2014年9月13日土曜日

最後は花巻へ

いよいよ今日は旅の最終日。

昨日の夕方から降り始め、夕食時には雷が鳴り響くほどになっていた大雨も、未明には止んでくれていたようで、4時過ぎには海に面した窓がうっすら白んできた。気温が随分低いのか、窓から見下ろす海面に綺麗な雲海が出来ていて幻想的な景色。

ただまあ、そのせいで水平線から上がってくる日の出を見ることは出来へんかったけど。

昨日一昨日と一生懸命走ったので、今日はゆっくり寝てるつもりやってんけど、なんかもったいない気がしたので6時頃に布団から抜け出して散歩に行ってきた。

行ってきて良かった。ほんのり朝日が差し込んでくる散歩道は気持ちよかった。

ホテルのある高台から眺める浄土ヶ浜。東北の海を存分に満喫した3日間でした。

小一時間散歩した後、ホテルに戻ってもう一度露天風呂へ。心身ともに癒されました。

朝食はバイキング。目移りするほどいろんなお惣菜が並んでたけど、僕はせっかくの機会なので思いっきり和食の朝ご飯。
 キノコの煮たものや、ホタテのヒモの煮物なんてカナダじゃまず食べられへんからね。ご飯もお味噌汁も美味しかった。

母さんは、
思い切り和洋折衷・・・ でも結構タフやったと思うこの旅の最終日の朝にこれだけしっかり食べられるのは元気な証拠やね。


その後、駅までのホテルの送迎バスに乗り遅れるという大ミスがあったものの、ホテルが僕たち2人のために手配してくれたハイヤーのお陰で無事宮古駅に時間通りに到着。

本当に何から何まで行き届いたサービスで、気持ちの良い滞在になりました。

宮古駅からは内陸に向かって走っていくので、
ずっとこんな感じの、ほのぼのとした田園風景が続きます。昔は近鉄沿線もこんな感じがいっぱい残ってたけど、最近はどうなんやろうか?

2時間ほど走った後、盛岡で東北本線に乗り換え、さらに小一時間ほど電車に揺られ花巻に到着。同じ岩手県でも随分遠いね。四国がまるまるスッポリ入る大きさというのもうなずける。

駅からはタクシーにのって、従妹の嫁いだ小瀬川熊野神社へ。
ちなみにこの辺りにはそこら中に〜熊野神社という神社があって、実はここを探し当てるのに大変難儀しました。

で、従妹のかおりちゃんと約10年ぶりに再会。

地元大阪の従妹と遥々遠い花巻で10年ぶりに再会するなんて不思議やね。変わらず元気そうでなにより。カルガリーと花巻と、国は違うけど同じ北国の田舎の町の暮らしぶりを話せて面白かったです。彼女も僕も冬には毎朝雪かきすることになるとは思ってなかったやろうに・・・

神社から駅までは5キロほどなので、母さんが歩きたいというので道を調べて小一時間の散歩で帰ってきました。この4日間よく歩いたなー。

ちなみにこの辺りでも
 熊が出るそうです。

花巻駅周辺では、この週末の花巻の秋祭りで賑わってました。
久慈でも見たような山車が夕方の巡業の前に駅前に勢揃いしてた。

久慈では子供たちの練習を見れたし、ここでは山車や神輿も見れたし、たまたまとは言え地方のお祭りの雰囲気を味わう貴重な経験ができました。

さて、これで母と子水入らずの東北旅行は無事終了。クタクタになったと思うけど母さんにも楽しんでもらえたようで何より。僕も良い思い出ができました。

来週からはいよいよ京都に入ります。久しぶりの京都での一人暮らし、楽しみです。

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