2014年6月24日火曜日

Jasper, Icefields Parkway おまけ

昨日のロングライドの後はゆっくりジャスパーの街を散歩してきました。

以外と歴史のある(というか古い)街なようで、
ものすごく味のある消防署。どんな消防車が出てくるんやろうか?

夕飯は、今日はジャスパーの地ビールが頂けるJasper Brewing Companyというお店で頂きました。
(ビッグホーンが待ってます)

あれだけ頑張って走った後はやっぱり
これが美味い。少し冷えが足りないように感じる冷たさなんやけど、聞くとそのように意図して造っているそうで、確かに飲み進めていくと味わいがだんだん滲んでくるようで良い。

料理の方はまあまあやった。でもビールが好きな人にはそれでもお薦めのお店です。

その後は酔いを醒ますためにまたフラフラと歩き回って、途中疲れて公園の芝生でゴロン。

(見上げた空。このまま寝てしまいたい。でもちゃんと宿に帰って寝たよ。)


昨日の疲れでさすがに足は重いけど、今朝の目覚めは良く6時過ぎに起きて朝食。食堂の外を見ると、
熊さんも朝ご飯のようで、宿の裏すぐそこまで来てた。自然がいっぱいや。


ダラダラしていて、結局ホステルをチェックアウトしたのは9時過ぎ。ガソリンを補給するためにダウンタウンへ立ち寄ったついでに、僕も少し栄養補給。

入ったのはこんな可愛らしいパン屋さん。
昨日のロングライドの前にも寄っていったんやけど、とても感じのいいお店です。美味しそうなパンがいっぱい並んでる。エスプレッソも美味しい。

何よりスコーンがでかい。
(一緒に写ってるのはダブルエスプレッソのカップです。大きさが伝わるやろうか?)


そんなのんびりモードで始まった朝やけど、10時前になってやっとジャスパーを出た。

で、いつも通りたまに景色の写真なんかを撮りながら走っていると、
ん?何やら見覚えのある2人が・・・

通り過ぎてしまったので、引き返して良く見ると、
やっぱり!

昨日会った自転車旅行中のカップル。昨日はジャスパーにたどり着かなかったようで、途中でキャンプしたそうな。

奇跡的な再会にお互いビックリした。こんな偶然あるんやね。昨日別れてから名前を聞くのを忘れたことを気付いたんやけど、今回はキチンと連絡先を交換して別れました。

素敵なClairとTimothee。2人の無事を心より祈っています。


何となく幸せな気持ちになって走っていると、昨日自転車で散々苦しめられたガタガタ道辺りに差し掛かり、昨日なくしたボトルや諸々のことを思い出してまたちょっとブルーな気分に。

90キロで走っている車から、どこに落ちているか分からんボトルなんかが探せるわけはなく、でも見るともなく道路脇をチラチラ見ていたら、

ん?なんか白く光るものが・・・

随分通り過ぎた後、車を降りて反対車線を歩いてもどると
落ちてた!2年連れ添った愛着のあるボトルが!!

もう一本もこの近くに落ちてるかなーって前後2キロほど歩き回っていると、今度は何と
タイヤレバーが!!

 さらには
空気入れの口金まで発見。ちなみにこんなに小さいけどこれが一番高価なもので、凄く嬉しい。

続けてしばらく歩き回ってみたけど、残念ながらもう一本のボトルとCo2カートリッジは見つからず。まあ、延々数十キロ続くガタガタ道のどこで落ちたか分からんしね。この3点と再会出来ただけでも奇跡やろう。今日2度目の再会に心から感謝。

(こんなガタガタ道。ずっと踏切を渡ってる感じと言ったら伝わるやろうか?)

気分一新南下を続け、
昨日散々苦しめられた峠もヘッチャラ。

途中ビッグホーンの群れに遭遇。
こんな急斜面も余裕。 どんな足の構造をしてるんやろうか?

行き先を阻むビッグホーン。車にまでガンを飛ばす始末。公園内は野生動物優先やからね。

昨日は到達しなかったIcefields Centerも今日はあっという間。
実はこれがアサバスカ氷河で、昨日見たのはStutfield氷河だったそう。

ちなみにこの氷河の上は歩けるそうで、観光客が沢山バスに乗って氷河に向かってました。今度母さんがカナダに来たときは行ってみようかな。

ここからしばらくは僕もまだ見たことの無い景色が続きます。


この渓谷は見事。ここから下に見える道まで一気に下っていきます。

 どこからともなく流れてくる瀧。Weeping Wallという名前。悲しそうな名前や。

いかにもロッキーという荒々しい岩山。

実は昨日自転車で走った区間は、今まで何度もカナダロッキーの景色を見てきた僕としては「そんなに言うほどのもんか〜?」って思ってしまったし、正直ジャンクションから南下するHw93の景色の方が見応えがあるように思ってました。でも、この区間の景色は正に絶景。今まで見たことの無い圧倒的な景色が続きます。今度は是非ここまで自転車で来てみたい。

そんな絶景に圧倒されながら、Saskatchewan River Crossingという中間地点の休憩所に到着。ちょうど昼ご飯の時間やったけど、そんなにお腹も空いていないし、何より全てがもの凄く高かったので、レイクルイーズまで行ってしまうことに。

ただ暑い夏の日差しに絆されてつい・・・
いつも思うけど、これが小サイズ?

氷河を見ながらアイスクリームを堪能した後、しばらく走ると見覚えのある景色が。
ここからは4月のレイクルイーズキャンプで走ったところ。4月には凍って真っ白やった湖も今は綺麗なエメラルドグリーンに輝いてました。

思った以上にいろんな所で寄り道して写真を撮ったりしながら走ってきたので、結局5時間近くかかってレイクルイーズに到着。

よく行くコーヒー屋さんのおいしいサンドイッチで遅めの昼食を頂き、

他に何することもなくレイクルイーズを後にし、

2時間かけてカルガリーに帰ってきたら
 大雨が降ってた。

途中スーパーに寄って明日からの食材を買い込んで、最後まで気を緩めず安全運転で家に到着。

無事に総走行距離1300キロにおよぶロードトリップから帰って来ました。

家に入ったら丁度咲きかけのバラの花が出迎えてくれた。今週末辺りが満開かな?


荷物の片付けと、掃除洗濯をチャッチャと済ましてから、遠征中は外食続きやったので久しぶりに手料理の夕食。
最高に美味かった。やっぱり家での食事が一番や。

「おまけ」と言いながら振り返ってみたら盛りだくさんの一日。しっかり英気を養って帰ってきました。

明日からも頑張ります。

おやすみなさい。

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