2014年9月12日金曜日

北三陸鉄道の旅

3日目は北三陸鉄道、もとい三陸鉄道北リアス線に乗って宮古に移動しました。

出発が昼過ぎと中途半端な時間なので、久慈市内にいる間にもう一度まめぶを食べておこうと、土風館のむかえの路地にある
「かだっ亭」という食堂にお邪魔してまめぶ汁を一杯頂いてきました。

ここのお薦めは普通のけんちん汁のような醤油ベースのスープではなく、鶏ガラでとったダシのスープにまめぶが浮かんでいました。
普通のまめぶ汁も美味しいけど、こちらもあっさりしていてとても美味しかったです。

北三陸駅は今は久慈駅となっております。当たり前やけど、駅の内装はドラマと違って喫茶(スナック)リアスはありませんでした。

駅のホームへ向かう階段、
列車操車場を眺める陸橋からの景色、
第一話で春子さんとあきちゃんを迎えた大吉さんが手を振っていた陸橋など、ドラマでよく見た光景が沢山あって、まるで自分がドラマの中にいるよう、というのは母の弁。

平日やというのにたくさんの観光客が同じ列車に乗り込んで、さながら小学校の遠足のように賑やかな車内。まあ、仕方が無いんやけど、おばさんがやたらとうるさく騒いでいるので辟易した。

ところで久慈駅を出てからの列車は、ドラマでのイメージとはだいぶ違ってしばらくずっと山の中を走っていきます。というか基本的にずっと山。所々海を眺める景色はあったけど、海を眺める景色で言えば八戸から久慈へ向かう列車の方が綺麗やったな。

でもまあ、海の景色はこれまでイッパイ楽しんだので、この列車の旅はあまちゃんゆかりのスポット巡りが楽しみ。

久慈駅を出発して20分ほどかな?
袖が浜駅に到着。実際は堀内駅。でも観光客用の看板が今でも飾られています。

「アイドルになりたーーい!」

この4月から通れるようになった田野畑以南の北リアス線。奥に見えるのは最終回であきちゃんとゆいちゃんが走っていったトンネル。

今はこうして通れるようになったけど、当時の被害を思うと胸が痛くなります。

実際に、列車は走るようになったけど、津波の被害の後は今でも線路脇に沢山残っていました。
こうして僕たちが観光に来ることが何らかの形で復興を応援することになればと願います。

僕たちの乗った列車を運転してくれていた、凄く良い笑顔の運転手さん。僕の会うことのできた東北の人たちは本当に優しい笑顔の持ち主ばかりでした。

約2時間で北リアス線の南端の宮古駅に到着。

この旅では今まで母さんには散々歩いてもらったので、ここ宮古ではゆっくり羽(足)を伸ばしてリゾート気分を満喫してもらう予定です。

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