2016年1月2日土曜日

せっかくなので:アデレードの思い出

赤飯炊きの投稿をした後延々と待ち続け、午後2時をまわっても未だ飛び立てず。結局6時に振替便が出るということだそう。法律的にはアメリカに入国したことになっているので、ターミナルから出ることも出来ず、ひたすら待ちぼうけ。

暇を持て余しています。

という訳で、せっかくなので昨年12月に仕事で訪れたアデレードの思い出を写真日記で振り返ってみようと思います。

アデレードはオーストラリアの南海岸に位置するオーストラリアでは3番目くらいの都市。世界の都市の住み易さ調査では、我が都カルガリーと並んで常にトップ5~10に位置する街だそう。南半球に行くのも初めてやし楽しみ。

でもアデレードは遠かった。家を出て20時間以上移動してようやく乗り継ぎのシドニーへ。そこからアデレードまではさらに2時間弱のフライトで、結局家からホテルまでは丸一日以上かかりました。日付の上ではカルガリーを月曜日の夜に飛び立ち、アデレードには水曜日の昼過ぎに到着したことになります。
(やっぱりカンガルー!)

ホテルにチェックインしてから、早速招待してくれたUBC時代の先輩と会って少しお話しして滞在中の予定を確認。その後一人でブラブラ街を散策。ダウンタウン自体はビックリするくらい小さくて1マイル四方で街を一回り出来るくらい。こういう街は好きや。夕飯の後飲みに行った店でいきなりサルサナイトが始まり、周りのみんなが陽気に踊り始めたのはちょっとした歓迎か?

仕事の予定は10時からとゆっくりだったので、朝は1時間程走って街を探索してきました。

素敵な街でした。1マイル四方のダウンタウンは文字通り4方を公園に囲まれた緑いっぱいの空間。
 (こんな感じの緑地帯が街を囲っています。)

(こんな素敵なフラワーガーデンも)

(これが今回訪れたアデレード大学のキャンパスの入り口)

で、10分も走って街を出ると、

こんな感じで森の中。

もちろんそういう場所を選んで走ったんやけど、それにしてもこんな素敵なトレイルが街の中心から10分も走ればあるなんてランナーとしては最高やろうな。

さらには、
こんなんや、

こんな感じの、見たことのない派手は鳥さん達が大勢賑やかに歌っていました。この子達はゆっくり動いてたので写真に撮れたけど、他には何処からどう見てもインコやオウムみたいな、ペットになるような鳥が野生で飛び回ってました。流石トロピカル?

 街の真ん中には綺麗な小川が流れていて、雰囲気はカルガリーにそっくり。街の規模も良く似た感じで、何となくすぐに馴染んでしまいそう。(奥に見える白い建物は、オーストラリで人気のクリケット専用スタジアム。ちょうどこの週に宿敵ニュージーランドとの試合が有ったようで、街中大賑わいでした。)


平日は仕事をしっかりこなしてきたけど、せっかく遥々来たということで、仕事の後もアデレード滞在を少し延ばしてもらい、週末2日かけてさらに街とその周辺を探索してきました。

(街のあちこちにあるコーヒースタンド。オーストラリアのコーヒー文化はハンパじゃなく高かったです。)

土曜日は完全自由行動で、ホストしてくれた友達の自転車を借りて近郊を探索。

まず向かったのは、アデレードの誇るビーチ。川沿いを10キロ程走っていくと着くらしい。

(オーストラリアのサンタクロースもやっぱり赤いモコモコを着ているみたいです。ソリはいらんと思うんやけど・・・)

(長閑な川沿いの遊歩道。当然馬さん達もいます。)

のんびり1時間程走るとビーチに到着。
こんな感じのビーチが10キロ程続きます。

もちろん一般開放されています。仕事で来たんじゃ無かったら水着を持ってきて1日ビーチで過ごしたんやけどなー。

ビーチに来たらもちろんアイス。このブログではもはや当然のアイテムかな。

ビーチを後にして内陸に向かうと
コアラ横断注意・・・流石オーストラリア。残念ながら実物には遭遇出来へんかったけど。

で、次に向かったのは、
今回の滞在中になんとしても訪れたかったアデレードスーパードローム。

オーストラリアはヨーロッパに次ぐくらいにトラックサイクリングが盛んで、国中至る所にこういったインドアトラックが有ります。こんなに気候が良ければ外で走れるやろうというのは野暮です。

しかもこの週末にサウスオーストラリア州のチャンピオンシップが行われていたので、見逃す手はないと観戦してきました。

幾つかのイベントしか観られへんかったけど、やっぱり想像以上にレベルが高かったです。
超ハイスピードのポイントレース。250メートルトラックは迫力満点。

もしかしてアデレードで仕事をすることになれば、いつか彼らとレース出来る日が来るかな?

サイクリングでたっぷりアデレードの魅力を堪能した後は、
ホストに教えてもらった美味しいギリシャ料理屋さんで夕飯。

僕の大好きなムサカ。美味かった。美味しいグリークレストランのある街は好きや。

日曜日はホストに郊外を案内してもらう予定やったけど、朝に少し時間があったので
ホテル近くの植物園を散歩。街のど真ん中に植物園って素敵。しかも結構な規模で。

中にはいかにもという植物達がいっぱいいました。街の憩いの場としては出来過ぎのような気がする。流石オーストラリア。

その後ホストの家族と合流して、ドライブに連れて行ってもらいました。
こんな感じの広大な景色もどことなく僕の住んでるアルバータに似てる。もちろんこっちの方が緑がいっぱいやけど。

連れて行ってもらったのはアデレードの誇るワイナリーが沢山ある地域。
ナイアガラを思い出す景色。 思えば僕たちもゲストを連れてよく行ったなー。

ワイン好きのホストの買い物のついでに沢山試飲させてもらって、昼から結構ほろ酔い気分。
ここが一番のお気に入り。ホストのお得意様メンバーシップで奥のセラーに通してもらい、さらに試飲。アデレード最高。

カッコいいクラシックカーと一緒にホストの子供さん2人。
 3年前にカルガリーで一度会ったことあるけど覚えてくれていた。子供に懐かれるようになって悪い気がしないのは少し歳いったせいかな?

ドライブ中には
カンガルー横断注意もありました。小さなカンガルーはそこらにいたんやけど、遠くて写真は取れませんでした。

ワイナリーへはさすがに車がないと行けないので、今日連れてきてもらったのはとてもラッキーでした。

こんな感じで、しっかり仕事をして、しかも普通の旅行では行けない(行かない?)ような所を色々と観ることが出来た、充実のアデレード滞在でした。こんな機会をくれたホストのジェイクとステフには本当に感謝しています。

ちなみに、今回の旅の隠れたハイライトは実は家で育てているバラの花姉妹。というのは、出発一月程前から蕾が出来始め、もしかしたら出張中に咲いてしまうかもとハラハラしてたお姉さん株の方が、
出発2日前に見事に開花。

さらにそれを追いかけるように大きくなっていた、妹株の方の蕾が僕の帰りを待っていたかのように、
帰ってきたら綺麗な花で出迎えてくれました。

たまたまにしては出来過ぎやろうというタイミングで、僕のアデレード出張に文字通りの花を添えてくれました。大事にしてきたお礼やろうか。

と、延々と書き続けてきたけど、飛行機が出るまでまだ2時間もある・・・でもバッテリーはそろそろアウト。のんびり飲み始めて待つことにするか。

行ってきます。多分。


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