2015年5月19日火曜日

バク転プロジェクト(ビデオ)

せっかく久しぶりにブログを書くモードになっているので、ずっと書こうと思っていた、今年から始めた器械体操の進捗状況も書いておきます。後々自分の成長を振り返れるやろうし。

右も左も、それこそ上も下も分からない状態から始めた器械体操やけど、素敵なコーチ達のお陰でとても楽しく練習を続けています。大げさに言うと、30歳の時に真面目に走り始めたことに匹敵する運動に出会えたような気がしています。(最近はバイクばっかりでろくに走ってないけど・・・)

それなりに自身の付いてきた持久力とは違って、いかに柔軟性や瞬発力が衰えているかまざまざと気付かされ、それがこの数ヶ月で着実に取り戻せてきているのが分かるのが嬉しい。

始めて暫くして自分の体がどれだけ動くのかが分かってきてからは、始める前から密かな目標にしていたバク転が出来るようにと、コーチと相談して段階を踏んだ特訓に取り組んでいました。

とりあえず最初の数週間は、背中と肩の柔軟性のためのブリッジと、それらの瞬発力を高める運動から。この段階でのトレーニングだけでもかなり質の高いコアトレーニングになってました。

暫くしてからは後ろにジャンプする恐怖をなくすためにピットに万歳で飛び込む基礎練をひたすら繰り返しました。ここまでの練習では端から見ているとバク転の練習には見えない基礎練ばかり。でもこの地道な基礎練の成果はすぐに明らかに。

4月20日の練習から、ピットの上から後ろにジャンプして手を着く練習を開始。もちろんジャンプの勢いとピットからの高低差のお陰で、手を着いた後は体が後ろに引っ張られるので、この練習からちょっとだけバク転っぽい練習になってきた。

ちなみにこの日の練習でピットの側に有った金具に左足小指を痛打。幸い骨は折れてなかったんやけど、翌2日は歩かれへんくらい小指が腫れてた。結局まともに動けるようになるのに丸一週間かかってもうた・・・

その週は木曜日のドロップインのセッションにも参加して、その日ケビンというコーチの応援もあり、バク転未満の練習が随分バク転っぽくなってきた。

4月27日の練習もピットでの練習をひたすら続けてた。後ろに飛んで手を着いて、という一連の動作は随分自信を持って出来るようになってきた。ちゃんと手を着く瞬間も見えるようになってきたし。ただ手を着いた後の体の動きが中途半端。コーチにはスピードがないと注意される。手を着いた時に勢いを殺してしまっているみたい。なかなか難しい。

ちなみにこの週からニックが練習に合流。お互い30半ばのおっさん同士ということが分かり意気投合した。

飛躍的な成長を遂げたのはその翌日の火曜日のドロップインでのこと。なんとロンドンオリンピックにも出場したネイサンというコーチが手ほどきをしてくれた。この日初めてピットから出て、フロアに高低差のマットを作って練習。今までフワフワのピットの上のマットに手を着いていたのから一気に本物のバク転っぽい動きになってきた。

そんで翌週(5月4日)のセッションで相棒のニックに撮ってもらったビデオがこちら

それなりにバク転に見えるでしょ。自分でも「おぉっ、自分がこんな動きできるんかっ」ってかなり嬉しかったです。

ただスローで観るといっぱい治さないといけないところが明らかで、それをキチンと克服しないことには高低差のないマットや、それこそフロアでバク転をするのはまだまだ遠い・・・

このビデオから2週間改めて地道な練習を続けています。今学期のセッション中に完成するのは難しいかも知れんけど、また次のセッションが始まる秋学期まで地道に基礎練を続けます。

乞うご期待!

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