2015年7月14日火曜日

まだまだ

先週末のRMCCロードレースのクリットでは、まだまだ力不足を思い知らされる結果となりました。ポイントはおろかあわよくば勝ちにいくつもりで挑んだレースやったけど、またもや半分を過ぎた辺りで力つき、ドロップされ、残り4周あたりでラップアウト。

これで今年のロードレースでは、最初のヴェロシティーのクリットを除いて2戦続けてラップアウトしてしまったことになる。ミニキャンプ明けで疲れの残っていた前回のカナダデークリットはともかく、今回はしっかり体も休めて万全で挑んだだけに、悔しい。

ただまあ去年は花粉症のせいもあったと思うけど、スタート早々全く着いていけなかったことを考えると、半分だけでも先頭集団にくっ付いて走っていけたのは、多少の成長のあかしかな。

悔しい結果にはなったものの、今回のレースで明らかになったことが幾つかありました。悔しいだけで終わっては意味がないし、開き直ってしまっては成長しないので、こういう本気で挑んだレースの後は今後に向けてキチンと分析しないとね。

シーズンが一通り終わったらこれら分析のまとめをして、冬のトレーニングにつなげないとあかんけど、簡単にまとめるとパワー不足。

もう少し正確に言うと、上位の選手のパワーファイルと比べてみると(Stravaはこういった使い方も出来るので凄い便利)コーナーからの立ち上がりでかなり無駄にパワーを使ってしまっているようで、その無駄を30分のレース中続けていける力はないということのようや。

なんで無駄にパワーを使っているのかは色々理由があるけど、どうしようもない機材の性能の違いを別にすれば、集団での位置取りや加速のタイミングなんかが考えられる。

カナダデークリットのコースもそうやったけど、キャンモアのコースのようにコーナーリングの技術であまり差がつかないコースでは、ここら辺を上手くカバーしていかないと勝負にならん。

ただ逆に言えば、ヴェロシティーでもそうやったけど、次のボウネスのクリットのようにコーナーリングの技術がものを言うコースでは僕にもチャンスがあるかもしれん。

あと3週間でどれだけピークを高められるか分からんけど、今年のロードシーズンの集大成として頑張って挑んでみます。

で、いつものように自分のレースの後はチームメイトの応援団、と今回はコースマーシャルのボランティアとして貢献してきました。

Cat4のレースではエイデンが大活躍。

前半は集団の中で走っていたけど、残り数周になった所でアタックを決めてぶっちぎりで独走優勝。なんか文字通り日に日に強くなっていってる気がする。

CBTLで一緒に走っているジェイクとたたえ合うエイデン。ジェイクは翌日のロードレースで見事優勝。あどけなさの残る2人やけど、お互い切磋琢磨し合って成長していく姿はとても逞しく、将来が楽しみです。(なんか親戚のおじさんのような感じで応援してしまいます。)

その後ボランティアのコースマーシャルとして残りのレースを観戦してたんやけど、Cat1/2のレースではやっぱりアンドリューが見せてくれました。

いつものようにレースの中盤に集団から抜け出して独走態勢。このまま逃げ切るつもりやったかどうかはともかく、レースの間にあるポイント賞をとりにいく気やろう。(強者ぞろいのCat1/2で一瞬でこれだけの差をつけられる彼はやっぱり凄い。)

ただ今日はそんな彼に不運が襲って、ポイント賞をゲットした直後に単独クラッシュしてしまったらしい。でもそこからが圧巻。後続の集団と十分な差が着いていたこともあり、クラッシュから立ち上がった彼は追いついてきた集団にそのままくっ付いて、残りのレースを走り続けてた。

普通は転けたりしたら1周休んでからレースに復帰するもんなんやけど、彼はお構いなし。普通に集団の中に付いていくだけでも大変やのに、彼はその後も何度もアタックしてレースを引っ張っていってた。

その姿を見た近所のおじさんはアンドリューのにわかファンになって、見ず知らずのアンドリューを応援してくれてた。最終的には10番手くらいでフィニッシュしたようやけど、順位とは関係なくああいう見せる走りが出来る彼はやっぱり凄いなー。普段の彼はそんなアグレッシブな所は全くなく、ちょっとシャイなナイスガイなんやけどね。

何はともあれ、去年に引き続きRMCCレースは楽しかったです。残りのロードレースは来月初めのTour de Bowness。その前に今週末にTrack Provincial Championshipがあります。

生憎雨の予報でどうなるか分からんけど、今年のトラック本格参戦の集大成として頑張ってきます。

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