2015年9月21日月曜日

Pumphouse Cross

先週の土曜日は、我がシナジーレーシング主催のクロスイベント、Pumphouse Crossがありました。全てのカテゴリー合わせて220人ものレーサーが参加して、その上天気とロケーションにも恵まれて家族みんなで楽しめるとても大盛況なイベントとなりました。

僕たちチームのメンバーはレースはもちろんボランティアとしてのお手伝いも大事なお仕事。僕のお仕事は午前中のレースのコースマーシャルでした。応援する人とレースのバイクが交錯する大変なポジションを任されたけど、トライアスロンイベントでのマーシャルの経験のお陰で無事に任務を負えました。

マーシャルとして通行人をさばく傍ら、選手が前を通る時にはしっかり応援団としても頑張りました。頑張ったお陰でレースを終えた選手がみんな「応援ありがとう」ってニコニコ通り過ぎて行ってくれたのは嬉しかった。

午前中のボランティアの収穫は、いつも午前中に行われているせいで見たことが無かった女性部門のレースを初めて見学・応援出来たこと。

特にエドモントンでのクロスキャンプで仲良くなった11歳の女の子、イッシーが大きな大人の女性に紛れて頑張ってるのを応援出来たのは良かった。

これがその彼女。きっと逞しい素敵な女性になるんやろう。

この歳になって11歳の子のお友達が出来るとは思ってなかったけど、多分伯父さんみたいに思ってくれているんやろうか。成長が楽しみです。

ボランティアの後は午後に行われたエリートとエキスパートとレースを応援してから、3時になってようやく自分のレース。立ちっぱなしのボランティアはもちろん、なんやかんやと動き回ってるから既にクタクタ。

なのでいつものようにボチボチスタートして様子を見ながら、と頭では考えていたんやけど、いざレースが始まるとそれまでのレースの応援で興奮していたのか、思い切り突っ込んでしまってもうた・・・

ラップの初めはかなりテクニカルなコーナーが続くのでそこでどんどん前に出て、集団の中程くらいまで上がっていったんやけど、集団に付いていくためにラップの後半に幾つか続くパワーセクションで力を出し過ぎてもうた。

お陰で2周目に入った頃にはだんだん「ちょっと無理し過ぎちゃう?」って感じになってきて、その次の2周はもうヘロヘロになってしまってた。午前中からの疲れがどれだけ影響してたんか分からんけど、スタート直後のあのペースで走り続ける力はどのみち無かったやろう。

その間後続の選手にばんばん抜かれていって、「もうリタイアしようかな」ってずっと思ってたんやけど、コースのそこら中で「くにおがんばれー」って名前で応援してもらってたので(チーム主催のイベントやからね)逃げも隠れも出来へん。なんとかこのキツい時間を乗り越えて、残り2周へ。

(一番キツかった頃やけど、応援してもらえて喜んでる僕。楽しかったです。)
 
残り2周となったことで、なんとか最後の力を振り絞って走り切る気持が蘇ってきた。とりあえず目の前にいた選手を階段を登り切ったところでパス。その後前に走っていた選手を追いかけて、フィニッシュまでに全部で3人パスすることができた。

かなりキツかったレースやけど、周回遅れになることも無く、諦めずに最後まで力を出し切れたのは何よりもの収穫。出来れば最初のペースで走り切る力があれば良いんやけど、それはこの冬の宿題に。ボチボチいこう。

何はともあれシナジーレーシング主催のレースが大盛況で、みんな幸せそうに満足して帰ってくれたことが何より嬉しかったです。本当に良いチームに入れたと思います。

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