2014年6月14日土曜日

Banff Bike Fest Criterium とりあえずは完走するも・・・

うーん、難しい・・・

今日は今年1つ目の一大イベントBanff Bike Festのクリットレースの日。幸いにも雨の予報は少しズレてくれたようで、日中は暖かい日差しが差し込んで良い感じの昼下がり。

僕たちのレースの前にはBike Fest恒例のキッズレースが行われてた。

こんな感じ。

カメラを片手にお父さんも一緒に走ったり、

周りが気になって仕方が無かったり、

少し大きくなった子がいたり

いつもながら賑やかに盛り上がっていました。でも今日はCrazy Larryがいてなかったな。なんでやろ。


ところで、そんな和気あいあいとしたキッズレースとは裏腹に、毎年事故が多発するBike FestのCat 5はそれなりに緊張感が漂うレース。雨が降っていないのは何より。

僕はこのレースでは今までいつも途中でラップされて、キチンと完走したことが無い。さらに去年は僕のとんでもない失敗のせいでスタートさえできへんかった・・・

そんな僕やけど今年は完走はおろか、何なら勝ちにいってやる気でスタート。今まで遠慮がちに後ろの方からスタートしてたけど、今日は堂々と最前列スタート。

で、途中経過をすっ飛ばして結果を書くと、1位から4秒遅れの3位と同タイムで14位。(ゴールラインでそれぞれ1車身の差がない場合は全員同タイムになるため。)

勝ちにいく気でスタートした僕としては何となく中途半端なレースになってもうた。

スタート後10周ほどは良い感じで先頭3、4番手までを走って、何度か先頭に立って集団を引っ張ったりして走ってた。良い感じの出だし。ただ途中「レースはまだ先が長いし(15周ほど残っているし)、少し下がって様子をみるか」って思って後ろに下がったんやけど、今書きながら思ったんやけどあれは失敗やったな。

僕の元コーチやったベイリーとか速い選手なんかも、時々後ろに下がって様子をみたりしているのを見かけるんやけど、あれはCat1/2レベルのチーム戦略があってのことなんやろう。僕らCat5はとりあえずガンガン攻め続けないとアカンわ。

結局20人以上残っていた集団の中程まで下がってしまって、身動きがとれず。今思えばあのまま前にいるべきやった。まだまだレースの読みが甘い。

それでも最後の悪あがきで、最終ラップは全力で頑張って、裏ストレートで思いっきり加速して少し前に出て、最終コーナーでかなりギリギリに攻めて(後ろの選手に怖い思いさせたかも知れんけど)、ゴール前のストレートは全開スプリント・・・のはずが・・・

ガッシャーン・・・

またしても(Velocityに続いて)僕の少し前の選手がゴール前ストレートでクラッシュ。何が起ったんか知らんけど、猛烈に加速してる僕の前で選手と自転車が転がってる。ああいう時は体が自然に反応するんやろうか、考える間もなく車体を左に振って間一髪巻き添えを回避。でも右足のペダルが転がってる自転車のホイールに当たった感触は未だに残ってる。

何とか体勢を立て直して加速を続けて、最後に数人を抜いてフィニッシュ。無事にBike Festで初完走出来たことは良かったとはいえ、何となく不完全燃焼感の残るレースになってもうた。レースの後しばらくは後悔とまではいかんでも反省点がいっぱいで少し凹んでた。

でも、よく考えてみれば今日はとてもたくさんのことを学べたレースやったような気もする。自分の強さと足りない所(メンタルも含めて)がかなりハッキリ見えた。一ヶ月後のRMCCのクリットと8月頭のTdBのクリットに向けて鍛えるべき所が分かったのは収穫やろう。とりあえず来週末のDavonでのクリットでは同じ失敗は繰り返さないように走ろうと思う。

ちなみに後で聞いた話では僕の後ろを走ってた選手数人がその転んだ選手の巻き添えでクラッシュしたらしい。本当に間一髪やったんや。出発前にきちんとおじいちゃんとお父さんの遺影にお参りしていったのが僕を守ってくれたんやろう。ありがとうございました。



ところで、今日の大取りのCat1/2レースではベイリーが去年に引き続きリーダージャージーを着てスタート。

スタート前のトップ選手の紹介の時、「ベイリーっ」って呼んだら思いっきりニコニコやった。余裕やね。

でも、走り始めたらめっちゃ速い。どれくらい速いかというと、
僕のカメラと腕前じゃ残像しか写れへん位・・・

動画では

こんな感じ。

魔の第一コーナーも
異次元のスピード。

平均50キロくらいのスピードで一時間近く走り続けるこの人らは凄い。

結局このレースではベイリーのチームメイトが単独逃げ切りで優勝。ベイリーが後ろを押さえて逃げをサポート。ベイリーはリーダージャージーをキープ。見事なチームワークは見物でした。

こんな人達みたいに走れるようにはなれんやろうけど、もっともっと頑張って強くなってやろう。

明日からも頑張ろう。

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