ラベル トラック の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル トラック の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年12月23日金曜日

2016年シーズンを振り返って

いらっしゃいませ。

ご無沙汰しております。いい加減年の瀬も迫り、2016年も残り一週間という所まで来てしまいました。で、実は今2017年に向けての秘密のプロジェクトの準備のためバンクーバーに来ています。

まあ、そのプロジェクトについては今は書けないですが、せっかくこうして日常を離れてボーッとする時間が出来たので、ずっと書こう書こうと思っていた2016年を振り返っての思い出を徒然なるままに書いてみようと思います。

前回の書き込みでは、2016年の前半戦の大イベントだったGhost of the Gravelについて書きましたが、その後のシーズンもハイライトが目白押しでした。

まずはカナダデーウィークエンド。去年からエドモントンで行われてるカナダデークリットには出るようになったけど、今年はカナダデーがちょうど金曜日にあたるという事で、続く土日にもレースが行われました。

去年はレース早々にドロップしてしまい完走出来なかったカナダデークリットは今年は無事完走。2戦目のPRWロードレースでは最後のアタックのタイミングを見誤りゴール直前にブローアップしてしまったけど、勝ちにいくレース展開を初めて経験。それらの前振りがあったお陰か、最終戦のRiverdale Critでは見事初優勝を飾る事ができました。

しかもこのレースの主催者はエドモントンのトラック仲間のコーナー。彼の初主催レースで僕の初優勝を飾れたのも何かの縁かな。

初優勝の記念品はそのコーナーが描いたというこの素敵な絵。一生記念にします。

この後もちょこちょこと色んなレースに出て、
久しぶりにトレイルランレースに出て年代別で2位になったりしたけど、

次のハイライトはやっぱりトラックレースのアルバータ選手権。特に去年死闘を繰り広げたライバルのダンとは今年も熱いバトルを楽しめました。

(初日のマッチスプリントでの駆け引き。マサさん撮影)

(マッチスプリントでは今年も僕が完勝しました。)

(初日のバトルの後のビールでのスプリント対決。これは負けた。)

で、2日目の1キロタイムトライアルでも勝ち、これを勝てば今年のマスターAチャンピオンになれるという最後の競輪で、
完敗。もっと早くに前に出ておくべきやったのに、タイミングを逸して逃げ切られてしまいました。これはめちゃくちゃ悔しかったです。

でも、2人の熱いバトルはみんな楽しんでくれていたようで、1位2位の表彰式ではこの日一番の拍手を頂く事が出来ました。友達と呼べるライバルがいて、全力での勝負を応援してくれる仲間がいるこの環境でレースが出来る事に本当に感謝しています。

その後は毎年恒例のTour de Bownessを初めてCat 4で走り、Cat4の厳しい洗礼を受け(まあ疲れてたというのはあるんやけど)、来シーズンへ向けての課題が見つかった所で今年のロードシーズンは終了。思えば今年もいっぱいレースにでたわ。

(ロードレースでドロップされた後の一人旅。気持ちの良い日で良かった。)

(長い時間がかかったけど、やっとこさCat4に昇格。Cat3にはさっさと上がれるように頑張ります。)

ちなみに、ちょうどその時期に行われていたUCI プロツアーのTour of Utha第一ステージで僕のコーチの一人Kris Dahlがスプリント勝負を制して見事優勝!

これは自分のレースじゃないけど、やっぱり今年のハイライトやろう。

Tour de Bownessが終わってからは休暇と日本での学会参加を兼ねて3週間程日本で過ごしました。その時の思い出は後々振り返って描く事にして、カルガリーに帰ってきてからのハイライトは、何と言っても9月末に行われたトラックサイクリングのカナダ選手権。

去年から真剣にトラックレースをするようになり、みんなに良い経験だからと薦められていたのを今年いよいよ初参加。周りの選手の層も分からず、とりあえず自分の実力を計るための体験学習的なものとして。

会場はオンタリオはミルトンにある屋内トラック。
世界大会も行われる国際基準のベロドロームです。

1周が250メートルしかないトラックのバンクは下から見るとまるで壁です。

僕は初日の1キロタイムトライアル、2日目のスプリント、チームパーシュート、スクラッチ、それと最終日の競輪と3000メートルパーシュートに登録しました。

1つ1つのレースの結果ははっきり言ってパッとしないものに終わりましたが、最初のキロでの絶望的な出だしから徐々にトラックでの感覚を掴んで来て、最終日の競輪とパーシュートではそれなりに納得のいく走りが出来たと思います。

競輪の予選では全然前に出る事が出来なかったけど、7位−12位決定ラウンドではダーニーが引っ込むと同時に前に飛び出して、途中で一人に抜かれてしまったけど2着を死守して完走。これは熱い走りが出来たと思う。

そしてプロビンシャルではブローアップしてしまい苦手意識がいっぱいのパーシュートでも、我慢の走りで自己記録を20秒以上更新する事ができました。まあ元の記録が悪かっただけ何やけど。

何にせよ、1つ1つのレースの内容はともかく、薦められたようにトラックレースを始めたこの初めの段階でこういう体験を出来た事は本当に良い事だったと思います。僅かにはある自分の良い所と沢山ある弱い所がはっきり分かったし、何よりマスターズクラスでもの凄い走りをする人を沢山見て思い切り刺激を受けてくる事ができたし。

この経験を糧に来年はもっと良い走りが出来るように、地道に頑張ります。

2016年のハイライト、まとめでした。

(スクラッチレースで走っている貴重な一枚。マサさん提供)

(ユベントスとシナジーの混合レースで走ったチームパーシュートで銅メダルを獲得。銀メダルだった同じアルバータチームと記念撮影)


2015年7月24日金曜日

Alberta Track Provincial Championship

もう随分前のような感じがするけど、先週末カルガリーのトラックでAlberta Track Provincial Championshipがありました。とても楽しいイベントやったのに、その後バタバタしていてブログに書くことが出来てなかった。という訳で、少し日が経ってしまったけど写真日記を付けておきたいと思います。

いつものように仲の良いカルガリージュニアの面々。でも今日ばかりはどことなく勝負を意識している感がバチバチと伝わってきました。

今年のエドモントン遠征で仲良くなったロンとその娘さんのミカ。
おどけて神妙そうな表情を作っているけど、娘との2ショットが結構嬉しそう。

その他にもエドモントンのトラック野郎達が沢山押し寄せてきました。

カナダデークリットも含めて何度も会っている面子なので、彼らの中に入っていて一緒に応援したり、とても楽しい2日間でした。本当に良い自転車仲間って感じ。ロードレースではあまりこういう交流が無いので、やっぱりトラック独特の文化かも知れん。

僕はパワー部門をメインに登録していたので、初日はフライング200とマッチスプリントだけ。一応スクラッチレースも混じって走ったけど、それはおまけ。

フライング200では自己新記録が出て、12秒67。なかなか13秒の壁が破れなかったけど、気合いの一発で一気にタイムを縮められた。まあコンディションがかなり良かったのもあるんやけど。

僕にとってこの週末一番のレースはマッチスプリントでした。3本の内2本先取が勝ちという、UCIルールに乗っ取ってのレースはかなり長丁場の戦いになりました。

予選はマサさんとの初めての一騎打ち。ただこの試合は1本目に僕のバイクシューズがペダルから外れてしまうというアクシデントがあって負け。2本目はその心理的影響が多少あったのか、アタックへの反応が一瞬遅れてしまい、付いて行けなくて負け。まあ、完敗でした。まだまだです。

次の試合はユベントスのダニエルと。彼とは初めて会ったけど、実は彼もマサさんと同様ロードではCat3を走っている強者。自分が上位カテゴリーのレーサーにどれだけ立ち向かえるかの良いテスト。

1本目は彼が先にアタックをかけて、僕がそれについて行きゴール直前で2人並んだんやけど、僅かの差で彼の勝ち。やっぱり強い。

2本目がどういうレース展開やったんかすっかり忘れてしまったんやけど、今度はなんとかかんとか鼻の差で僕が勝利。接戦になっても負けたくない根性が付いてきたような気がする。

ちなみに2本合わせて4周しか走ってないのに2人とも既にクタクタ。3本目に勝負が持ち越されたのは僕たちの他数組しか無かった。力が拮抗している証か。ここまで来たら相手が格上であろうと、全力で勝つ気で走らんと。

ここで少しだけ心理戦なんやけど、実は最後の1本に挑むスタート前にダンが「もうかなりクタクタやで」ってボヤイているのを僕は聞き逃さんかった。まあ、もちろん僕もクタクタなんやけど、「これは早い段階でアタックして差を付けてしまえば勝てるかも」と読めた。

クールに装ってゆっくりスタートして、残り1周に向かう直線に入った所で決死の猛アタック。
(この写真はイメージです。3本目は僕が前でアタックしたし。でも多分こんな感じでアタックしてたと思う。)

振り返ること無く猛烈に漕ぎ続け、裏のストレートに入ってから振り返ったら真後ろには付けられてないことは分かった。でも半周もあったらいつ追いつかれても不思議じゃないので、力を緩めること無く最後まで力を出し切ってフィニッシュ。勝った・・・

スプリントにはそれなりに自信が有ったけど、このレースで格上の相手に勝てたこと(しかも3本中2本)はかなり大きな自信に繋がりました。ロードレースでもこのスプリントが活かせるように、この冬のトレーニングをしっかり頑張ります。

レース後お互いの健闘を讃え合って記念撮影。フェアプレイで紳士的なレーサーでした。同じ歳なのでこれからも切磋琢磨していきたいです。

ちなみにこの週末はエドモントンのレーサーを一人家でホストしました。
左のコーナーがそのゲスト。右はロードレースで何度か会ってるオリバー。レースの後3人で夕飯を食べに行って、その足で家で暫しのリラックス。色々レース会場では話さないようなことを沢山話すことが出来て、とても楽しかったです。エドモントンとカルガリー、こういった交流がもっと深まれば良いなと思います。


2日目の僕のイベントはキロとケイリン。

キロは文字通り止まった状態から1キロを全力で走ってそのタイムを競うもの。今まで500メートルしか走ったことが無く、キロは初めて。だからどんなタイムが出ても自己新記録・・・

結果は1分19秒75。エアロ装備バッチリのエリート達は1分10秒〜13秒で走るので、決して速いタイムではない。でも、エアロ装備の全くない素のタイムとしてはまあ悪くないやろう。ちなみにダンは1分19秒53。僅かに届かず。

2日目のメインイベントはエリートグループの60周ポイントレース。
60周というと24キロ。この暑い日に水も飲まずに大変やろうに。

レース前にレールに並ぶエリート達。

そんなエリート集団の中でも、やっぱり別格のアンディーは魅せてくれました。
初めの幾つかのスプリントは後ろで様子を見てた彼やけど、10周を過ぎた辺りで涼しい顔をして一瞬のアタックで後続を振り切り、後は独走。エリート集団の猛者どもを400メートルトラックで4度周回遅れにするという、圧倒的な力を見せつけて圧勝。

僕がどう努力してもこんな走りが出来るようにはなれへんやろうけど、それでも彼のような走りを見るともの凄い刺激を受ける。身近に凄い人がいるということは、それだけでやっぱり素晴らしい環境なんやろうなと思います。

今日のケイリンは良い所無し。スタートでは一番後ろに付けて、ダーニーが引っ込んでからアタックといういつものパターンやってんけど、今までと違って後ろから捲って前に出られるほど甘い相手ではなかった。最後のバンクでは何とか横にまで並んだんやけど一歩及ばず。どうせ負けるんやったら先行アタックで逃げてみる方が良かったな。ちょっとだけ後悔・・・

でもまあ、何はともあれ楽しい週末でした。コーナーやダンという新しい仲間も出来たし、自分より格上とのレースやアンディーの圧巻の走りなど、何かこれまで以上にトラックレースに対して真剣に取り組んでみようという気持ちが強くなりました。

30代カテゴリーは僕を入れて3人しか登録していなかったので、僕もおまけに表彰台。

初めて頂いた自転車レースでのメダルです。パワー部門とエンデュランス部門とで二つ。

これを励みに残りのシーズンも一生懸命頑張ります。

2015年6月22日月曜日

Lino Bovo Track Meet: 初優勝

先週末は今年のエドモントン遠征第3弾、Lino Bovo Track Meetに参戦してきました。

で、書きたいことは山ほどあるんやけど、とりあえずタイトルにあるように、なんとグループBで総合優勝してきました。

まあ総合優勝自体は、参加者の中で全部のレースに出たのが僕だけやったということももちろんあるんやけど。ただ、それにしてもその全てのレースでコンスタントにポイントを取って、しかも日曜の2つのレースはぶっちぎりで勝ちを納めてきたので、大満足の結果です。

ちなみに前回の遠征の時は、カルガリーのトラックより小さなトラックということもあり、色々勝手が違って苦労したけど、2度目の今回は結構楽しむ余裕がありました。
カルガリーのトラックと違って周りが木に囲まれた美しいトラックです。横にはBMXのコースも併設されていて、丁度大きな大会が催されていて賑やかでした。

今回はカルガリーのCBTLのメンバーも沢山参加していたので、楽しい週末になりました。

土曜日一つ目のイベントは2000メートルのPursuit。まあ言わばタイムトライアルなんやけど、トラックの丁度反対側からも選手がスタートしてその選手と追いかけっこするというもの。でもやっぱり実質はタイムトライアルです。

先月カルガリーであったイベントでの3000メートルPursuitでは、初めの1キロで頑張りすぎて後半ヘロヘロになるという初歩的な失敗を犯していたので、今日は2000といえどペース配分に注意して。

その意識のお陰か、前半は反対側の選手と大体同じくらいのペースでラップを重ねてたけど、僕が1000を過ぎた辺りから加速し始めたのを機に大分差がついてきた。それに今回は最後のラップで全力を出し切る走りが出来たので上出来。結果は3分1秒で、グループの2番手でした。

長い一日になると思い、これをウォームアップ代わりに走ったのが丁度良かったかな。

自分の番が終わると、次までの長い休憩をカルガリーの仲間の写真撮影。
彼は日系なのかな?日本人なのかな?忘れたけど、唯一日本語で自転車のことを話せる貴重なお友達のマサさん。色々教えてもらっています。

丁度みんながトラックの中のベンチで一緒になっていたので記念に一枚。
もう一人トミーがいたんやけど、彼は丁度走ってた。一番左のお茶目なポーズをとっているのは実はエドモントンの選手なんやけど、とても面白い人。60歳を回っているおじさんやけど、元は世界選手権にも出場していたエリート選手で今でももの凄い速いです。

二つ目のイベントは、マッチスプリントの予選をかねたFlying 200。これはトラックを2周して加速して、最後の200メートルのタイムを競うというもの。パワーのある僕はこれは得意種目。出来れば先月のカルガリーでのタイムを超えたいもの。

マサさんとクレッグにこのトラックでのコースの取り方を教えてもらい、2周の助走でしっかり加速して、第2コーナーのバンクの一番上から裏のストレートに向けて振り下ろし猛加速。十分スピードの乗って第3コーナーに突入、までは思った通りにいけたんやけど、小さなトラックのコーナーのせいで遠心力が強く、そこからバイクが外側に流れてしまい、第4コーナに向かう辺りでは最短距離の黒の線の上から50センチくらいズレてしまってた。かなりのスピードで走っているのでラインを微調整することは出来ず、そのまま最後まで回ってしまうことに。

結果13秒14。前回のカルガリーでのタイムが13秒74やったから自己新記録。あのコーナーでのライン取りをもう少し上手く出来てたら12秒台突入やったかも。次回Track Provincialでの再チャレンジに期待します。

そして土曜日最後のイベントはスクラッチレース。今日は15周、5キロのレース。どちらかというと苦手な種目やけど、最後までしっかりグループにくっ付いて走って、最後のスプリントをもがき切るトレーニングとして挑みました。

先週は一週間しっかり体を休めて挑んだせいか、最後の1周まではまあ問題なく順調に過ごしてました。ただ最後の1周に入る直前にゲイルがアタックして、それに着いていこうと思ったら自分の加速が意外と凄過ぎて?自分が先頭で最後の周回に入ってしまうことに。スクラッチでここからアタックするのはちょっと早すぎるような気もしたけど、こうなったら一か八か全力で1周押さえ切ってやろうと最後の猛アタック。

ただまあ、そうは問屋が卸す訳も無く、ゴール直前で2人に抜かされてしまい3着でフィニッシュ。でもまあ、最後までもがき切るトレーニングとしては丁度良かったかもしれん。それに1着に入った女の子はこの秋にあるジュニア世界選手権にカナダ代表で出場する選手なので、ある意味あきらめもつくかな。

直後に降り始めた土砂降りのせいで、その後のAグループのスクラッチレースは中断。そのまま土曜日のイベントは終了になってしまいました。

少し早かったけど、丁度お腹も空いていたし帰りに少しドライブで足を延ばして、前回の遠征で食べ損ねたFive Guysで夕飯を食べに行ってきました。

最近マクドナルドが大変なようやけど、確かに僕もここ数年は行ってないかな。でもたまに無性にハンバーガーが食べたくなるときがあって、そんな時にファイブガイズは僕の気持ちを最高に満たしてくれます。美味かった。

食べ終わってもまだ6時過ぎ。いつものホステルにチェックインして荷物を下ろしてもまだ7時過ぎ。このまま手持ち無沙汰で時間を潰すのは勿体ないので、プログラムに書いてあった10時からみんなで10マイル走るというレース外イベントに参加することに。

幸い空は晴れて来て、太陽も出てきた。10時までにはトラックは乾くやろう。顔だけ洗ってベッドでゴロゴロ休憩しながら時間を潰して9時頃にトラックに向けて出発。

トラックに着いたらこんな感じで綺麗な夕焼けが。
 といっても、もう10時前なんやけどね。かなり北の方にあるエドモントン、しかもこの週末は丁度夏至ということもあり、それを祝うべく10時から10マイル走るという恒例行事なようです。

初めはちゃんと着いていけるか不安やったけど、自分が先頭の番にはきちんと40キロ近くまであげて2周引っ張っていけたし、10マイル最後の周のスプリントもレース本番ほどではないけど、それなりに頑張れた。

来月からのロードシーズン本格開幕に向けて、最後のトレーニングブロックで追い込みをかけるタイミング。しっかり足に刺激を入れられる丁度いい機会でした。

走り終わった後の記念撮影。カルガリーから一人参加した僕にみんなえらく喜んでくれました。

そんな感じで1日目は終了しました。

2日目は朝9時に一つ目のイベントがスタート。8時過ぎにトラックに行くと、前回の遠征で親しくなったデイブがクラブハウスで「邦夫、コーヒー飲むか?」っておもむろに
エスプレッソをサービスしてくれました。しかもユベントスのチームカップで。なんか凄い歓迎されてる感じでめちゃくちゃ嬉しかったです。(多分今日はこのお陰で頑張れたんやと思う。)

一つ目のイベントの500メートルのタイムトライアルはかなり頑張ったんやけど、風のせいで平凡なタイム。みんな苦しんだようで、エリートのAグループでも一人も40秒を切れなかったそう。まあ屋外トラックはこういうこともあるわな。

次は待ちに待ったマッチスプリント。これは2人が2周走りどちらが先にゴールするかを競う凄く単純な種目。でもその中に様々な駆け引きがあり、かなり奥が深い。

今までカルガリーではこの種目をやったことがないので、実は僕は今日が初めて。ただパワー優位の種目なのでかなり楽しみにしていました。

一試合目(準決勝)はロンと対戦。彼も60を超えるおじさんやけど、舐められない足の持ち主。ただ短距離決戦では僕に分があるかと。

クジで先頭をひくことになった彼は巧みに揺さぶりをかけて僕を前に出そうとするんやけど、そうくるやろうとよんでた僕はギリギリで持ちこたえてた。そして1周目が終わりに差し掛かろうとした第4コーナーのバンクの一番上で、彼が僕から目をそらした一瞬の隙をついて一気にアタック。ホームストレートでがむしゃらに加速して、第1第2コーナーを回り切った時に振り返ったら少しギャップが出来てることが分かった。後はもう振り返ること無く走り切るのみ。

なんとか逃げ切ることが出来て、初のマッチスプリント、しかもロンとの決戦を制することができた。戦術に長けた彼との対戦やったので余計に深みがあり、想像していた以上に面白かった。それと僕は意外とこういう心理戦好きやということも分かった。

それに比べると次の決勝戦は余裕やった。一応ロードではCat4で走っている人が対戦相手やってんけど(ちなみに僕は未だにCat5・・・)、ちょこざいな戦略も何も無く、ぶっちぎりで勝ってきました。これで見事マッチスプリントは1位。

それに続いてはポイントレース。これも僕はあまり得意じゃないイベントやけど、長めのトレーニングという位置づけであまり順位は気にすること無くスタート。

予想通り長いレースにはめっぽう強いロンが序盤のスプリントを制し続けて1位。僕は序盤は2番手か3番手くらいでスプリントをこなしてたんやけど、最後のスプリントだけは猛ダッシュを決めて一着でゴール。疲れた足でも最後にもがき切る丁度良い練習。なんやかんやとポイントを取っていたみたいで総合でも2位でこのレースを終えることが出来ました。

このレースをみていたデイブに「あの我慢の走りで最後にスプリントを決めるのはなかなか賢い良いレース運びだよ」って褒めてもらえたのは嬉しかった。失敗したり上手くいったり色々あるけど、こういう風にレースで色々新しいことを試せるのはトラックならではの面白さやね。

いよいよ最後のイベントは僕の大好きなケイリン。前回の遠征では見事勝っているので、今日もそれに続きたいところ。

クジの結果で僕がバイクの真後ろに付かないといけない筈やったのに、スタートするや否やみんなが前に出て、僕は一番最後尾に。図らずも訪れた必勝パターンにほくそ笑みながらラスト2周までピッタリ後ろにくっ付いて、次の裏ストレートでバイクが掃けたらみんなが一斉に加速。ただ絶好調の今日の僕は余裕で付いていき、第3第4コーナーのバンクを大外で回り切って表のストレートに出てから一気に加速。一瞬で振り切ることができた。そのままぶっちぎりでゴールして見事一着。エドモントンでのケイリン2連勝。

やっぱり最後のレースで勝って終わるともの凄く気持ちが良いね。カルガリーから来た仲間にもめっちゃ褒めてもらえたし。トミーにはそろそろBグループは卒業やなって言われてもうた。Aグループではこんな気持ちの良いレースをすることはきっと当分ないと思うけど、さらに成長するためには何れ挑まないとあかんのやろうなー。

何はともあれ、前回以上に楽しめたエドモントン遠征第3弾でした。
最後にCTBLから参戦したみんなで記念撮影。

僕の総合優勝の表彰式の写真はマサさんに撮ってもらっているので、頂けたらまたアップします。

先週に引き続きえらい長い投稿になってしもうた。懲りずに最後まで読んでくださった方がおられましたら、大変有り難うございました。

今週末はレースはお休み。しっかり走り込んで7月に向けて頑張ります。

お休みなさい。

2015年6月12日金曜日

初めてのPrize Cheque

4月の終わりからスタートしたCBTLの春シリーズは先週で終わり、昨日から夏シリーズに入りました。

そしてシリーズ初戦に先駆けて春シリーズの表彰式があり、見事Bブループ総合2位で表彰されました。2ポイント差の接戦を制して見事1位に輝いたのは、以前ブログで紹介したエイデン。実質2ポイント差以上の実力の差は見せつけられていたので、あっぱれな結果です。


去年トラックレースを始めた時にはこんなこと想像もできなかったので、すごく嬉しかったです。今年のシーズン開幕の時に書いたように、今の自分の強みをしっかり発揮出来るように戦略を立て、コンスタントにポイントを取りにいくように頑張った甲斐がありました。

少しずつでも確実に成長しているのが見えるのはとても励みになるし、同時にまだまだもっと頑張らないといけないところも沢山見えてきます。10代のライバル達の成長に負けないように頑張ります。

その後のレースは、覚悟していた前日のハードトレーニングの疲れも全くなく、夏シリーズ開幕から沢山ポイントゲットしてきました。ちなみにエイデンはBグループを卒業してAグループに移ったので、このシリーズは頑張って総合1位を目指します。

Win&Outでは例のスキー選手のライアンには太刀打ち出来へんかったけど、次の周はゲットして2位。アバランチでは3つあるスプリントのポイントの低い最初の二つはスルーして、一番ポイントの多い最後のスプリントをゲットして1位。これは戦略勝ち。それとレース終盤の疲れた足でも思い切りスプリント出来るようになるための練習。

この日一番面白かったのが、最後のレースのUnknown Distance。これは事前に何周走るかを知らされずにスタートして、最後の1周にベルが鳴らされて初めて残り1周やと分かるというもの。

前に走ったAグループが7周走ったので、僕らは3、4周は走るやろうと思ってスタート直後に飛び出した2人を放っておいていたら、何と1周目が終わろうという時になってラスト1周のベルがなってる。やばい、100メートルくらい差が開いてる。

そこからホームストレートで飛び出してして猛烈にアタックして、裏ストレートに入った頃には50メートルくらいの差に縮められた。ちなみに僕の後ろには誰も付いてきてなかった。嬉しかったのが、多分僕の猛烈な追い上げに気付いた他のグループの選手達や観に来ていた観客達が大声で応援してくれているのが裏ストレートにいた僕にも聞こえてきたこと。

その後も最後までがむしゃらに追い上げて、後10メートル程で追いつくかというところでフィニッシュ。残念ながら追いつくことは出来へんかったけど、レースの後にはみんなに「凄い追い上げやったね」っていっぱい褒めてもらえたし、前を走っていたうちの一人には「どうやって追いついてきたん??」ってビックリされました。

最後の最後まで頑張ったのはお互いに取って良いトレーニングになったと思うので、ああいうビックリはウェルカムです。

そんなこんなで、初めての表彰台に続いて、夏シリーズも快調にスタート出来て最高のレースナイトでした。

夕食の後は、初めて頂いた賞金の小切手を肴に残っていたビールで乾杯。

この調子でこれからも引き続き頑張ります。

2015年6月8日月曜日

エドモントン遠征 第二弾

先週末はエドモントンで行われるトラックレースイベントに参加してきました。去年からカルガリーのトラックでは木曜日のレースを始め沢山レースを重ねて来たけど、今回は初めての他流試合。知らないトラックで知らない人とレースをするのは楽しみでした。

土曜日はERTC(Edmonton Road and Track Club)主催のイベント。その名も“Puttin' The T in ERTC”。日曜日はPRW (Pedalhead Road Works)主催の“Track Carnival”。エドモントンでもカルガリーと同様に、トラックレースは日本の草野球を彷彿させるような和気あいあいとした雰囲気で、はるばるカルガリーから来た僕を暖かく迎えてくれました。

元々経験を積むためのトレーニングレースとしての位置づけだったので、順位などは気にせず2日間しっかりレースペースで走り込む気持ちで挑みました。

これはAグループのスクラッチレースの様子。右端に写っているのが同じくカルガリーから参戦のトミー。今年57歳になる彼はめちゃくちゃ速くて、まだまだ足元にも及びません。

初日のレースは例によってスクラッチからスタート。さしずめウォーミングアップというところかな。そして、エリミネーション、ハンディキャップ、ポイントレースと続いて、最後はケイリン。

ハンディキャップというのは、選手がそれまでの種目の成績によってトラック1周バラバラに配置され、そこから一斉にスタートして5周プラスαの速さを競うというもの。一番早い選手はフィニッシュラインのちょっと前からスタートで実質6周。一番遅い人はフィニッシュラインのちょっと後ろからスタートで実質5周。僕は初めてする種目やったけどなかなか面白かった。

それまでの種目では(それなりに頑張ってたんやけど)ごく平凡な成績やったので、フィニッシュラインから50メートル程後ろからのスタート。それでも最終周に入る頃には速い選手が猛烈なスピードで追い越していったのでたまげた。やっぱり凄い選手はここにも沢山いてはるわ。

練習レースだからといって別に遠慮して走っていた訳じゃなく、単純に速い選手にしっかりもまれにもまれて、ポイントレースまでは特に目を見張る結果は出せなかったものの、最後のケイリンだけは実はこっそり勝つ気で挑みました。

カルガリーでのレースの経験から、今のところ僕は比較的持久力に難がありスプリントには結構分があることは把握してたので、今日のこれまでの結果を見てもいけそう。

スタートでの位置取りによってどういう作戦でいくかは変わってくるんやけど、運良くスタート直後では最後から2番目の好位置につけた。こうなったら先週のBikeshevikでの作戦でいくことに決めた。

ひっそり後ろに付けて周回を重ねて、残り2周というところで先頭のダーニーが引っ込んだ辺りから思いっきりバンクを駆け上がり、裏のストレートに向けて猛烈に加速していったらアタックが決まった。ただ例によって問題はエドモントンの速い選手達をあれくらいのギャップで封じ込められるかということ。でも考えても仕方が無いので無我夢中で走り切ったらなんとか逃げ切れたみたい。見事ケイリンは一位!

何はともあれ最後の得意種目でしっかり力を出せたのは嬉しかった。周りの選手にも沢山褒めてもらえたし。

一日目はこんな感じでした。

2日目もやっぱりスクラッチで始まったけど、次はAntioquenaという聞き慣れない種目。これは初めの10周をpoint a lapとして走り、次の5周はエリミネーション、そして最後の5周をスクラッチレースで締めくくるという、何とも過酷な競技。

20周も持久力が保たないことは初めから分かっていたので、僕は最初の10周を全力で走り切るつもりでスタート。それで5周分くらいポイントを取ったらエリミネーションの初っぱなで力つきてアウト。まあこれはこんなもん。でもなかなか面白いレースやし、良いトレーニングになると思う。

後はまたハンディキャップ、そしてフライングラップ、最後にまたスクラッチと、レース2日目の疲れた体には過酷なレースが続いていきました。

初の他流試合の経験はとても良いものでした。新しい仲間も出来たし、沢山刺激をもらってくることが出来ました。親しくなった61歳のロンは元々かなりハイレベルな選手やったそうやけど、それでもあの歳であの速さ。目標になる人がまた一人増えました。まだまだ成長していけそうな自分が楽しみです。

エドモントンからのドライブももはや通い慣れたもので、2時間半程ポッドキャストを聞きながら過して、無事に5時過ぎに帰宅。

元気があったので、久しぶりに車の中を掃除したり庭の草むしりなんかをしていると、裏でバーベキューをしていた大家さんに声をかけてもらい、夕飯をオヨバレしました。いつもの作り置きのミートソースで済ますつもりが
なんとこんな豪勢な夕飯になりました。なんと言う幸せ。

いつもながら優しい大家さんに恵まれたと感謝感謝です。

お陰で昨日は気持ちよく眠りにつきました。

今日も早くに寝ます。お休みなさい。

2015年5月10日日曜日

Kivehsekib Karnival 新しい出会い

なんて読むんかよく分からんねんけど、今週末は僕のチーム・シナジーレーシング主催のトラックレースイベントでした。

先週木曜日のレースではものすごく調子が良くて、スクラッチで2着、シャリオットではなんと1着でゴールできた。前にも書いたけど、今年のBグループは育ち盛りで元気爆発のジュニアがたくさん入ってきているので、去年よりレベルはかなり高い。その中でも自分の強さを活かしてポイントを取りに行けるようになってきているのは嬉しい。

で、この週末のイベントはUCIのオムニウムイベントのミニチュア版で、二日に分けて6つのイベントを行い、それぞれのイベントでのポイントを合計して総合勝者が決まるというもの。様々な要素での強さが測られるので、シーズンのはじめにこんなイベントで力試しができるのはまたとない機会。

いつものようにレースの感想なんかを書こうかなんて思いながら今日のブログを書き始めたけど、なんかダラダラ長くなりそうなのでやめておきます。

そんなことより嬉しいのが、今年になってそのジュニアの子達となんか仲良くなれてきた気がする。去年まではたぶん知らんおっさんみたいな感じやったと思うんやけど、シナジーレーシングのジュニアの子達がちょこちょこ声をかけてきてくれ始めた。

そのうちの一人のエイデンという男の子は物凄く強い子なんやけど、先週木曜のスクラッチで彼が1着で僕が僅差で2着。そのお返しにシャリオットで彼をぶっちぎって1着になった時には「You did great, sir」ってSirまでつけて讃えてくれやった。たぶん彼からしたらかなり年上のおっさんやからと思うけど・・・まあ鼻であしらわれるよりは嬉しい。

ちなみに彼はまだ15歳やというんやから恐ろしい。見た目はティーン特有の目つきの鋭さというか生意気さが隠されへんねんけど、レース後の声かけやらレース中の周りを見る気配り、自転車を降りてからの態度、話し方ととても素晴らしい。立派な男性になりやるやろう。僕の15の時がどんなやったかと思い出すとちょっと恥ずかしい。


その彼はBグループでのこの週末の総合優勝。みんなたくましいです。将来が楽しみです。

そして、新しい出会いといえば、先週
 こんなジャージをトラックで発見。これはカルガリーの自転車界では有名なスパンデックスパンダのキャラクターで、ミーハーな僕はフェイスブックではお友達になってもらってたんやけど、「中の人」が誰なんかは謎やってん。

で、ジャージの主に恐る恐る声をかけてみると、なんとその彼が中の人やった。とても茶目っ気のあるひとで「内緒やで」とか言ってたけど、明らかにみんな知ってるぽかった。

そんな彼と今日のレースの後にまた会えたので折角なので記念に一枚。

自転車乗りにはめちゃくちゃ気さくですぐに親しくなれる人と、気難しくて話しづらい人のどちらかしかおらんのかというのが僕の印象なんやけど、彼は思いっきり前者の人。

自転車を通じてこうやって交流の輪が広がって行くのは嬉しい。そう考えたらある意味フェイスブックのおかげかも知れんな。遅ればせながらも始めてよかった。

来週からもしっかり頑張ります。

おやすみなさい。