2015年8月5日水曜日

2年ぶりのTour de Bowness

先週のロングウィークエンドは2年ぶりのTour de Bownessでした。いつにも増して盛りだくさんの楽しい3日間やったから、正直何から書いたら良いか分かれへん。

とりあえず自分のレースは正直期待はずれの出来で、ちょっと残念。一応今年のメインイベントやったので、直前の一週間はしっかり体を休めて挑んだんやけど、シーズンを通しての疲れは結構貯まってるんかも知れん。

土曜日のロードレースは45キロのコースを2周する合計90キロのレース。出だしは集団の前方にまぎれて気持ちよくスタート。折り返し直前の長い下りではコースの端で誰かがクラッシュしてたんやけど、その少し前に反対側に移動してたので巻き込まれること無く無事にやり過ごすことができた。いつもながら危険予知の感は冴えてた。

そして折り返してからそこを登って帰るんやけど、思った以上に良い感じで登れて、いつもは置いていかれる登りでむしろ順位を上げて、20人くらいに絞られた先頭グループの前の方で登り切ることが出来た。

ただ満足のいく走りが出来たのはここまでで、そこから緩やかな下りが続くセクションでその集団が一気にペースを上げた辺りから付いて行くのがやっと。スピード自体はいつもならちょっと頑張ったら付いていける程度やったけど、今日はそのペースでずっと走り続ける足が無かった。

疲れということもあるやろうけど、ここら辺の持久力は来年に向けてしっかり鍛えんとあかんところや。ただ逆に言うと、ここら辺のスピードを「テンポペース」くらいに持っていければ戦闘能力が随分上がるような気もする。

そのままなんとかしがみついて走り続けたものの、30キロ過ぎでドロップ。ドロップした直後は正直1周終わったらリタイアしてしまいたいくらいガッカリやったけど、なんとか気持ちを持ち直して残りの60キロを単独トレーニング。今年のレースはもうどうしようもないけど、来年のシーズンに向けてブレイクアウェイしているつもりで頑張って走り切りました。

日曜日のCOPでのヒルクライムは結構真剣に挑んだものの、2年前の記録より30秒も遅かった。バイクのセットアップは2年前と同じ。まあかなり風が強かったので、そのせいも多少はあるやろうけど。何にしてもトラックでの短いレースに向けての練習ばかりしているせいで、こんな風に5分間死に物狂いで漕ぎ倒すということをおろそかにしていたような気もする。アイアンマントレーニングをしていた2年前よりタイムが落ちているのはちょっと問題や。

なんかこの冬に向けて沢山の課題が見えてきたような気がする。

そして最後の月曜日(祝日)はボウネスでのクリット。2年前はこのクリットで初めて8位入賞した縁起の良いレース。やってんけど、結果は5周を残してラップアウト。

スタート直後から結構ハイスピードなレース展開。でもボウネスのテクニカルなコースは結構得意なので、先頭10番目くらいをキープして慌てること無く周回を重ねてた。そして半分くらい過ぎた辺りでプリームのベルラップがあり、さらにペースアップ。それをなんとか乗り切り、ペースが落ち着いた辺りでもう少し前に出ようかと思っていた矢先、第一コーナーで僕の少し前の先取がペダルを地面にぶつけてクラッシュ。

その直後にいた選手数人は巻き込まれて転けてたけど、僕はなんとか急減速が間に合い巻き添えは回避。ただそのせいで先頭集団から随分遅れてしまった。ペースが落ちてたらなんとか追いつくかなと思いながら全力で追いかけたけど、やっぱり一人で集団に追いつくほどの力もなくだんだん力が無くなってきた。

その後数人のグループに追いつかれたんやけど、その時には既に力つきてて彼らに付いていく余力も無かった。という訳で5周を残してリタイア。残念。

あの事故で遅れていなかったらどうなってたかということはやっぱり考えてしまうけど、でも一歩間違っていたら事故に巻き込まれていたかも知れんし、何はともあれ怪我なく無事に3日間のレースが終えれたことは良かったんやろう。

それに一人になって残り数周を走っている間に「くにお、頑張れ」と沿道から名指しで沢山応援してもらえてたのはとても嬉しかった。1年間のレースを通じて仲間が沢山出来たし、どんなに格好悪かろうがレースで走ることを楽しめるのはとても幸せなことなんやろう。

自分のレースが終わった後は、いつものように応援団兼カメラマン。沢山応援してもらったお返しに、沢山応援してきました。長い一日でした。

沢山の写真はFacebookにアップしたけど、今日の特別の一枚はこれ。

15歳のチームメイトのエイデンのことは何度かブログで書いているけど、彼はチームは違うけど、一緒にトラックで走っているジェイク。エイデンと同じ15歳。なんでか知らんけど、とても親しく慕ってくれて、僕にとっても可愛い甥っ子のような存在。

このクリットでは初めてのCat3でのレースやったのに4位で完走するという見事な結果。レース後見つけてカメラを向けたら、何とも言えない良い顔を見せてくれました。力を出し切ったという感じ。

エイデンもジェイクも、プロ選手になったりオリンピックに出るかも知れん素質の持ち主。そんな彼らの成長を卵?ひよこ?の時から応援出来るというのはもの凄い光栄です。将来が楽しみです。

そんなこんなで、楽しい3日間のレースが無事に終了しました。

このロードシーズンも残すは今週末のジェイラップロードレースのみ。出るかどうか迷っていたレースやったけど、この楽しかった週末に刺激を受けて、シーズンフィナーレとして出ることにしました。結果はともかく、一年のロードシリーズの締めくくりとして楽しんでガンバって走ってきます。

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