2014年9月11日木曜日

久慈、あまちゃんの舞台

2日目の昼にはいよいよ「あまちゃん」の舞台、久慈へ移動。

例によって単線ディーゼル列車に乗って。

海沿いを走るというよりは、ずっとこんな感じで山の中を走ってた。

種市先輩!

2時間ほど走ると、いよいよ北三陸駅、もとい「久慈駅」に到着。

駅を出るとすぐに飛び込んでくるのが、観光協会のあった駅前ビル。3枚看板は今も健在です。

海女さんのタイルもちゃんとありました。

ちょうど昼過ぎでお腹が空いていたので、昼ご飯はさっそく「まめぶ」。

ただ、「おかずなのかおやつなのか分からん」らしいので、豚ショウガ定食まめぶ付きというやつにしてみた。

いや、はっきり言うと、まめぶはドラマで言われているほど変な食べ物じゃないと思う。美味かったです。というかどちらかというと大好きな部類に入ると思う。豚ショウガも雑穀米のご飯も美味しかったです。

お昼ご飯を食べた後は、いよいよ海女センターへ。平日やったので小袖海岸へ向かうバスはもう夕方までなく、仕方が無いので行きはタクシーで移動。

タクシーの運転手さんは大変気さくで優しい人で、所々見所を紹介してもらいながらの案内付きの移動になりました。ちなみに運転手さんは大吉さんを乗せたことがあるらしく「少しお酒の回った大吉さんは、目が据わっていてちょっと怖かった」そうです。

20分ほど走ると、いよいよ

ちなみに、カナダからの来客は僕が第一号でした。

朝にドラマを見て、ここに来ることを楽しみにしてくれていた母さんはこの記念碑がいたく気に入ったようで、珍しく写真をとってました。

しまいにはこんなことまでする始末。色黒の僕はまさにウニやね。

あまちゃんに怒ハマりして2度も観てしまった僕には、小袖海岸の海女センターはめちゃくちゃ楽しいところでした。

 例の階段や、
 意外と小さかった例の灯台、
もちろん漁協のあった建物もちゃんとありました。

ドラマの始めの方であきちゃんが北三陸に残れることになり、喜んで漁協に走って行くときに走り降りて行く例の急な坂。これはかなりきつい坂でした。

 その坂を10分近く登って行くと、あの監視小屋がありました。

監視小屋のある岸壁から見る景色もまた絶品。

せっかく高台にまで登ったので、暫しぶらぶら散歩をしてみると、小袖の住宅はみなこの高台にあるそうで、大阪の河内長野を思わせるような古い田舎の家並みが続いていました。

天野家へ続く路地も実在しました。

分かる人にしか分からない、最高に楽しいロケーション巡りでした。

浜の売店の楽しいおじさん。お二人はドラマでもエキストラとして出られていたそう。カメラを向けたらしっかり「JJ」のポーズまで決めてくださいました。

ここの売店でもやっぱりまめぶを頂きましたが(写真を忘れた)、ここのまめぶも美味しかった。どちらかというとこちらの方が好きかな。

2時間近く海女センター周辺を探索して、さていよいよ帰りなんやけど、バスはもちろんもう無い。またタクシーというのも味気ないので、母さんと一緒に海女センターから久慈市内までの9キロをてくてく歩いて帰ることにしました。(実は最初は7キロほどやと思ってたんやけどね。)

普通に考えると無謀なプランなんやけど、そこらの若者には負けない健脚の持ち主の母さんなので、とりあえず行ってみることに。まあ、途中で無理になったらそこからタクシーを呼べばいいし、最悪おぶって帰るのもありやろう。

で、やってみる価値のある、素晴らしい景色を楽しめるハイキングになりました。行きもタクシーで同じ景色は見たはずなんやけど、ゆっくり歩くペースで見るとまた違った色を感じることができるし、それに自然の音以外基本的には何も音がない。海の音、波が浜の石をもてあそんでいる音なんかが聞こえてきて、貴重な体験ができました。

オープニングテーマで流れていた景色。

浜に降りての一枚。夏バッパはこんな所でワカメを穫ってたんやろうか。

途中こんな滝までありました。

 釣り鐘堂。ここら辺で約4キロ。

手前の岩に出来た穴から奥に見える岩が釣り鐘に見える所からそう言う名前になったそうな。歩いているからこそ出来る最高のアングルでの一枚。

こんな浜を見下ろすアングルも、歩いているからならではの一枚。

結局7キロやと言ってたのが9キロやったことに少し罪悪感は感じつつ、それでも母さんは文句一つ言わず(「文句言うても歩かな帰られへんねんし」とか言ってたけど)、2時間半ほどかけて久慈市内に到着。

さすがに2人ともクタクタに疲れて、ちょっと濃いもんを食べたいということになり、夕飯はお土産屋さん「土風館」の食堂で、母さんはカツ丼、僕はカツカレーを頂きました。今思えばあんだけクタクタになった後カツ丼をペロリと食べた母さんは大したもんやね。

食事の後宿に向かって歩いていると、ちょうど来週に行われる久慈の秋祭りの練習に遭遇しました。
大きな山車の土台。車庫の中では大勢の人が山車の飾り付けの準備をしていました。

子供たちの太鼓隊の練習。みんな上手にたたいていました。

もう八尾辺りではあまり見いへんようになったけど、懐かしい情景がここ東北には沢山残っていました。

8時頃無事宿に戻ってホッ。あまちゃんの舞台を生で見ることが出来て興奮冷めやらぬ母は、僕が寝た後も独りであまちゃんのドラマの続きをみてました。元気で何より。

2日目も盛りだくさんの一日でした。

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