建前としては学会出席が今回の出張の目的なんやけど、本音で言うと今回来ることを決めたのはブレアの初めての赤ちゃん、マヤちゃんに会いたかったから。
15年前に初めて会って以来、色んなことを話して一緒に経験して、この15年に限って言えば一番僕のことを知っている友達のブレア。15年前にはこんなに長く付き合い続けることになるなんて想像も出来へんかったなー。だからある意味実の兄弟以上に嬉しいお祝い。
なので岡君との会を早めに切り上げて、その夜はブレアのお母さんの家に泊めてもらいました。
この家が15年前の年末に初めて寄せてもらったマーハウス。そしてその夏には3ヶ月ここでホームステイさせてもらって、UCバークレーのサマースクールに通わせてもらいました。思い出深い家。
翌朝ブレアの今の家に移動。
着いた時にはまだマヤちゃんはお休みやったので暫し待機。
ブレアとお母さんのナタリー。僕のことを本当に可愛がってくれて、僕は彼女のことをMomと呼んでます。(一時Momと呼ばなくなったことが有ったんやけど、「邦夫にはMomと呼んでもらいたい」と言われて、それ以来ずっとMomです。)
暫く待っていると、
じゃじゃーん。マヤちゃんの登場。写真でみたことが有ったけど、やっぱり可愛い。生後やっと一ヶ月なのでめちゃめちゃ赤ちゃん感がいっぱい。
カルガリーから持って来たRCMPの制服を着たビーバーに興味津々?
そして、年明け早々ということで、初めてのお年玉も。
ちなみにポチ袋に名前を書くのにブレアに「漢字はあるん?」って聞いたんやけど、「無いから一緒に考えて」と言われ、色々調べた結果「真矢」という漢字を提案。まっすぐで芯の強いブレアとマリアの間の子供にはピッタリやろうと。それに比較的簡単な漢字やし。
「それじゃ、それにしよう」とブレアも即決で、晴れて僕は真矢ちゃんの日本名の名付け親になりました。
名付け親の特権なんか分からんけど、
眠っている真矢ちゃんを胸に抱いて至福の一時。
実の兄の子供にもこんなことをしたことは無かった。人生で赤ちゃんに最も近づいた日。パパになるってこんな感じなんかなーなんて思いながらも、泣かれなかったことにホッとしました。
という訳で、カリフォルニア最終日にはとても幸せな1日を過ごすことが出来ました。覚えてもらえるようにこれからもちょくちょく遊びに来ないと・・・
(カリフォルニア編、終わり)
2016年1月10日日曜日
カリフォルニアに来たらやっぱり
仕事で来ているとは言え、カリフォルニアに来たらやっぱりここならではの食は楽しみたいもの。
サンフランシスコのような古い街に来て味わいたいのはやはり、
アメリカならではのダイナーでのブランチ。初日のランの後はここに来ました。
古き良き(僕が小さい頃に憧れていた)アメリカの名残を残す昔ながらの店内。やたらと派手な赤いベンチがトレードマーク。
注文したのは
店の名前をとったLori's Special。具がいっぱいのオムレツです。走ってペコペコのお腹には最高の一品。
ちなみに、この店には学会最終日にも訪れて、
初日に迷ったもう一つのフレンチトーストのメニューも頂いてきました。これも美味かった。高級感は全くないくせに結構値が張る店やけど、旅行者としてアメリカ気分を味わうには打ってつけ。そういった意味でこの店はお薦めです。
で、やはりカリフォルニアと言えばメキシカン。
2日目のランの後はインターネットで見つけた宿の側にあるレストラン。急遽見つけたのにめちゃくちゃ大正解。12時過ぎにいくと大行列が出来てる人気の店のよう。
昼間はデリーのようにカウンターで注文して作ってもらう、いかにもメキシカン。
取り放題のサルサの種類も抜群で、さらに出て来たブリトーがこれ。生憎中身を写真では見せられへんねんけど(ぐちゃぐちゃになるから)、そこそこ洒落てる店にしては本格派の味で、しかもこのサイズ。22キロ走った後じゃないと食べられへんくらい。
あまりに気に入ったので、
翌日も夕食を食べに阪大時代の同級生の岡君と一緒に再訪しました。今回はビーフとチキンのタコス。これまたなかなかの逸品でした。
メキシカンの締めは、最終日にブレアといったバークリーのお店。流石バークリーということもあり、いかにもメキシカンの家庭料理屋さん。
せっかくなのでいつも頼まないものを食べてみようと、
このポスターに惹かれてスープ料理を注文してみました。
で、出て来たのがこれ。

右のお皿の野菜をスープに放り込んで食べるみたい。見た目以上にあっさり、でもしっかり深みのある味で、かなり美味かった。こんなスープを作れるようになりたい。
ところで、せっかくショッピングの街サンフランシスコに来たんやからということで、今回僕が仕入れたかったのはバーボンウィスキー。以前ナッシュビルで買って大好きになったけどカナダでは売っていないというやつ。
流石サンフランシスコ、一般のお酒屋さんとは別に、
こんな洒落た店構えの高級酒店が。しかもラッキーなことにホテルのすぐ側。
店の陳列もそこらの酒店とは全然違う。惚れ惚れするような店内でした。
で、ブラッと店を見回すと、
ありました。ミクターズ。これは深みとスムーズさを兼ね備えた今まで飲んだバーボンでも類を見ない逸品です。輸入制限があるのでとりあえず1本だけ仕入れてきました。来るたび買って帰ることになるやろう・・・
ちなみに岡君との食事の後、岡君が珍しく少しゆっくり飲める所に行きたいとのリクエスト。リクエストされても特に当てもないので、ここはプロのアドバイスをということで、そのお酒屋さんで聞いてみることにした。そしたらこれまた大当たり。
前日に会った店員さんが覚えてくれていて、気さくに店の近くにあった分かりにくい扉のお店に連れて行ってくれて、IDを持っていなかった岡君が入店拒否されそうになるのもやんわりと往なしてくれたりと、期待していた以上の助けを頂きました。
で、店に入って見ると
男2人で来るのは勿体ないくらいのオシャレなお店。やけど、一人でお酒を楽しんでいる洒落たお客さんがいたりと、なかなかイケテルお店なよう。
値段もこの店構えとしてはとても良心的で、高くない。流石プロの紹介は伊達じゃない。
(注文を待つ岡君)
途中からはジャズのライブが始まり、
ステージの前ではお客さんが踊りだす始末。これでチャージもとらずに入れてあの値段。なかなかやるやん。
僕はブレアのお母さんとの約束があったので早めに店を出たんやけど、かなり気に入った様子の岡君はその後もライブを楽しんで一人夜を過ごしたそうな。
サンフランシスコで飲んだことなんて今まで記憶にないけど、とても良い経験が出来ました。
サンフランシスコにお越しの際は是非御立ちより下さい。
(サンフランシスコ編、もう少し続く)
サンフランシスコのような古い街に来て味わいたいのはやはり、
アメリカならではのダイナーでのブランチ。初日のランの後はここに来ました。
古き良き(僕が小さい頃に憧れていた)アメリカの名残を残す昔ながらの店内。やたらと派手な赤いベンチがトレードマーク。
注文したのは
店の名前をとったLori's Special。具がいっぱいのオムレツです。走ってペコペコのお腹には最高の一品。
ちなみに、この店には学会最終日にも訪れて、
初日に迷ったもう一つのフレンチトーストのメニューも頂いてきました。これも美味かった。高級感は全くないくせに結構値が張る店やけど、旅行者としてアメリカ気分を味わうには打ってつけ。そういった意味でこの店はお薦めです。
で、やはりカリフォルニアと言えばメキシカン。
2日目のランの後はインターネットで見つけた宿の側にあるレストラン。急遽見つけたのにめちゃくちゃ大正解。12時過ぎにいくと大行列が出来てる人気の店のよう。
昼間はデリーのようにカウンターで注文して作ってもらう、いかにもメキシカン。
取り放題のサルサの種類も抜群で、さらに出て来たブリトーがこれ。生憎中身を写真では見せられへんねんけど(ぐちゃぐちゃになるから)、そこそこ洒落てる店にしては本格派の味で、しかもこのサイズ。22キロ走った後じゃないと食べられへんくらい。
あまりに気に入ったので、
翌日も夕食を食べに阪大時代の同級生の岡君と一緒に再訪しました。今回はビーフとチキンのタコス。これまたなかなかの逸品でした。
メキシカンの締めは、最終日にブレアといったバークリーのお店。流石バークリーということもあり、いかにもメキシカンの家庭料理屋さん。
せっかくなのでいつも頼まないものを食べてみようと、
このポスターに惹かれてスープ料理を注文してみました。
で、出て来たのがこれ。

右のお皿の野菜をスープに放り込んで食べるみたい。見た目以上にあっさり、でもしっかり深みのある味で、かなり美味かった。こんなスープを作れるようになりたい。
ところで、せっかくショッピングの街サンフランシスコに来たんやからということで、今回僕が仕入れたかったのはバーボンウィスキー。以前ナッシュビルで買って大好きになったけどカナダでは売っていないというやつ。
流石サンフランシスコ、一般のお酒屋さんとは別に、
こんな洒落た店構えの高級酒店が。しかもラッキーなことにホテルのすぐ側。
で、ブラッと店を見回すと、
ありました。ミクターズ。これは深みとスムーズさを兼ね備えた今まで飲んだバーボンでも類を見ない逸品です。輸入制限があるのでとりあえず1本だけ仕入れてきました。来るたび買って帰ることになるやろう・・・
ちなみに岡君との食事の後、岡君が珍しく少しゆっくり飲める所に行きたいとのリクエスト。リクエストされても特に当てもないので、ここはプロのアドバイスをということで、そのお酒屋さんで聞いてみることにした。そしたらこれまた大当たり。
前日に会った店員さんが覚えてくれていて、気さくに店の近くにあった分かりにくい扉のお店に連れて行ってくれて、IDを持っていなかった岡君が入店拒否されそうになるのもやんわりと往なしてくれたりと、期待していた以上の助けを頂きました。
で、店に入って見ると
男2人で来るのは勿体ないくらいのオシャレなお店。やけど、一人でお酒を楽しんでいる洒落たお客さんがいたりと、なかなかイケテルお店なよう。
値段もこの店構えとしてはとても良心的で、高くない。流石プロの紹介は伊達じゃない。
(注文を待つ岡君)
途中からはジャズのライブが始まり、
ステージの前ではお客さんが踊りだす始末。これでチャージもとらずに入れてあの値段。なかなかやるやん。
僕はブレアのお母さんとの約束があったので早めに店を出たんやけど、かなり気に入った様子の岡君はその後もライブを楽しんで一人夜を過ごしたそうな。
サンフランシスコで飲んだことなんて今まで記憶にないけど、とても良い経験が出来ました。
サンフランシスコにお越しの際は是非御立ちより下さい。
(サンフランシスコ編、もう少し続く)
2016年1月9日土曜日
サンフランシスコ訪問15周年記念ラン
2日の投稿の後、結局飛行機が飛び立ったのは夜7時を過ぎた頃。当初の出発予定時刻からは12時間近く経っていて、僕は空港で13時間も過ごしてました。お陰でアデレードでの思い出をブログに書くことが出来たんやけど・・・
その日のうちにはサンフランシスコに到着することが出来たんやけど、ホテルにチェックイン出来たのは現地時間で夜9時過ぎ。大変な1日やった。
何はともあれ、今回のサンフランシスコ(ベイエリア)訪問は特別なイベント。ミドルベリー大学への交換留学中にブレアに会ったのが2000年の秋。その縁で彼の実家のあるオークランドでその年の正月を迎えて以来、今年で15年目、8回目のベイエリア訪問になります。色んな思い出が詰まった街です。
建前としては年明けに毎年行われるアメリカ経済学会へ参加することがメインの目的。なので今回は限られた時間にそれらの思い出を再訪するべく、参加するセッションのない初めの2日間は午前中に街を走り回ってきました。
初日はケーブルカーの路線にそって北側のピアーに向けて。
暫くパウエルに沿って走り、
途中少し西側のハイドに沿って走って行くとピアーにでます。
ここからは綺麗にアルカトラスが一望出来ます。
ちなみに、2012年に遊びに来た時にはこの入り江でオープンウォータースイムの練習をしました。

ちなみになんでこんなところで泳いでたかというと、 SwimArtというグループが企画したAlcatraz to Golden Gate Bride Swimというイベントに挑戦したため。
どんなイベントかというと、この写真の右隅にある小さな島(アルカトラス島)の側から、
あのゴールデンゲートブリッジの真下まで、約5キロ泳ぐというもの。
今振り返るとなかなか無茶な挑戦をしたなと思うんやけど、まあやって良かった。5キロとはいっても殆ど海流に流されてる感じで、何と5キロを1時間で泳ぎ切りました。途中アザラシのようなものも近寄って来たりと、ベイのど真ん中からみるサンフランシスコの街は違って見えました。
そんなことを思い出しながら、
有名なロンバートのクネクネ道を通り過ぎ、
その昔ロブが博士論文を書いたというカフェの前を通り過ぎ(僕も翌日共著者と来たけど)、結局初日は2時間ちょっと18キロ走り回ってきました。
2日目は行き先を西に取り、ゴールデンゲートパークへ。
1日雨の予報の筈やったけど、僕のためにか朝は晴れてくれていました。
まだ綺麗な青空も。
ちなみにサンフランシスコの街はどの方角に向かっても、このような急坂に出くわします。
こんな街ではランナーが良いのかサイクリストが良いのか、どうなんやろうか?
30分程走ると目的のゴールデンゲートパークへ到着。
このように、現時点の東の端から約5キロ先のビーチまで、細長い緑地帯が広がっています。
こんな感じ。
以前来た時は「まあこんなもんか」としか思わなかったローズガーデンも、今思えばとても素敵な所です。残念ながら寒くてあまり綺麗には咲いていなかったけど、それでも沢山バラが花をつけていました。
野生のローズマリー。
なんか分からんけど、朽ちた木と見事に寄せ木のようになってる。
こんな所に滝まであった。
歩道が木に覆われてトンネルのようになってた。日本の公園でこんな木が生えてたら切り倒されてしまうんやろうなー。
バッファローもまだおった。
ちなみに今日も水さえ持たずに走っていたんやけど、意外と熱くなって来てこの水飲み場には助けられました。
緑を楽しみながら走り続けて、
風車が見えて来たらそろそろ。
公園の西の入り口から30分ちょっとでビーチに到着。
青空でないのは残念やけど、そもそも雨の筈やったんやから贅沢は言われへん。 きっと夏には賑わってるんやろう。
帰りになってもまだ雨が降る気配は見せず、
時折こんな感じで青空が。太陽が気持ち良かった。
ちなみにこの公園の中には誰が寄贈したのか日本庭園もあります。入ったことないけど。
2日目も2時間ちょっと、22キロも走りました。
2日続けてこれだけ走ったのはいつぶりやろうか?というか走ったことあったかな?なんにせよ最近はめっきり走らなくなったのに、これくらいゆっくりのペースやとまだまだ走れる足であることが分かったのは大収穫。これをきっかけに今年はもうちょっと頻繁にラントレーニングも取り入れてみようかな。
(サンフランシスコ編、続く)
その日のうちにはサンフランシスコに到着することが出来たんやけど、ホテルにチェックイン出来たのは現地時間で夜9時過ぎ。大変な1日やった。
何はともあれ、今回のサンフランシスコ(ベイエリア)訪問は特別なイベント。ミドルベリー大学への交換留学中にブレアに会ったのが2000年の秋。その縁で彼の実家のあるオークランドでその年の正月を迎えて以来、今年で15年目、8回目のベイエリア訪問になります。色んな思い出が詰まった街です。
建前としては年明けに毎年行われるアメリカ経済学会へ参加することがメインの目的。なので今回は限られた時間にそれらの思い出を再訪するべく、参加するセッションのない初めの2日間は午前中に街を走り回ってきました。
初日はケーブルカーの路線にそって北側のピアーに向けて。
暫くパウエルに沿って走り、
途中少し西側のハイドに沿って走って行くとピアーにでます。
ここからは綺麗にアルカトラスが一望出来ます。
ちなみに、2012年に遊びに来た時にはこの入り江でオープンウォータースイムの練習をしました。

5月の(というか多分年中)水はめちゃくちゃ冷たくて、ウェットスーツを着て泳いでも、水から上がると怖いくらいにブルブル震えてました。
なので、
泳いだ後はこのクラブの施設にあるサウナとシャワーでなんとか息を吹き返してました。本当に助かりました。
ちなみになんでこんなところで泳いでたかというと、 SwimArtというグループが企画したAlcatraz to Golden Gate Bride Swimというイベントに挑戦したため。
あのゴールデンゲートブリッジの真下まで、約5キロ泳ぐというもの。
今振り返るとなかなか無茶な挑戦をしたなと思うんやけど、まあやって良かった。5キロとはいっても殆ど海流に流されてる感じで、何と5キロを1時間で泳ぎ切りました。途中アザラシのようなものも近寄って来たりと、ベイのど真ん中からみるサンフランシスコの街は違って見えました。
そんなことを思い出しながら、
有名なロンバートのクネクネ道を通り過ぎ、
その昔ロブが博士論文を書いたというカフェの前を通り過ぎ(僕も翌日共著者と来たけど)、結局初日は2時間ちょっと18キロ走り回ってきました。
2日目は行き先を西に取り、ゴールデンゲートパークへ。
1日雨の予報の筈やったけど、僕のためにか朝は晴れてくれていました。
まだ綺麗な青空も。
ちなみにサンフランシスコの街はどの方角に向かっても、このような急坂に出くわします。
こんな街ではランナーが良いのかサイクリストが良いのか、どうなんやろうか?
30分程走ると目的のゴールデンゲートパークへ到着。
このように、現時点の東の端から約5キロ先のビーチまで、細長い緑地帯が広がっています。
こんな感じ。
以前来た時は「まあこんなもんか」としか思わなかったローズガーデンも、今思えばとても素敵な所です。残念ながら寒くてあまり綺麗には咲いていなかったけど、それでも沢山バラが花をつけていました。
野生のローズマリー。
なんか分からんけど、朽ちた木と見事に寄せ木のようになってる。
こんな所に滝まであった。
歩道が木に覆われてトンネルのようになってた。日本の公園でこんな木が生えてたら切り倒されてしまうんやろうなー。
バッファローもまだおった。
ちなみに今日も水さえ持たずに走っていたんやけど、意外と熱くなって来てこの水飲み場には助けられました。
緑を楽しみながら走り続けて、
風車が見えて来たらそろそろ。
公園の西の入り口から30分ちょっとでビーチに到着。
青空でないのは残念やけど、そもそも雨の筈やったんやから贅沢は言われへん。 きっと夏には賑わってるんやろう。
帰りになってもまだ雨が降る気配は見せず、
時折こんな感じで青空が。太陽が気持ち良かった。
ちなみにこの公園の中には誰が寄贈したのか日本庭園もあります。入ったことないけど。
で、やっぱり30分程すると公園から出て、
もう30分程街の中を走ってホテルへ到着。2日目も2時間ちょっと、22キロも走りました。
(サンフランシスコ編、続く)
2016年1月2日土曜日
せっかくなので:アデレードの思い出
赤飯炊きの投稿をした後延々と待ち続け、午後2時をまわっても未だ飛び立てず。結局6時に振替便が出るということだそう。法律的にはアメリカに入国したことになっているので、ターミナルから出ることも出来ず、ひたすら待ちぼうけ。
暇を持て余しています。
という訳で、せっかくなので昨年12月に仕事で訪れたアデレードの思い出を写真日記で振り返ってみようと思います。
アデレードはオーストラリアの南海岸に位置するオーストラリアでは3番目くらいの都市。世界の都市の住み易さ調査では、我が都カルガリーと並んで常にトップ5~10に位置する街だそう。南半球に行くのも初めてやし楽しみ。
でもアデレードは遠かった。家を出て20時間以上移動してようやく乗り継ぎのシドニーへ。そこからアデレードまではさらに2時間弱のフライトで、結局家からホテルまでは丸一日以上かかりました。日付の上ではカルガリーを月曜日の夜に飛び立ち、アデレードには水曜日の昼過ぎに到着したことになります。
(やっぱりカンガルー!)
ホテルにチェックインしてから、早速招待してくれたUBC時代の先輩と会って少しお話しして滞在中の予定を確認。その後一人でブラブラ街を散策。ダウンタウン自体はビックリするくらい小さくて1マイル四方で街を一回り出来るくらい。こういう街は好きや。夕飯の後飲みに行った店でいきなりサルサナイトが始まり、周りのみんなが陽気に踊り始めたのはちょっとした歓迎か?
仕事の予定は10時からとゆっくりだったので、朝は1時間程走って街を探索してきました。
素敵な街でした。1マイル四方のダウンタウンは文字通り4方を公園に囲まれた緑いっぱいの空間。
(こんな感じの緑地帯が街を囲っています。)
(これが今回訪れたアデレード大学のキャンパスの入り口)
で、10分も走って街を出ると、
こんな感じで森の中。
もちろんそういう場所を選んで走ったんやけど、それにしてもこんな素敵なトレイルが街の中心から10分も走ればあるなんてランナーとしては最高やろうな。
さらには、
こんなんや、
こんな感じの、見たことのない派手は鳥さん達が大勢賑やかに歌っていました。この子達はゆっくり動いてたので写真に撮れたけど、他には何処からどう見てもインコやオウムみたいな、ペットになるような鳥が野生で飛び回ってました。流石トロピカル?
平日は仕事をしっかりこなしてきたけど、せっかく遥々来たということで、仕事の後もアデレード滞在を少し延ばしてもらい、週末2日かけてさらに街とその周辺を探索してきました。
(街のあちこちにあるコーヒースタンド。オーストラリアのコーヒー文化はハンパじゃなく高かったです。)
土曜日は完全自由行動で、ホストしてくれた友達の自転車を借りて近郊を探索。
まず向かったのは、アデレードの誇るビーチ。川沿いを10キロ程走っていくと着くらしい。
(オーストラリアのサンタクロースもやっぱり赤いモコモコを着ているみたいです。ソリはいらんと思うんやけど・・・)
(長閑な川沿いの遊歩道。当然馬さん達もいます。)
のんびり1時間程走るとビーチに到着。
こんな感じのビーチが10キロ程続きます。
もちろん一般開放されています。仕事で来たんじゃ無かったら水着を持ってきて1日ビーチで過ごしたんやけどなー。
ビーチに来たらもちろんアイス。このブログではもはや当然のアイテムかな。
ビーチを後にして内陸に向かうと
コアラ横断注意・・・流石オーストラリア。残念ながら実物には遭遇出来へんかったけど。
で、次に向かったのは、
今回の滞在中になんとしても訪れたかったアデレードスーパードローム。
オーストラリアはヨーロッパに次ぐくらいにトラックサイクリングが盛んで、国中至る所にこういったインドアトラックが有ります。こんなに気候が良ければ外で走れるやろうというのは野暮です。
しかもこの週末にサウスオーストラリア州のチャンピオンシップが行われていたので、見逃す手はないと観戦してきました。
超ハイスピードのポイントレース。250メートルトラックは迫力満点。
もしかしてアデレードで仕事をすることになれば、いつか彼らとレース出来る日が来るかな?
サイクリングでたっぷりアデレードの魅力を堪能した後は、
ホストに教えてもらった美味しいギリシャ料理屋さんで夕飯。
僕の大好きなムサカ。美味かった。美味しいグリークレストランのある街は好きや。
日曜日はホストに郊外を案内してもらう予定やったけど、朝に少し時間があったので
ホテル近くの植物園を散歩。街のど真ん中に植物園って素敵。しかも結構な規模で。
その後ホストの家族と合流して、ドライブに連れて行ってもらいました。
連れて行ってもらったのはアデレードの誇るワイナリーが沢山ある地域。
ワイン好きのホストの買い物のついでに沢山試飲させてもらって、昼から結構ほろ酔い気分。
ここが一番のお気に入り。ホストのお得意様メンバーシップで奥のセラーに通してもらい、さらに試飲。アデレード最高。
カッコいいクラシックカーと一緒にホストの子供さん2人。
3年前にカルガリーで一度会ったことあるけど覚えてくれていた。子供に懐かれるようになって悪い気がしないのは少し歳いったせいかな?
ドライブ中には
カンガルー横断注意もありました。小さなカンガルーはそこらにいたんやけど、遠くて写真は取れませんでした。
ワイナリーへはさすがに車がないと行けないので、今日連れてきてもらったのはとてもラッキーでした。
こんな感じで、しっかり仕事をして、しかも普通の旅行では行けない(行かない?)ような所を色々と観ることが出来た、充実のアデレード滞在でした。こんな機会をくれたホストのジェイクとステフには本当に感謝しています。
ちなみに、今回の旅の隠れたハイライトは実は家で育てているバラの花姉妹。というのは、出発一月程前から蕾が出来始め、もしかしたら出張中に咲いてしまうかもとハラハラしてたお姉さん株の方が、
出発2日前に見事に開花。さらにそれを追いかけるように大きくなっていた、妹株の方の蕾が僕の帰りを待っていたかのように、
帰ってきたら綺麗な花で出迎えてくれました。
たまたまにしては出来過ぎやろうというタイミングで、僕のアデレード出張に文字通りの花を添えてくれました。大事にしてきたお礼やろうか。
と、延々と書き続けてきたけど、飛行機が出るまでまだ2時間もある・・・でもバッテリーはそろそろアウト。のんびり飲み始めて待つことにするか。
行ってきます。多分。
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