2016年1月28日木曜日

頑張った週末

先週末は久しぶりに土日続けてロングトレーニング。そろそろ2016年シーズンに向けてのトレーニングも本格化してきました。

土曜日は3週続けてのキャンモアへ。来月にあるキャンモアスキーマラソンへの出場を考えているので、予定のコースを一度下見してから決めようと思っていたので。だから今日は1日中クラシックで滑り続ける予定。

キャンモアは先週とはまた打って変わって気持ちの良い青空が広がってた。
気温もマイナス数度と丁度良いくらい。もうちょっと低い方がクラシックには良いんやけど、まあ色んな状況で滑れんとあかんからね。



ただ、ここんところ雪があまり降っていないようで、人気の無いトレイルではこんな感じで
トラック一面に松ぼっくりや松の針が散らばっていて、そのせいでしょっちゅうつまづきそうになって、クラシックで滑るのは大変。まあ、これも訓練やと思って・・・

45分くらいかかってボウトレイルの端まで到着。ここの眺めは結構好き。

行きは松ぼっくりで難儀したボウトレイルやけど、僕が折り返す直前にトラックセットし直す作業車が出動してくれて、帰りは凄くスムーズ。
帰りの方が登りが急で大変なんやけど、かなり快適に帰ってこれた。

1時間40分くらいで午前のセッションは切り上げて昼ご飯。
今日は久しぶりにノルディックセンターのターキーサンド。午後はもっと長く滑るつもりなのでしっかり補給。

で、午後はそのマラソンイベントを意識して、休みを殆どとらずひたすら滑り続けること3時間。そのせいでその間は写真撮影を言い訳に立ち止まることも無かったので写真も無し。かなり頑張った。

滑ってる最中は一度ワックス塗り直しの休憩でグラノーラバーを1本食べた以外補給も無かったので、さすがにお腹ペコペコ。
なので、無事に帰れるようにと本日二度目のサンドイッチ。今回はハムサンドにしました。ノルディックセンターのサンドイッチはこのボリュームで6ドルなんやから良心的やわ。しかもかなり美味いし。

という訳で、土曜日は合計4時間半、42キロの超滑り込みの1日でした。お陰でスキーマラソンに出る自信もついたし、かなり良いトレーニングになりました。

そして日曜日。朝にベルギーで行われていたサイクロクロスのワールドカップ最終戦をインターネットで観戦したせいで、やたらモチベーションアップ。カウチでウトウト二度寝しかけてたのを払いのけて、まだ雪がぱらついているなかライドスタート。

振り返ってみれば、公園での雪遊びは何度かしてたけど、冬のロングライドは今日が始めて。
比較的気温が高かったので、雪が溶けて道路は結構ぐじゃぐじゃ。良い泥よけが欲しい。

いつもより時間がかかって、1時間程で1Aに到着。
昨夜から降った雪が路肩にしっかり残ってた。なので、いつもの雪遊び並みにタイヤを滑らせたりしながらえっちらおっちら。車道には車がビュンビュン走っているけど、広い路肩のお陰で逆に安心して走れる。

午後からは晴れる予報なんやけど、僕が走っている間は途中吹雪っぽくなってた。
いつもはそこらにいてる牛達も今日は小屋に隠れてんのかな?

途中ハイウェイから外れて深い雪が残っている横道へ。
 フラフラになりながら少し遊んだ辺りで折り返す時間がきたので退却。次はもうちょっとこんな道で遊べるようにしようかな。

帰りはさらに気温が上がって道路はビチョビチョ。着ていたものもびちょびちょになって、手足が冷えてきた難儀した。あまりに暖かいのも困りものや。

 でもこのBar Mittsのお陰で去年からのウィンターライドが随分楽にはなった。

という訳で、今年初の外ライドはしっかり3時間、持久走ペースで流してきました。これから少し日も長くなっていくし、ちょこちょこ外ライドの頻度も増やしていこう。

この週末はレイクルイーズでミニスキーキャンプをしてきます。2日間徹底的に滑りまくってこようと思います。いっぱい良い写真も撮れるかな。乞うご期待。

2016年1月17日日曜日

2週続けてCanmoreへ

今週は今年の仕事始め、というか授業が始まりました。初めて教えるクラスで、しかもいつもの大学院生のクラスじゃなくて学部生のクラス。若くてイキイキした学生達を教えるのが楽しみです。

で、そんな若者たちに負けじと、今学期も器械体操を続けています。

今年の初練習。

丁度1年前の今頃に始めたので、なんやかんやと1年続いたことになるかな。(夏の間が休みなのが残念。)そのお陰でか、昔以上に体のキレも出てきたし、やっぱり始めて良かった。

そんで、木曜日にはCOPでクロカントレーニング。
今年始めてのスケートセッションやったけど、器械体操で鍛えられた体幹とバランスのおかげで、凄くスムーズにフリーで滑れるようになってた。

で、その勢いをかって、昨日の土曜日もCanmoreへ。本当はバンフへ景色を楽しみに行こうと思ってたんやけど、生憎の空模様のせいで急遽変更して2週続けてのキャンモア。

こんな感じで、すぐ側の山も見えへんくらいにガスが出てた。ちなみにここに写っている黒いジャケットの人は友達のマイク。先週に引き続きまたここで会うことになってお互いビックリ。
 
今日のテーマは木曜に引き続き、去年エリックに教えてもらったことを確認しながらスケートテクニックの確認と向上。

午前中はオリンピックループを使ってひたすらクライミングとドリル。
ベッキーヒル。去年までは何度も止まらずには登れなかったけど、今年はなんとか最後まで一気に登れるようになってる。出だしから良い感じ。

でも頑張って登って周りを見ても、景色は一面真っ白。

こんな感じ。

まあ、綺麗といや綺麗んやけど、写真で何処まで伝わるか・・・

昼食の休憩を終えて出てきたら少しガスが晴れてきたかな?太陽がうっすらと。
この写真に写っているのは実はアレックス。今日は色んな人に会う。

ガスの向こうにかすかに見える山が結構幻想的で良かった。

ある意味日の入り。ここから一気に暗く、さらに寒くなっていきました。でも今日は忘れんと持ってきたホッカイロのお陰で手足が凍ってしまうことも無く、比較的快適でした。

ちなみに、ノルディックセンターでは時々レースなどイベントが行われているんやけど、
今日はジュニアのバイアスロンが行われていました。目の悪い僕には無理なスポーツやけど、カッコいい。

今日は2度の休憩を挟んで3セッション、合計4時間滑ったけど、最後のセッションもドリルとひたすらクライミング。
こんな景色を見ながらもがいてきました。

そんで、帰り支度をしてロッジを出ると、
こんな雪像が。製作途中やろうか、なんかよく分からんけど、 来週にまた行ったらできてるかな?

さすがに4時間も滑ってクタクタやろうと思ったんやけど、家に帰ったら意外と元気やって、さらにお腹が空くまで少し余裕がありそうやったので、急遽明日に作る筈やった作り置きミートソースを猛スピードで作って晩ご飯に。

慣れたもんで、1時間ちょっとで出来た。いつもながらのデタラメ目分量で作ったけど、 今日のは大成功。美味かった。冷蔵庫に残ってたブロッコリーも入れてみたけど、結構合っててこれも美味かった。

で、7時過ぎにこんな感じの夕飯が出来上がり。ごちそうさまでした。

今日の日曜日は家の掃除をした以外は家でゴロゴロゆっくり。明日からの一週間のため鋭気を養っていました。明日からも頑張ります。

お休みなさい。

2016年1月10日日曜日

2016年スキー初め

振り返ってばかりの書き込みやけど、せっかくの勢いに乗ってこの昨日のクロカン滑り初めの写真も載せとこ。

例年は12月中にシーズンの初滑りをしているんやけど、今シーズンは12月中はバタバタ忙しく滑りに行けず。なのでこのシーズンは初滑りが滑り初め。

滑り初めに相応しいのかどうか、昨日はマイナス25度。これだけ気温が低いと車のガラスの内側に付いた湿気までが凍ってしまって大変。出発にかなり手こずったので家を出たのは10時過ぎ。

初滑りはやっぱりキャンモアでと思い、ノルディックセンターに着いたのが11時半頃。いつもより随分遅いスタート。

今日は風が強い。寒かったです。

トレイルの利用料金が去年の10ドルから15ドルに値上げされていて、ちょっとお得感は減ってしまってた。でもまあ、10ドルが安過ぎたんやと考えると仕方が無いような気もする。それにこのバッチリトラックセットされた環境で滑れることを思うと文句は言われへんかな。

シーズン最初ということもありスキーの準備に時間がかかって、滑り始めたのは12時を回ってた。

で、山の中にあるトレイルなので、昼になると太陽が山の向こうに隠れてしまい、日は暮れていないけど全体的に陰。こうなると一気に気温が下がります。一時指がかじかみ過ぎてポールを握ってられへんようになるくらい。せっかく日本からホッカイロを持って帰ってきたのに持ってくるのを忘れてた。まあ、シーズン初めはいつもこんなもん。

綺麗に連なるランドールの山々。
カナダの親御さん達は子供をソリに乗せて引っ張ってまでスキーをします。多分僕も子供が出来たら同じことをするやろうけど。

とまあ、こんな感じのなんでもないことを昔はよくブログに書いてました。Facebookにその場を奪われてしまった感があるけど、やっぱり振り返ってみた時に写真日記は良いものなので、これからもボチボチこんな感じでやっていきます。

明日から新学期。頑張ります。

お休みなさい。

最終日、真矢ちゃんと

建前としては学会出席が今回の出張の目的なんやけど、本音で言うと今回来ることを決めたのはブレアの初めての赤ちゃん、マヤちゃんに会いたかったから。

15年前に初めて会って以来、色んなことを話して一緒に経験して、この15年に限って言えば一番僕のことを知っている友達のブレア。15年前にはこんなに長く付き合い続けることになるなんて想像も出来へんかったなー。だからある意味実の兄弟以上に嬉しいお祝い。

なので岡君との会を早めに切り上げて、その夜はブレアのお母さんの家に泊めてもらいました。
この家が15年前の年末に初めて寄せてもらったマーハウス。そしてその夏には3ヶ月ここでホームステイさせてもらって、UCバークレーのサマースクールに通わせてもらいました。思い出深い家。

翌朝ブレアの今の家に移動。

着いた時にはまだマヤちゃんはお休みやったので暫し待機。

ブレアとお母さんのナタリー。僕のことを本当に可愛がってくれて、僕は彼女のことをMomと呼んでます。(一時Momと呼ばなくなったことが有ったんやけど、「邦夫にはMomと呼んでもらいたい」と言われて、それ以来ずっとMomです。)

暫く待っていると、
じゃじゃーん。マヤちゃんの登場。写真でみたことが有ったけど、やっぱり可愛い。生後やっと一ヶ月なのでめちゃめちゃ赤ちゃん感がいっぱい。

カルガリーから持って来たRCMPの制服を着たビーバーに興味津々?

そして、年明け早々ということで、初めてのお年玉も。

ちなみにポチ袋に名前を書くのにブレアに「漢字はあるん?」って聞いたんやけど、「無いから一緒に考えて」と言われ、色々調べた結果「真矢」という漢字を提案。まっすぐで芯の強いブレアとマリアの間の子供にはピッタリやろうと。それに比較的簡単な漢字やし。

「それじゃ、それにしよう」とブレアも即決で、晴れて僕は真矢ちゃんの日本名の名付け親になりました。

名付け親の特権なんか分からんけど、
眠っている真矢ちゃんを胸に抱いて至福の一時。

実の兄の子供にもこんなことをしたことは無かった。人生で赤ちゃんに最も近づいた日。パパになるってこんな感じなんかなーなんて思いながらも、泣かれなかったことにホッとしました。

という訳で、カリフォルニア最終日にはとても幸せな1日を過ごすことが出来ました。覚えてもらえるようにこれからもちょくちょく遊びに来ないと・・・

(カリフォルニア編、終わり)

カリフォルニアに来たらやっぱり

仕事で来ているとは言え、カリフォルニアに来たらやっぱりここならではの食は楽しみたいもの。

サンフランシスコのような古い街に来て味わいたいのはやはり、
アメリカならではのダイナーでのブランチ。初日のランの後はここに来ました。

古き良き(僕が小さい頃に憧れていた)アメリカの名残を残す昔ながらの店内。やたらと派手な赤いベンチがトレードマーク。

注文したのは
店の名前をとったLori's Special。具がいっぱいのオムレツです。走ってペコペコのお腹には最高の一品。

ちなみに、この店には学会最終日にも訪れて、
初日に迷ったもう一つのフレンチトーストのメニューも頂いてきました。これも美味かった。高級感は全くないくせに結構値が張る店やけど、旅行者としてアメリカ気分を味わうには打ってつけ。そういった意味でこの店はお薦めです。

で、やはりカリフォルニアと言えばメキシカン。

2日目のランの後はインターネットで見つけた宿の側にあるレストラン。急遽見つけたのにめちゃくちゃ大正解。12時過ぎにいくと大行列が出来てる人気の店のよう。

昼間はデリーのようにカウンターで注文して作ってもらう、いかにもメキシカン。
取り放題のサルサの種類も抜群で、さらに出て来たブリトーがこれ。生憎中身を写真では見せられへんねんけど(ぐちゃぐちゃになるから)、そこそこ洒落てる店にしては本格派の味で、しかもこのサイズ。22キロ走った後じゃないと食べられへんくらい。

あまりに気に入ったので、
翌日も夕食を食べに阪大時代の同級生の岡君と一緒に再訪しました。今回はビーフとチキンのタコス。これまたなかなかの逸品でした。

メキシカンの締めは、最終日にブレアといったバークリーのお店。流石バークリーということもあり、いかにもメキシカンの家庭料理屋さん。

せっかくなのでいつも頼まないものを食べてみようと、
このポスターに惹かれてスープ料理を注文してみました。

で、出て来たのがこれ。

右のお皿の野菜をスープに放り込んで食べるみたい。見た目以上にあっさり、でもしっかり深みのある味で、かなり美味かった。こんなスープを作れるようになりたい。

ところで、せっかくショッピングの街サンフランシスコに来たんやからということで、今回僕が仕入れたかったのはバーボンウィスキー。以前ナッシュビルで買って大好きになったけどカナダでは売っていないというやつ。

流石サンフランシスコ、一般のお酒屋さんとは別に、
こんな洒落た店構えの高級酒店が。しかもラッキーなことにホテルのすぐ側。

店の陳列もそこらの酒店とは全然違う。惚れ惚れするような店内でした。

で、ブラッと店を見回すと、
ありました。ミクターズ。これは深みとスムーズさを兼ね備えた今まで飲んだバーボンでも類を見ない逸品です。輸入制限があるのでとりあえず1本だけ仕入れてきました。来るたび買って帰ることになるやろう・・・



ちなみに岡君との食事の後、岡君が珍しく少しゆっくり飲める所に行きたいとのリクエスト。リクエストされても特に当てもないので、ここはプロのアドバイスをということで、そのお酒屋さんで聞いてみることにした。そしたらこれまた大当たり。

前日に会った店員さんが覚えてくれていて、気さくに店の近くにあった分かりにくい扉のお店に連れて行ってくれて、IDを持っていなかった岡君が入店拒否されそうになるのもやんわりと往なしてくれたりと、期待していた以上の助けを頂きました。

で、店に入って見ると
男2人で来るのは勿体ないくらいのオシャレなお店。やけど、一人でお酒を楽しんでいる洒落たお客さんがいたりと、なかなかイケテルお店なよう。

値段もこの店構えとしてはとても良心的で、高くない。流石プロの紹介は伊達じゃない。
(注文を待つ岡君)

途中からはジャズのライブが始まり、
 ステージの前ではお客さんが踊りだす始末。これでチャージもとらずに入れてあの値段。なかなかやるやん。

僕はブレアのお母さんとの約束があったので早めに店を出たんやけど、かなり気に入った様子の岡君はその後もライブを楽しんで一人夜を過ごしたそうな。

サンフランシスコで飲んだことなんて今まで記憶にないけど、とても良い経験が出来ました。

サンフランシスコにお越しの際は是非御立ちより下さい。

(サンフランシスコ編、もう少し続く)