麗な花を咲かせてくれるんかな?

2013年6月17日月曜日

熊さんには近づかないように

今日は平日やけど、先日書いた今週末にカルガリーを去る先生を最後の記念にバンフ、レイクルイーズへガイドしてきました。まあ、ある意味仕事の一環?

僕も久しぶりに春のカナディアンロッキーを満喫して、先生ご夫妻にも出発前に最高の一日を贈ることができたようで本当に良い一日でした。


こんな感じの景色。下の写真は先日モーレン湖へ自転車で行ったときに、あまりに綺麗で見とれてたけどカメラがなかって撮れなかった景色を、今日初めて写真に収めることが出来たとっておきの一枚。


ところでね、そんな素敵な一日にちょろっとだけ水をさすようなハプニングもありました。

まあ、タイトルにあるように熊さんに関することやねんけど、本当に人の無責任さというか意識の低さにあきれるのを通り越して少し怒りのようなものを感じた事件でした。

というのは、やっぱり一昨日の投稿で書いたように、春になって熊さんは人の出入りする辺りに降りてきてるんですよ。というよりも正確に言うと、冬の間人が出入り禁止になっている熊さんの生活圏に、春になって人が出入りするようになってるのかな。

モーレン湖に着いて先生達が少し散歩に行っている間に、僕が荷物を取りに駐車場の車に戻りかけたとき駐車場に人だかりが出来ていて、まあ感ですぐ分かるんですよ、野生動物が降りてきてるんや、って。でもまさか熊やとは思わずに自分の車にまでいってその人だかりが見ている方向をみると、もう、明らかにグリズリーですよ。

まだ子供のサイズかも知れんけど、立ったら2メートルくらいはあるんじゃないかという、立派な熊です。

始めは人も遠巻きにして見ていて、僕も自分の車にいつでも逃げ込める状態でカメラに収めることが出来た貴重な一枚がこれ。


少し小高い丘になっているその上にいる熊の背中、と頭が少し写ったくらい。これ以上は熊がこちらに降りてくるか、よっぽど高い台に乗ってカメラを向けないと写らんくらい。

写真が残って僕が残らないのは嫌なので、暫し車の側で(当然扉を開けていつでも飛び込める状態で)熊さんの動きを観察してたんですよ。熊さんもこちらには興味がないみたいやし、当然こんな間近に熊を見られるなんてそうあるもんじゃないですから。

でもね、人って集団でいるとちょっと油断するというか、はっきり言うとアホになるみたい。少しずつね、人が近づいていってるんですよ。携帯やカメラをを向けてベストショットを狙って。

上の写真で言うと、このフレームに入るか入らんかという丘の中腹辺りまで。まあ、熊の視界に入る辺りというのか・・・

ちょうどね、一昨日にバンフでガイドをしている友達と、熊の恐さと人の意識の低さというのを話してたとこ。

「おいおい、マジかよ」ってビックリしながら人と熊を両方注意してみてたんやけど、これまた数人が行けばもう数人が行くという感じでどんどん人が熊に近づいていったんよ。

もう僕は端から見ていて心臓バクバク。でもまあ、言うたら悪いけど、知らんおっさんが大勢アホをさらしてるだけやと思って見てたんやけど、しばらくすると、やっぱり大人のすることは子供が真似するってよく言ったもんで、小さい女の子が大人の後を追って近づいていったんよ。

今書きながら思い出してもちょっと心臓バクバクしてきたけど、もうそのとき僕は「アカン」って思って車のクラクションを思いっきりならしまくって、大声で「そこの女の子戻りなさい。おっさんらも近づき過ぎや」って叫びました。

でもね、その先日話してた友達の言った通り、みんな僕に白い目を向けて「うるさい」って言ってきましたね。アホばっかしや。でももう、あかんもんはあかん、目の前で人が熊に引き裂かれるのを見るのは嫌なので、クラクションをならし続けて「離れろ、食べられるぞ」って1人でひたすら叫んでました。孤軍奮闘・・・

あのね、別に正義の味方ぶるんじゃないんやけど、1人で数十人の群衆に注意を喚起するってなかなか孤独なもんやったよ。今でもあのドキドキは残ってる。

途中でNational Parkのレンジャーが来て僕のことをフォローしてくれて、僕のことを端から文句言ってるおっさんに「彼のしていることは正しい」って言ってくれたのは本当に嬉しかった。

だって、僕自身そのガイドの友達と話をしてたから、こういう場合の対応の仕方って聞いて知ってはいたけど、それがどういうことなのか実際知らんから。

僕が知っているのは、もし何かの拍子で熊が暴れだしたら、当然人の被害はあるし(それもとても残酷で甚大な被害が)、その場合熊は射殺の対象になる訳やねん。でも、みんな観光旅行やしそんなこと知らんよね。

幸いにもぼちぼち人も少し冷静さを取り戻したのか、丘の上から車の側まで降りてきて、熊と人との距離は随分離れて、僕が叫んで言ってたようにそれぞれ自分の車の近くからカメラを向けてました。

丘から降りてきて、僕の側までわざわざ近づいて捨て台詞を吐いていく兄ちゃんもいたけどね。簡単に訳したら「カッコ付けて、いい人ぶって」みたいなこと言われましたよ。

正直残念やったし、なんでお前みたいな奴の命を守るためにドキドキしなあかんねん、とも思ったけど、いつか彼が、熊に襲われた人のニュースをみて僕のことを思い出してくれることを願っています。

(まあ、僕もそれなりに興奮してたので「だまれ、アホたれが」って言い返しはしましたけど・・・言った後ちょっとだけ後悔した・・・)

いやー、まさか一昨日の今日でこんな熊さんとの出会いがあるなんて、やっぱり春やね。

もしこのブログを読んでくれている人がいて、もしどこかで野生の熊に出会ったら、絶対に車から降りないで、熊には近づかないで下さいね。お願いです。


これくらい小さな熊さんやったら好いんやけどね。(人に慣れて餌をねだりに近づいてきたシマリスくんです。でもね、餌をあげてはだめですよ・・・)


最後に癒しの、バンフの街を一望する一枚です。

明日からは通常営業。頑張ろう。

追伸:実はこの最後のNorquayの丘に登る道中にも黒熊の小熊に遭遇。残念ながら写真は残ってないけどね。いや、熊は可愛いんですよ。ホントに。でもね、僕たち人間は自然に脅威を感じて、自然を尊ばないといけないと思います。