2015年5月26日火曜日

ロードレースシーズンも開幕

先週末エドモントンでVelocity Stage Raceがあり、今年のロードレースシーズンもいよいよ開幕しました。

シーズンといっても何度か書いている通り、6月には全くレースが無く、この次は7月のRMCCのステージレース。去年は酷い花粉症の症状のせいで全く良いところが無く終わったRMCCステージレースは、今年の最重要レースの一つ。それに向けてのテストの意味合いで参加したVelocityやったけど、なかなか良い出来で終われたと思う。

初日の土曜日は午前の個人タイムトライアルと午後のロードレース。

今年はTTバイクを持ち込んで挑んだ個人タイムトライアルやったけど全然ダメダメやった。半分を過ぎた辺りで30秒後から出発した後ろの選手に抜かれてしまい、そこから気持ちが切れてしまいダラダラ。それなりに頑張る筈やってんけど、まだまだや。まあこんなもん。

午後のロードレースの目標は、とりあえずは事故無く完走。そして残り5キロまでは先頭集団で走り続けて、後はその時の様子次第でゴールまでどうするかを考えるつもりでスタート。結果的には目標通り。残り5キロの辺りまでは、集団走行の感覚を取り戻すために前から20番目位を維持して走って様子見。

ただそれまでに意外と足を使っていたようでそこで売り切れ。急に足全体が猛烈に攣ってしまい動かれへん。残念ながら集団に混じって走るのはそこでおしまい。暫く軽く足を回しているとなんとか動くようになってきたので、残り数キロをもう一度レースペースにまで頑張ってあげて走って、先頭から2分少々遅れてゴール。まあ、これもこんなもんやろう。過剰な期待は禁物や。

そして、多少は期待しても良い日曜のクリットは、それなりに期待通りの走りが出来た。いつも通りやってくるスタート直後の「もう無理やで」という弱気な自分を払いのけ、先頭集団の後方で走り続け、一人一人脱落していくレーサーを追い抜きながら無理をせず少しずつ前へ前へ。

本気のダッシュで前へ出てみたらどうなるかも試してみたかったけど、今週末のレースはあくまでもテストなので無事にゴールすることが第一。結果的には一位の5秒遅れでフィニッシュしたそうな。これは満足のいく結果やと言っていいやろう。

出だしは悪くても終わりが良ければ気分の良いもんで、自分のクリットが終わったらさっさと帰るつもりでいたんやけど、せっかくの天気のいい週末やし、チームメイトのレースを観戦しながら残りの午後をピクニック気分で過ごしました。

Cat1/2のレースには久しぶりにベイリーが参戦。みんながスタートラインに並んでいるのに、後ろでフラフラと愛嬌を振りまく余裕。

それがレースが始まると
このように猛烈な走りを見せてくれるのが彼の凄いところ。

さらに今年のロードレースには、この冬のクラブレーサーのコーチをしてくれていたアンドリューも参戦。
数年のブランクがあるというのに、やっぱり個人タイムトライアルでの元ジュニアカナダチャンピオンの走りは圧巻。観客を楽しませるかのように何度も何度もアタックして、集団を引っ張っていく走りには本当に魅了されます。

ベイリーとアンドリューがコーナーを攻めていくなかなか珍しい一枚。
やっぱりCat1/2クラスでの走りは色々勉強になりました。残って観ていて良かった。

という訳で、今年初めてのエドモントン遠征は収穫の多い初レースになりました。今年もこの調子で楽しくレースが続けられるように頑張ります。

2 件のコメント:

  1. Way to GO!!
    ベイリーもこの間こっちでBikeFit受けた木下さんもそうだけど、Road Bike Racerって街でTシャツGパン姿だけみたら、こんなにすごいアスリートって全然分からないよね。

    7月の後半にまた小一週間カルガリー帰るので、楽しみにしてます。 HI

    返信削除
  2. いやいや、そう言われる岩渕さんもですけどね。何やら今年はとても調子が良さそうですね。凱旋レース楽しみにしています。

    返信削除