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2016年1月9日土曜日

サンフランシスコ訪問15周年記念ラン

2日の投稿の後、結局飛行機が飛び立ったのは夜7時を過ぎた頃。当初の出発予定時刻からは12時間近く経っていて、僕は空港で13時間も過ごしてました。お陰でアデレードでの思い出をブログに書くことが出来たんやけど・・・

その日のうちにはサンフランシスコに到着することが出来たんやけど、ホテルにチェックイン出来たのは現地時間で夜9時過ぎ。大変な1日やった。

何はともあれ、今回のサンフランシスコ(ベイエリア)訪問は特別なイベント。ミドルベリー大学への交換留学中にブレアに会ったのが2000年の秋。その縁で彼の実家のあるオークランドでその年の正月を迎えて以来、今年で15年目、8回目のベイエリア訪問になります。色んな思い出が詰まった街です。

建前としては年明けに毎年行われるアメリカ経済学会へ参加することがメインの目的。なので今回は限られた時間にそれらの思い出を再訪するべく、参加するセッションのない初めの2日間は午前中に街を走り回ってきました。

初日はケーブルカーの路線にそって北側のピアーに向けて。
暫くパウエルに沿って走り、

途中少し西側のハイドに沿って走って行くとピアーにでます。
 ここからは綺麗にアルカトラスが一望出来ます。

ちなみに、2012年に遊びに来た時にはこの入り江でオープンウォータースイムの練習をしました。


5月の(というか多分年中)水はめちゃくちゃ冷たくて、ウェットスーツを着て泳いでも、水から上がると怖いくらいにブルブル震えてました。

なので、
泳いだ後はこのクラブの施設にあるサウナとシャワーでなんとか息を吹き返してました。本当に助かりました。

ちなみになんでこんなところで泳いでたかというと、 SwimArtというグループが企画したAlcatraz to Golden Gate Bride Swimというイベントに挑戦したため。

どんなイベントかというと、この写真の右隅にある小さな島(アルカトラス島)の側から、

あのゴールデンゲートブリッジの真下まで、約5キロ泳ぐというもの。

今振り返るとなかなか無茶な挑戦をしたなと思うんやけど、まあやって良かった。5キロとはいっても殆ど海流に流されてる感じで、何と5キロを1時間で泳ぎ切りました。途中アザラシのようなものも近寄って来たりと、ベイのど真ん中からみるサンフランシスコの街は違って見えました。

そんなことを思い出しながら、
有名なロンバートのクネクネ道を通り過ぎ、

その昔ロブが博士論文を書いたというカフェの前を通り過ぎ(僕も翌日共著者と来たけど)、結局初日は2時間ちょっと18キロ走り回ってきました。

2日目は行き先を西に取り、ゴールデンゲートパークへ。

1日雨の予報の筈やったけど、僕のためにか朝は晴れてくれていました。
まだ綺麗な青空も。

ちなみにサンフランシスコの街はどの方角に向かっても、このような急坂に出くわします。
こんな街ではランナーが良いのかサイクリストが良いのか、どうなんやろうか?

30分程走ると目的のゴールデンゲートパークへ到着。
このように、現時点の東の端から約5キロ先のビーチまで、細長い緑地帯が広がっています。

こんな感じ。

以前来た時は「まあこんなもんか」としか思わなかったローズガーデンも、今思えばとても素敵な所です。残念ながら寒くてあまり綺麗には咲いていなかったけど、それでも沢山バラが花をつけていました。

野生のローズマリー。

 なんか分からんけど、朽ちた木と見事に寄せ木のようになってる。

こんな所に滝まであった。

歩道が木に覆われてトンネルのようになってた。日本の公園でこんな木が生えてたら切り倒されてしまうんやろうなー。

バッファローもまだおった。

ちなみに今日も水さえ持たずに走っていたんやけど、意外と熱くなって来てこの水飲み場には助けられました。

緑を楽しみながら走り続けて、
風車が見えて来たらそろそろ。

公園の西の入り口から30分ちょっとでビーチに到着。
青空でないのは残念やけど、そもそも雨の筈やったんやから贅沢は言われへん。 きっと夏には賑わってるんやろう。

帰りになってもまだ雨が降る気配は見せず、
時折こんな感じで青空が。太陽が気持ち良かった。

ちなみにこの公園の中には誰が寄贈したのか日本庭園もあります。入ったことないけど。

で、やっぱり30分程すると公園から出て、
もう30分程街の中を走ってホテルへ到着。

2日目も2時間ちょっと、22キロも走りました。

2日続けてこれだけ走ったのはいつぶりやろうか?というか走ったことあったかな?なんにせよ最近はめっきり走らなくなったのに、これくらいゆっくりのペースやとまだまだ走れる足であることが分かったのは大収穫。これをきっかけに今年はもうちょっと頻繁にラントレーニングも取り入れてみようかな。

(サンフランシスコ編、続く)

2015年10月4日日曜日

バンフを満喫

いよいよ1週以上遅れの書き込みですが、先週土曜日(9月26日)はバンフでのメリッサロードレースを走ってきました。

カルガリーに来てから毎年学部内イベントを兼ねて参加していたけど、去年は日本に帰っていたので不参加。なのでメリッサを走るのは2年ぶり。懐かしかったです。

一応ロードシーズンが終わってからはこのレースを目標レースにしていたので、レース前はしっかり体を休めて万全の準備。休めすぎてちょっとぐうたらしてしまった気もするけど・・・

2週間前のDino Dashで20分を切って走れたので、あわよくば今年こそ40分切って走れるかなーというのが密かな目標やってんけど、結果的には全然ダメでした。

スタートから長い登りの入り口あたりまでは押さえ気味に走って、我慢しながら登りきったら下りでしっかり加速して、というのが当初のプラン。大体はプラン通りに走ったんやけど、前夜から降っていたらしい雨がスタートの時点でも小降りで降り続いていて、そのせいで下りでスピードに乗り切らず(滑りそうで怖かったので)、結果的に登りの穴埋めが出来ないまま。

今年のランレースではガーミンのペース表示を消しているので、走っている最中は体感のペースが頼りなんやけど、まあ、走りながらなんとなく40分は無理そうな感じはしてました。下りきってからの数キロも思った以上にペースは上がらず、キロ4分数秒のペースで走っていたようです。

でもまあ、後半へたることも無く、最後の2キロは前を走るランナーを猛烈に追いかけて、結局追いつくことは出来へんかったけど、そのお陰で42分を僅かに切ってフィニッシュ。今年の最小限のラントレーニングを考えてみれば上出来の走りだったと思います。

もう少しキチンと早くから準備をしておければ、メリッサでの40分切りはそんなに無茶な目標じゃないような気もするけど、長いバイクシーズンにラントレーニングをどれくらい混ぜていけるかは来年以降の課題です。

走り終わった後は、学部から一緒に参加している同僚や学生達と談笑してリラックス。暫くすると青空も見え始めてきて、ボチボチ気温も上がってきた。

というわけで、せっかくバンフまで来たんやからということで、午後は予定通りランディーを駆ってトレイルライドに行ってきました。

今日はスプレーリバートレイルを通ってキャンモアまで行って来る予定。ホテルの裏のトレイルヘッドまでは街をブラブラしながら。

トンネル山を裏から眺めた所。久しぶりのバンフは綺麗でした。

トレイルヘッドには何と自転車用の空気入れと少しの工具類が用意されていました。
人気のトレイルなんやろう。

ちなみに、このトレイルは以前クロカンスキーで途中まで滑ったことがあるけど、夏に来るのは初めて。




その名の通り、こういった感じで川のほとりをついたり離れたりしながら駆け抜けていきます。

トレイルは思った以上のゴロゴロ石で、どちらかというとマウンテンバイクで来たい所。
でもまあ、ムースマウンテンを経験した僕には丁度チャレンジし甲斐のある良い感じでした。

1時間半ほど走るとキャンモアで見慣れた形の山が見えてきた。

途中からトレイルは名前が変わって、ゴート(ヤギ)クリークと言うそうです。

これは特徴的なランドールマウンテンを裏から見た所。

キャンモアに来ても普段は来ることの無い山の向こう側。
ロッキー山脈というだけあって、どれだけ見渡してもずっと山が続いていました。

飲んだらあかんらしいけど、透き通った清流がとてつもなく綺麗でした。

キャンモア側のトレイルの端までは22キロで、丁度1時間45分で到着。休憩する所も何も無いので、持参したおにぎりで補給して早速折り返し。

帰りながら気付いたのは、意外なことにバンフからキャンモアまでは実は延々と登っていたこと。バンフとキャンモアの街は殆ど標高差がないんやけど、僕はキャンモアの街から随分登った所のトレイルヘッドに来たみたい。

なので帰りは速い速い。テクニカルなトレイルを楽しみながら1時間も走ったらもうバンフで見慣れた山並みが見えてきた。

写真じゃ伝わりにくいけど、ちょうどカスケイド山が綺麗に眺められる良いスポットやったので記念に一枚。

帰りが意外に楽やったので、友達との待ち合わせまで時間もあったし、ホットスプリングのある山の上までおまけに寄り道。3キロほどで200メートルほど登るそこそこしんどいヒルクライムが今日の仕上げ。

10キロレースで頑張った後に、3時間みっちりトレイルライド。久しぶりにバンフを満喫した1日でした。

思った以上にドロドロになったランディー。キチンとランドール山もお参りしてきました。

ライドの後はバンフに住む友達と夕食を食べ、久しぶりのお話に花が咲きました。

日が暮れる前にと思い6時頃に帰路についたら、今日はちょうどスーパームーンの一夜前。写真じゃ伝わらない、何とも言えない魅力的な大きなお月さんを眺めながら帰ってくることが出来ました。

翌日のスーパームーンは生憎の曇りで見られなかったので、前夜のお月見がとてもラッキーでした。

一週間ぶりに思い出しながら書くのもなかなか悪くないですね。色々記憶が蘇ってきて2度楽しめる感じかな。でもやっぱりもう少しマメに書くようにします。

2015年9月13日日曜日

Dino Dash 5km

一週間遅れに日記を書き込むという悪い習慣から抜け出すため、今日は先週末のことをキチンと書き留めておこうと思います。

まずは土曜日の昼前に行われたDino Dash。ちなみにランレースです。ランのトレーニングはあまり安定して出来ていないんやけど、2週間後に迫ったメリッサ10Kに向けて自分がどれくらいのレベルで走れるのかを試す大事なテスト。

去年は大阪マラソンに向けてのトレーニングを始めていたので、このレースでは10キロ部門に登録したけど、今日はスピードを試すための5キロ部門でエントリー。

5キロレースって実は今まであまり本格的に準備して走ったことが今まで無い気がする。今までマラソントレーニングの準備や何かの気まぐれで走ったことがあるくらい。そんなせいもあって、今までカルガリーでは20分を切って走ったことが無いので、今日はその記録にどれだけ近づけるかが一つの課題。

幸いにも見事な秋晴れ。気温も未だそんなに高くなく風も微風。環境はバッチリ。

去年もいた風船人形が今年も激しく応援してくれていた。

レースは予定通り11時にスタート。去年に1度走った5キロレースでは、初めの3キロのオーバーペースのせいで残りの2キロでめちゃくちゃペースを落としてしまったので、同じ間違いを繰り返さないように抑えめにスタート。一応ガーミンは付けていたけど、基本的にペースは呼吸で判断。

2キロを過ぎ、32Aveに入ってからは10キロ部門の選手と別れるので、自分が誰と勝負しているのがようやく分かるようになった。で、みてみると少し前に良いペースで走っている2人を発見。ジワジワ近寄っていって、キャンパスに再度入る辺りで2人をパス。

そこから徐々にペースを上げていって、24に入る直前の緩やかな登りではしっかり加速して、追いかけてきている2人をなんとか引き離すように。一人はそこで脱落したみたいなんやけど、でももう一人の方は少し後方を同じペースで追いかけてきてる。

残り1キロとなって自分自身もかなりいっぱいいっぱいで、今これ以上ペースを上げたらゴール前に大失速してしまう恐れが。で、トラックに帰っていく直前でその彼にパスされてしまった。キチンとラントレーニングをしている時ならこの辺りが僕の強さが出る所なんやけど(モントリオールハーフでの最後の5キロは凄かった)、今の僕にはこれが限界。

トラックに入って後ろから来ている選手も食らいついてきていることが見えたので、僕も最後の力を振り絞ってなんとか走り切ることが出来た。やっぱり一人では緩めてしまう所での最後の力はレースならではやね。

で、その前後の2人のお陰もあって、何とゴールタイムは19分35秒!カルガリー新記録がでました。2年前のナッシュビルで走った18分50秒というのが自己ベストやけど、今の練習量から考えると申し分の無いタイム。

体感のシンドさはもちろん後半がキツかったんやけど、レース後にガーミンのペースを確認してみると、ほぼ一定のペースで走れてた。これはさらに良い収穫。

しかも5キロ部門全体で6位、30−39のカテゴリーではなんと1位でゴールしました。ランレースでカテゴリー1位というのは初めてかもしれん。

自転車ばかりしていたシーズンで、しかもここ数週間のラントレーニングも付け焼き刃的なものやったにも関わらず、バイクで鍛えられた心肺機能と元々の足の強さが奇跡のコラボを成し遂げたんかな。

まあ、5キロレースやからなんとかなったけど、10キロとなるとまた未知数。これを励みに残り2週間、メリッサに向けては少しキチンと調整しようと思います。

それと、これをきっかけに5キロレースで大真面目に記録を狙ってみる練習をしてみようかとも思っています。来年のポリス5kmでも目標にするかな。

2015年8月25日火曜日

Moose Mountain Trail Race

今回は一週間も空いてしまわない内に書けた。

先週土曜日はMoose Mountain Trail Raceで走ってきました。去年の大阪マラソン以来のランイベント。トレーニングは2週間前のロードレース最終戦が終わってからなので、正直準備不足感は否めへん。でもまあ、去年もこのレースで泥んこになりながら走って楽しかったし、来月のメリッサに向けての準備としてはちょうど良い刺激になるやろう。

前日(金曜日)に一日中降っていた大雨も無事に止んでくれて、レース当日はすこぶる良い天気。でも10時過ぎに会場に付いたら上着がいるくらい気温が低かった。10度くらいかな。まだ8月やというのにもう秋の気配がすぐそこまで・・・

レースは11時スタート。久しぶりやけどランレースは慣れたもの。スタート前にはしつこいくらいにトイレに行って万全のスタート。去年は初めの数キロのフラットの区間で飛ばしすぎて後にエラい目にあったので、今日は思い切り抑えめに。

それでもキロ4分ちょっとで走っていたようなのでやっぱりペース感覚は随分鈍ってるみたい。コースがシングルトラックに入ると暫く延々の登り。何せコースプロファイルは

こんなんやから。5キロの間に山道を1600メートルまで駆け上がるんやからそら大変や。

去年はこの区間に頑張りすぎて後半がヘロヘロになってしまったので、今年はここを出来るだけ抑えめに走ることを意識。

そして、てっぺんに着いてからは下りでペースアップ。元々下りは得意な方やけど、最近のコアトレーニングのお陰でか体のバランスが凄く良い。ぐちゃぐちゃ凸凹のトレイルを猛烈に駆け下りてきました。

そしてプロファイルにあるように、10キロ過ぎからの登りがまた曲者で、去年はこの区間で思い切り歩いてしまうことに。今年も幾つかの登りでは無理せずに歩いて登ったけど、去年のように足腰がフラフラで2度も転んでしまうというような無様な格好はせんで済んだと思う。

去年のタイムを確認せずに来たので、今年が去年と比べてどうなのか分からないまま走っていたけど、最低限のトレーニングの割には凄く気持よく走れてることは明らかやった。今年はこれまでバイクトレーニングばっかりやったけど、やっぱり全身のフィットネスは着実に向上しているんやろう。

結果1時間24分51秒でフィニッシュ。去年は1時間28分15秒でゴールしたようなので、3分以上短縮できた。コースのコンディションが去年と比べて多少良かったことはあるとは言え、なかなか上出来でした。

去年と同様に膝まで浸かる水たまりを攻略してきた靴。
ドロドロで洗うのは大変でした。

去年は2度も転んだのでもっとドロドロになったけど、それでもこの有様。

こんなようにドロドロにはなるんやけど、その分ロードレースでは味わえない自然との戦いが楽しめるので、このレースは凄く楽しい。タイムを競うのとはちょっと違う、走る楽しみが思う存分満喫出来ます。とは言っても、自分一人で来てこのコースを走ろうとは全く思わんねんけど。でもトレイルランは楽しいです。

ちなみにこのレースの良い所は、普通のランレースでもらえるおやつと違って、スープとパンというちゃんとしたランチが振る舞われる所。
僕は去年お土産で頂いたランチボックス持参で、昼食を頂いてきました。

そしてランレースの後は、せっかくウェストブラッグクリークまで来たんやしということで、ランディーを駆ってクロス/マウンテンライドを楽しんできました。

ここはランコースの一部。乗馬の盛んな所なので、時々こんな馬車が通ります。

道に迷うとこんな障害物が・・・さすがに渡れません。

これもランコースの一部なんやけど、牛さんが柵無しですぐそこに居ます。食べられることは無いとは言え、ジッと見つめられるとちょっと怖いです。

この秋のクロスシーズンに向けて、こんなシングルトラックでバイクハンドリングのトレーニングも。タイヤも細いしサスペンションも無いけど、それでもランディはどこにでも行けます。

で、所構わず連れ出されてドロドロになったランディ。帰ってちゃんと綺麗にしてあげました。

という訳で、ランレース後マウンテンライドと良い天気を満喫した土曜日でした。カルガリーの夏も残す所あと僅か。思い切り楽しまないと。