2014年7月13日日曜日

RMCC Stage Race: バイクシーズン終了

今週末はキャンモアであったRMCC (Rundle Mountain Cycling Club) 主催のステージレースでした。昨日にタイムトライアルとクリットレースがあり、今日ロードレースでした。

結果は散々なもんやった。少なくとも紙の上では。というのは、しばらく煩っていたアレルギーのダメージは思っていた以上に深かったみたいで、「ここが踏ん張りどころ」というバイクレースでは一番大事な、しんどい所でのパワーがすっかり削ぎ落とされてしまってる。

一人で走るタイムトライアルはともかく、クリットでは最初の数周の猛烈なスピードでのチャージに付いていくので既にレッドゾーン。先週のスタンピードレースみたいな感じ。しかも数週前のDevonのクリットでのクラッシュ一歩手前の失敗が心のどこかで引っかかっているのか、いつもは前との差を詰めるはずのコーナーの出口で逆に離される結果になってしまってた。得意のはずのコーナーワークが逆にブレーキになってしまってた。

30度を超える暑さの中、2週目で既に口の中はカラカラ。「こんなん無理やで」と思いながら3週目に入った所で完全に先頭集団から千切れてもうた。

ここ数年クリットでは何とかドロップされること無く走りきれるようになってたんやけど、こんなに見事にドロップしたのは初めて出たバンフフェスト以来やと思う。

諦めてリタイヤしようかと思ったんやけど、Devonに引き続きリタイヤしたらリタイヤ癖が付いてしまうと思ったので、ラップされるまで何とか8周は走った。まあ、こんなこともあるやろう。

そんで、今日のロードレースでも4周中、1周は先頭集団にくっついて走っていったけど、2周目に入った下りでの猛チャージに付いていけず集団から千切れてもうた。ここでも、いつもは出てくる死ぬ気で食らいついていくパワーがスカやった。

その後は後続のぽろぽろこぼれ落ちた選手と一緒に走ることに。でもぽろぽろ集団やから、特にまとまることもなく、結局一人で走ることに。

2周目を走ってるときはまた諦めモードになってきて「リタイヤしよっかなー」なんて気持ちがムクムク湧いてきたんやけど、でもやっぱりアイアンマンとしての誇りがそんな情けない気持ちを勇めてくれて、しっかり最後まで走りきることができた。

しかもやっぱりベースの持久力はキチンと残っているようで、4周目はしっかりペースを上げて、前を走ってたこぼれ落ち仲間を4人ほど追い抜いてこれた。これは自分でもよく頑張ったと思う。


で、始めに書いた「紙の上では散々な結果」というのは、実はこんなみっともない結果に終ったRMCCステージレースやけど、実を言うと今年一番楽しかった週末やったから。

自分が8周でラップされて悔しかったから、女子レースで一人集団からおいていかれた選手にレース中いろんなコーナーで応援しまくってたら、レース後その女の人が「あなたの応援には本当に助けられたわ」ってお礼を言いにきてくれはった。ちなみに彼女はDevonでのクリットでラップアウトされた後、娘の小さな女の子を思いっきりハグしていた例のお母さん。昨日も家族総出で出迎えられてたわ。

さらにCat1/2のクリットではコーチのアンドリューの見事な走りを拝むことができた。数年ぶりにレースに復帰してあんな走りが出来るのは、やっぱり元プロ選手の凄さというものをマザマザと見せつけられた気がする。

そんで何より、いっぱい新しい友達ができた。今年一年の沢山のレース参加を通じていろんな出会いが有ったけど、この週末はそれに輪をかけて親しくなれた気がする。

去年までのようにトライアスロンの片手間にごまめでバイクレース出ていた時と違って、チームを超えていろんな選手と話すようになったし、仲間意識のようなものが芽生えてきた気がする。こういう感じはトライアスロンレースではあまり無かったような気がする。少なくとも僕の経験では。

というわけで、この素敵な週末を最後に今年のバイクシーズンは終了。当初は8月初めのTour de Bownessに参加するつもりやったけど、今の体調からしてまともにレース出来る状態に戻れる気がしないし、何よりそろそろ大阪マラソンに向けての準備も本格化してきているので、レースで怪我しないうちにシーズンフィナーレにします。

とりあえず、怪我無く無事にバイクシーズンを終えられたことに万歳。

これからは大阪マラソンに向けてのチャレンジをしっかり報告していくようにします。


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