2014年5月15日木曜日

マーシーは超ヘビー級

今日のトラックレースはスタート一時間前まで降っていた雨で開催が危ぶまれたけど、レーススタート時には見事トラックが乾いてくれたので無事決行。

今日の種目はスクラッチ、Keirin(競輪じゃなくて英語でのケイリン)、アバランチの三種目。

今週のハードなトレーニングのせいでか、スプリントのキレが今イチで三種目ともポイント獲得ならず。しかもその三種目ともゴールライン直前ギリギリでポイント獲得着順から滑り落ちるという情けない結果。

特に最後のアバランチでは、ブレイクアウェイして先行している2人に追いつこうと最後数周全力でもがいて、最後の一周は頭は真っ白。結果的に後続の2位集団を引っ張って発射台になってしまったようなんやけど。

レース後コーチのアンドリューに「もうちょっとストラテジーを学ばんとな」って言われる位、レースの戦略としてはダメダメやったわ。これから沢山勉強します。

とは言うものの、今日の強風の中頑張って集団の先頭で引っ張って走り続けたので、トレーニング効果はバッチリ。

ところで、今日の衝撃は、僕のトラックでの愛車マーシーは実は超ヘビー級マシンやったこと。
(お疲れさまのマーシー)

まあ、もともと街乗りようの自転車として買ったものやし、鉄フレームやし、街乗りようの頑丈なホイールが付いているのは知ってたけど、今日のレースで「その重い自転車でよく頑張ってるよ」って言われて、そのレース仲間の自転車を持った時に愕然とした。めっちゃ軽いやん。

半分くらいの重さとまではいかんでも、ゆうに数キロの差はあるやろう。なんやみんなそんな軽い自転車で走ってるんか・・・

なんか言いようの無い気分なんやけど、一瞬は愕然としたけど、でもよく考えてみると凄く良いことのような気がしてきた。今この超ヘビー級マシンでこれだけ走れるんやから、もし僕が彼等の乗ってるような軽い自転車に乗ってればもっと速くに走れてるってことや。

まるで亀の甲羅を背負って修行してる孫悟空の気分?

別に賞金を争って走ってる訳じゃないし、もともとはロードレースのためのトレーニングなので、とりあえずはこのマーシーで行けるところまで行ってみよう。

で、いつかこのマーシーでもBグループでぶっちぎれるようになったら、亀の甲羅をドスンとおろしてAグループで勝負出来るようになってるやろう。


ところで、今日学んだ格言。アメリカ人として初めてツールドフランスを制したグレッグ・レモンが言った言葉

「どれだけ練習しても走るのは楽にならない。ただ、速くなるだけだ。」

たぶん僕が亀の甲羅を下ろしても走るのは楽にはならんのやろう。ただめっちゃ速くなってはいるやろう。

がんばります。

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