2014年9月12日金曜日

浄土ヶ浜

宮古駅からはホテルの送迎バスで直接ホテルに移動したので、宮古の市内は全く見学することは出来へんかった。まあ、市内観光は次回にとっておくことにしよう。

最後の宿は市内から少し外れた浄土ヶ浜にあるリゾートホテル。
この旅行では民宿、旅館、ホテルといろんな宿を楽しめて面白かった。

浄土ヶ浜周辺の海岸は海からの眺めが良いと調べていたので、とりあえずチェックインを済ませた後は最終の遊覧船に乗るべく、浜へ急いだ。
これは周遊の後にとった写真やねんけど、実際はギリギリで間に合って少し焦った。歩ける母さんで良かった。

この遊覧船は景色を楽しむ以外に、周遊中にうみねこ(天然記念物らしい)に餌をあげられるというサービスが付いてる(というか餌用のパンを買える)。普段からカルガリーで歌鳥さんたちに餌をあげている僕はあまり興味が無かったから買えへんかったけど、みんな喜んであげてた。

ただ問題は、そのせいで景色の写真に必ずこんな感じで
うみねこたちが大量に映り込んでくること・・・ みんなガイドさんのアナウンスも聞かずうみねこに夢中で、ちょっと迷惑やった・・・

幸いにも、乗客たちの持ってるパンが無くなるとうみねこたちは居なくなり(実は船の上で待機しているだけなんやけど)、ゆっくり景色を楽しめるようになった。

ゴツゴツした岩礁。津波が来る直前はここら辺の岩礁がすべて露になるくらい波が引いたそうな。

 有名なろうそく岩。

こんな感じで、海の上からやと八戸や久慈で見たものとはまた違った雰囲気の海岸の景色が楽しめます。

周遊は50分ほどで終わったけど、母さんはえらく気に入ってくれたようで、珍しく観光船のお土産フォトブックを買ってました。

船の後は少し海沿いの散歩道を歩いて、土地の名前の由来となった「浄土ヶ浜」にも寄って来た。
その昔偉いお坊さんが「さながら極楽浄土のようである」と評したことからきた地名だそうな。ちなみに小袖海岸にもそんな地名がありました。

そうそう、ここ岩手県は宮沢賢治ゆかりの土地だけあって、そこかしこに彼の歌碑がありました。もちろんここ浄土ヶ浜にも。

遊覧船と散歩の後はゆっくりホテルの露天風呂に浸かってリラックス。夕方から降ってきた雨がかえっていい感じで風情を出してくれていて良かった。

お風呂の後はお部屋で少し贅沢な夕食を頂きました。この旅の大きな収穫の一つはウニを食べられるようになったこと。子供の頃食べた苦い記憶がずっと残っていて、ウニは食べられへんものと思っていたけど、八戸の「わが家」で食べた生ウニの美味さに感動して、ウニは(少なくとも東北で食べるものは)美味しいものということが分かった。

今夜の夕食にもたっぷりの生ウニが付いていて、最高でした。

露天風呂に豪華な夕食にと気持ちがよくなって、僕は結構早くに布団に入って寝てしまってんけど、実は母さんはその後1時半まであまちゃんのドラマの続きを見てたそうな・・・元気やわー。

明日はいよいよ旅の最終日。従妹の嫁ぎ先の花巻へと向かいます。

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